登山靴といえば「ソールが分厚くしっかりとしている」「ミドルカットやハイカットで足首を守ってくれる」といったイメージを持っている方が多いかと思います。
確かに急峻な山岳地を長距離に渡って歩く際には、歩行時の衝撃や岩への衝突によるダメージを防ぐために、しっかりとしたシューズを履く方が良いこともあります。でも、身近な低山を気軽に歩くにはちょっとオーバースペックだと感じている方も多いのではないでしょうか?
登山靴といえば「ソールが分厚くしっかりとしている」「ミドルカットやハイカットで足首を守ってくれる」といったイメージを持っている方が多いかと思います。
確かに急峻な山岳地を長距離に渡って歩く際には、歩行時の衝撃や岩への衝突によるダメージを防ぐために、しっかりとしたシューズを履く方が良いこともあります。でも、身近な低山を気軽に歩くにはちょっとオーバースペックだと感じている方も多いのではないでしょうか?
「若草がなびく平原」や「落ち葉降り積もる森」、「暖かな木道」の感触。もっと気軽な靴で、大地の多様性を足裏に感じながら歩くことができたならば、山は今よりずっと楽しくなるとYAMAPでは考え、「Barefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)」に依頼して、素足感覚のトレッキングシューズ「V-トレック」の別注モデルを作りました。
「ベアフットインク」は、世界屈指の品質を誇るイタリアのソールメーカーVibram社が開発した5本指シューズを取り扱う企業。そのシューズの特徴は、足指を自由に動かせ、足の自然な動きを可能にすることです。2006年にファーストモデルを発売して以来、世界中のアスリートや足の悩みを抱える方などに幅広く愛用されています。
「YAMAP別注 V-トレック」の特徴は大きくふたつ。ひとつ目は、大地を感じられる厚さ4mmの極薄ソールです。
手でグニャッと曲げると、つま先と踵がくっついてしまうほどの柔らかさに驚かれる方も多いと思います。従来の登山靴の概念からはかけ離れたもの。
しかし、この薄さのおかげで、大地の細かな起伏を感じられ、 山歩きが、より楽しいものになるのです。
薄いながらも使われている素材は、本格的な登山靴にも多く使われるVibram(ヴィブラム)社の「メガグリップソール」。足裏に配されたグリップパターンと、大地の凹凸にフィットする柔らかさが相まって、滑りやすい岩肌などを歩く際にも、しっかりとグリップが効きます。
そして、ふたつ目の特徴が、一目でわかる5本指のフォルム。一般的な登山靴は、しっかりしたボディと分厚いソールの中に足を収めているため、足指の自由が効きにくく、歩く際にも、足指の機能が制限されてしまいます。
一方で手袋は、5本の指に別れた形状をしており、私たちは手袋を装着しても指の機能性を損なうことなく、様々なものを掴んだり、操作したりすることができます。
「YAMAP別注 V-トレック」は、いわば手袋のような靴。足指を自由に動かせるため、しっかりと大地を掴むように歩くことができるのです。
薄いソールを通して伝わる多様な大地の表情を感じながら、5本指でしっかりと大地を掴み歩く感覚は、きっと癖になります。
「大地を感じるほど薄いソール」と「5本指が自由に動かせる形状」がもたらすのは、限りなく「裸足」に近い歩行感覚。
人類の歴史から考えると、靴が登場したのはつい最近。それまで人類は、裸足でこの大地を歩いてきました。また、日本人は最近まで下駄やワラジなど、かかとが高くないフットウェアを用いてきたのです。
つまり私たち人類の歩行は本来、裸足で歩くことを想定した動作になっているということ。「YAMAP別注 V-トレック」は、履き続けることで裸足で歩いていた頃の歩き方を身体に思い出させ、より負担の少ない歩行姿勢を私たちに取り戻させてくれます。
また、足裏で起伏を感じることは「楽しさ」だけではなく「安定」にもつながります。細やかな凹凸を敏感に感じるため、足はおのずと不安定な足場を避け、安定した足捌きをするように。また、転びそうになっても、バランスを崩す予兆を足裏が素早く察知し体が反応することで、捻挫や転倒を防ぐようになるのです。
アッパーに使われているのは、ウールと化繊の混合生地。抗菌防臭性と速乾性を併せ持ち、快適な履き心地を実現します。
また、メンテナンスが楽なのも嬉しいポイント。洗濯機(冷水)を使い、一般的な衣服用洗剤で丸洗いすることができます(脱水をかける場合は、30秒程度にとどめ、以後は自然乾燥させてください)。
