一年を通じて使えるアウトドアパンツとは何か。まさにそんな答えのようなアイテムが、この「THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）/ アルパイン ライト パンツ」です。
シーンを選ばずに使いやすいデザインと機能、「歩く」という基本的な行為のために必要な着心地と快適性を備えた一着です。

春から夏にかけての登山はもちろん、少し肌寒さが気になる秋山ハイクや冬の低山登山では、ストレッチ性に優れ、コーディネートしやすいシンプルなパンツがベスト。テーパーのかかったスリムなシルエットは足捌きのよさも良好。風によるバタつきも少なく、軽快なハイキングを楽しめます。

ポイントは絶妙な生地厚。薄手のソフトシェルタイプで、夏山用ほど薄くなく、かといって秋冬用ほど厚手ではなく、ちょうどいい生地感になっています。裏地は起毛タイプとなっており、保温性と肌触りは良好。これからのシーズン、寒さが気になるようであればインナータイツやオーバーパンツを組み合わせたりすればOK。

一方、クライミング時に着用するハーネスや、バックパックのハーネスとの干渉を考慮した腰回りの設計も「THE NORTH FACE（ザ・ノース・フェイス）/ アルパイン ライト パンツ」の魅力。

シンプルでありながら、さまざまなシチュエーションに対応できる汎用性の高さは、多くのハイカーやクライマーの支持を集めてきました。登山ガイドが愛用しているという声も多く、その実用性、人気を証明しています。

アウトドアパンツが「スタイリッシュである」ことは、いまやスタンダード。コーディネートしやすいテーパーのかかったスリムなシルエットがこのアイテムの魅力のひとつ。細身だと足上げのときに突っ張ったりしないの？と思うかもしれませんが、ストレッチ素材を採用することでこの問題をクリア。また足回りがすっきりすることで足元の視認性が向上し、風でのバタつきも軽減できるなど、メリットはたくさんあるんです。

パンツのなかでも可動幅の大きい膝部分には立体裁断のパターンを採用。これにより歩行時の負荷が軽減され、岩場などで大きく足上げをするようなシチュエーションでもストレスなく歩くことができます。実は、立ち止まっているとき以外、足は膝を中心に少し曲げていることが多く、少し屈曲した状態が一番着用感がいいんです。なかなか気づきにくい配慮ですが、着ていてストレスがないというのは登山では大きいポイントになります。

段差のある岩場や急斜面を登るときなど、足を大きく上げるときに効果を発揮するのが、この股下のガセットです。生地自体にストレッチ性があり、膝にも立体裁断を設けるなど、動きやすさのための機能が盛り込まれていますが、このガセットがより大きな動きをサポート。股下がつっぱることなくスムーズな足運びを可能にします。

裾周りはコードやバックルなどを設けず、シンプルに。テーパーのかかったシルエットを活かし、軽快な着用感に繋がっています。アウトドアをファッションとして楽しみたいハイカーからも好評を集めているのも、こういったデザイン的な要素も理由のひとつ。もちろん機能を損なわずスタイリッシュに仕上げているのはさすがの一言。