山での使用はもとより、街でもコーディネートしやすいブラウンカラーに仕上げました。「この靴を履いて街を歩くのは勇気が必要そう…」と不安に思われた方はご心配なく。意外と合うんです。
また靴紐には捻りを加えています。紐に凹凸を作ることで、摩擦を高めて解けにくくするための工夫です。
とはいえ、この靴には欠点もあります。それは、ソールが薄く、アッパーは水を通してしまうため冬の山歩きには向かないこと。凍傷のリスクなどもあるため、冬山での使用は控えましょう。
また、履き初めは今まで使っていなかった筋肉や筋を使うため、一時的に腰や膝の痛み・違和感を感じる場合があります。トレーニングを重ねるごとに痛み・違和感は感じなくなりますが、続く場合は、使用を中止し、医師の診断を受けてください。
加えて、履き慣らしていない状況で、岩稜帯が続くアルプスや長距離の縦走に使うのも避けておいた方が無難です。今まで履いていた靴とは歩行感覚が大きく異なるため、身近な山から徐々に慣らして、自分の足と相談しながら山のレベルを上げていくようにしましょう。
「YAMAP別注 V-トレック」を履いた際に使う筋肉は、通常のシューズのそれとは大きく異なります。そのため、足本来の機能を十分に活かすために、しっかりと慣らし歩行を行うようにしましょう。
【1~2週目】短い時間から徐々に足を慣らす
始めは今まで使っていなかった筋肉を使うため、足への負担が大きくなります。日常生活の中で、短時間使うことから徐々に足を慣らしていくようにしてください。
【3~4週目】1日おきに運動に取り入れる
まだ足が十分に慣れていないため、1日おきに短い運動に取り入れるようにしましょう。その日の運動時間のおおよそ10%を目安に使うように意識してください。
【5~12週目】徐々に時間を増やしていく
1日おきに運動に取り入れるサイクルを守りながら、徐々に使用時間を増やしていきます。使用時間の増加は、前週の10%以内に抑えるようにしてください。
【13週以降】足と相談しながら登山へ
自分の足の状況と相談しながら、徐々に山で使い始めましょう。最初から長距離の山行に用いるのではなく、まずは軽めのハイキングから。足と相談しながら歩く距離を伸ばしていきましょう。
下記の方法で、自分の足の大きさを測定し、合うサイズを選んでください。
1.裸足になって、かかとから一番長い指先までの長さを測ります。
2.測定した長さを参考に、下記表から推奨サイズを選んでください。
測定サイズ(㎝) | EUサイズ |
24.5~25.1 | M40 |
25.2~25.7 | M41 |
25.8~26.3 | M42 |
26.4~26.9 | M43 |
27.0~27.5 | M44 |
測定サイズ(㎝) | EUサイズ |
21.9~22.6 | W37 |
22.7~23.2 | W38 |
23.3~23.8 | W39 |
23.9~24.4 | W40 |
※ご試着の際は、必ず5本指ソックスを着用の上でシューズをご着用ください。YAMAP STOREのおすすめ5本指ソックスはこちらからご覧いただけます。
※足の形状によっては、上記表のサイズが合わない場合がございます。商品到着後、10日以内は返品を受け付けていますので、サイズが合わない場合は「ご利用ガイド・返品について」をご確認の上でご返品いただき、ご希望のサイズを再度ご購入ください。
みずからも「YAMAP 別注 V-トレック」を愛用して数々の山に登るYAMAP CEOの春山が、Barefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)CEOのジェイソン・ウィリアムさんと対談。「YAMAP 別注 V-トレック」の魅力を語ります。ぜひ合わせてご覧ください。
ブランド | Vibram Five Fingers(ヴィブラム ファイブフィンガーズ) |
名称 | YAMAP別注V-トレック |
素材 | アッパー / ウール50% シンセティック50% |
重量 | Mens 43 約185g |
サイズ | M40 |
カラー | BROWN/BLACK(ブラウン) |
備考 | ・洗濯機使用可能 |
登山靴といえば「ソールが分厚くしっかりとしている」「ミドルカットやハイカットで足首を守ってくれる」といったイメージを持っている方が多いかと思います。
確かに急峻な山岳地を長距離に渡って歩く際には、歩行時の衝撃や岩への衝突によるダメージを防ぐために、しっかりとしたシューズを履く方が良いこともあります。でも、身近な低山を気軽に歩くにはちょっとオーバースペックだと感じている方も多いのではないでしょうか?
「若草がなびく平原」や「落ち葉降り積もる森」、「暖かな木道」の感触。もっと気軽な靴で、大地の多様性を足裏に感じながら歩くことができたならば、山は今よりずっと楽しくなるとYAMAPでは考え、「Barefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)」に依頼して、素足感覚のトレッキングシューズ「V-トレック」の別注モデルを作りました。
「ベアフットインク」は、世界屈指の品質を誇るイタリアのソールメーカーVibram社が開発した5本指シューズを取り扱う企業。そのシューズの特徴は、足指を自由に動かせ、足の自然な動きを可能にすることです。2006年にファーストモデルを発売して以来、世界中のアスリートや足の悩みを抱える方などに幅広く愛用されています。
「YAMAP別注 V-トレック」の特徴は大きくふたつ。ひとつ目は、大地を感じられる厚さ4mmの極薄ソールです。
手でグニャッと曲げると、つま先と踵がくっついてしまうほどの柔らかさに驚かれる方も多いと思います。従来の登山靴の概念からはかけ離れたもの。
しかし、この薄さのおかげで、大地の細かな起伏を感じられ、 山歩きが、より楽しいものになるのです。
薄いながらも使われている素材は、本格的な登山靴にも多く使われるVibram(ヴィブラム)社の「メガグリップソール」。足裏に配されたグリップパターンと、大地の凹凸にフィットする柔らかさが相まって、滑りやすい岩肌などを歩く際にも、しっかりとグリップが効きます。
そして、ふたつ目の特徴が、一目でわかる5本指のフォルム。一般的な登山靴は、しっかりしたボディと分厚いソールの中に足を収めているため、足指の自由が効きにくく、歩く際にも、足指の機能が制限されてしまいます。
一方で手袋は、5本の指に別れた形状をしており、私たちは手袋を装着しても指の機能性を損なうことなく、様々なものを掴んだり、操作したりすることができます。
「YAMAP別注 V-トレック」は、いわば手袋のような靴。足指を自由に動かせるため、しっかりと大地を掴むように歩くことができるのです。
薄いソールを通して伝わる多様な大地の表情を感じながら、5本指でしっかりと大地を掴み歩く感覚は、きっと癖になります。
「大地を感じるほど薄いソール」と「5本指が自由に動かせる形状」がもたらすのは、限りなく「裸足」に近い歩行感覚。
人類の歴史から考えると、靴が登場したのはつい最近。それまで人類は、裸足でこの大地を歩いてきました。また、日本人は最近まで下駄やワラジなど、かかとが高くないフットウェアを用いてきたのです。
つまり私たち人類の歩行は本来、裸足で歩くことを想定した動作になっているということ。「YAMAP別注 V-トレック」は、履き続けることで裸足で歩いていた頃の歩き方を身体に思い出させ、より負担の少ない歩行姿勢を私たちに取り戻させてくれます。
また、足裏で起伏を感じることは「楽しさ」だけではなく「安定」にもつながります。細やかな凹凸を敏感に感じるため、足はおのずと不安定な足場を避け、安定した足捌きをするように。また、転びそうになっても、バランスを崩す予兆を足裏が素早く察知し体が反応することで、捻挫や転倒を防ぐようになるのです。
アッパーに使われているのは、ウールと化繊の混合生地。抗菌防臭性と速乾性を併せ持ち、快適な履き心地を実現します。
また、メンテナンスが楽なのも嬉しいポイント。洗濯機(冷水)を使い、一般的な衣服用洗剤で丸洗いすることができます(脱水をかける場合は、30秒程度にとどめ、以後は自然乾燥させてください)。
山での使用はもとより、街でもコーディネートしやすいブラウンカラーに仕上げました。「この靴を履いて街を歩くのは勇気が必要そう…」と不安に思われた方はご心配なく。意外と合うんです。
また靴紐には捻りを加えています。紐に凹凸を作ることで、摩擦を高めて解けにくくするための工夫です。
とはいえ、この靴には欠点もあります。それは、ソールが薄く、アッパーは水を通してしまうため冬の山歩きには向かないこと。凍傷のリスクなどもあるため、冬山での使用は控えましょう。
また、履き初めは今まで使っていなかった筋肉や筋を使うため、一時的に腰や膝の痛み・違和感を感じる場合があります。トレーニングを重ねるごとに痛み・違和感は感じなくなりますが、続く場合は、使用を中止し、医師の診断を受けてください。
加えて、履き慣らしていない状況で、岩稜帯が続くアルプスや長距離の縦走に使うのも避けておいた方が無難です。今まで履いていた靴とは歩行感覚が大きく異なるため、身近な山から徐々に慣らして、自分の足と相談しながら山のレベルを上げていくようにしましょう。
「YAMAP別注 V-トレック」を履いた際に使う筋肉は、通常のシューズのそれとは大きく異なります。そのため、足本来の機能を十分に活かすために、しっかりと慣らし歩行を行うようにしましょう。
【1~2週目】短い時間から徐々に足を慣らす
始めは今まで使っていなかった筋肉を使うため、足への負担が大きくなります。日常生活の中で、短時間使うことから徐々に足を慣らしていくようにしてください。
【3~4週目】1日おきに運動に取り入れる
まだ足が十分に慣れていないため、1日おきに短い運動に取り入れるようにしましょう。その日の運動時間のおおよそ10%を目安に使うように意識してください。
【5~12週目】徐々に時間を増やしていく
1日おきに運動に取り入れるサイクルを守りながら、徐々に使用時間を増やしていきます。使用時間の増加は、前週の10%以内に抑えるようにしてください。
【13週以降】足と相談しながら登山へ
自分の足の状況と相談しながら、徐々に山で使い始めましょう。最初から長距離の山行に用いるのではなく、まずは軽めのハイキングから。足と相談しながら歩く距離を伸ばしていきましょう。
下記の方法で、自分の足の大きさを測定し、合うサイズを選んでください。
1.裸足になって、かかとから一番長い指先までの長さを測ります。
2.測定した長さを参考に、下記表から推奨サイズを選んでください。
測定サイズ(㎝) | EUサイズ |
24.5~25.1 | M40 |
25.2~25.7 | M41 |
25.8~26.3 | M42 |
26.4~26.9 | M43 |
27.0~27.5 | M44 |
測定サイズ(㎝) | EUサイズ |
21.9~22.6 | W37 |
22.7~23.2 | W38 |
23.3~23.8 | W39 |
23.9~24.4 | W40 |
※ご試着の際は、必ず5本指ソックスを着用の上でシューズをご着用ください。YAMAP STOREのおすすめ5本指ソックスはこちらからご覧いただけます。
※足の形状によっては、上記表のサイズが合わない場合がございます。商品到着後、10日以内は返品を受け付けていますので、サイズが合わない場合は「ご利用ガイド・返品について」をご確認の上でご返品いただき、ご希望のサイズを再度ご購入ください。
みずからも「YAMAP 別注 V-トレック」を愛用して数々の山に登るYAMAP CEOの春山が、Barefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)CEOのジェイソン・ウィリアムさんと対談。「YAMAP 別注 V-トレック」の魅力を語ります。ぜひ合わせてご覧ください。
ブランド | Vibram Five Fingers(ヴィブラム ファイブフィンガーズ) |
名称 | YAMAP別注V-トレック |
素材 | アッパー / ウール50% シンセティック50% |
重量 | Mens 43 約185g |
サイズ | M40 |
カラー | BROWN/BLACK(ブラウン) |
備考 | ・洗濯機使用可能 |