「処分される鹿の皮を使ってなにかできないか?」という想いからはじまったYAMAPのめぐるしかプロジェクト。今回、その取り組みの一環として誕生したミMINIMALIGHT(ミニマライト)とのコラボ商品「YAMAP別注プレイウォレット」をご紹介します。
この商品が含まれる商品グループ
世界で一点ものの野生の鹿革ウォレット
軽くて手になじみやすい
「鹿革」と聞いてもあまり馴染みがないかもしれませんが、実はとっても使いやすいレザーなのです。日本では鹿革は牛革よりも古くから使われていて、武具への利用は弥生時代から始まったと言われています。
牛・馬・羊などの一般的な革製品にくらべて油分が多いのが特徴で、しっとりとした感触で手になじみやすいことから、レザーのカシミヤとも呼ばれることもあります。さらに適度な伸縮性があり、革なのに通気・吸湿性にもすぐれているのがいいところ。
また「革製品といえば重い」。そんなイメージがあると思いますが鹿革の場合はまったく逆で、持った感じが非常に軽いのが印象的。
ただし、その柔らかさゆえに、ひっかき傷がつきやすいという難点もあります。
カード大サイズのコンパクトさ
そんな機能性バツグンな鹿革で作った「YAMAP別注プレイウォレット」は、手のひらにすっぽり収まるカード大サイズほどのコンパクトなフォルムに仕上がっています。
形のベースになっているのが、「最も小さくて便利なサイフ」を目指してデザインされたミニマライトの「PLAY WALLET LEATHER」です。デザインはそのままに、レザーを牛革から鹿革にチェンジ。使いやすさに、鹿革の機能的なよさがプラスされています。
小さくても必要な機能搭載
財布の開閉はスナップボタンひとつ。カード・お札入・コイン入れがそれぞれ独立した形ですので、ミニマムでも財布としての必要機能は搭載。カードケースは一箇所ですが、クレジットカードなどの厚みのカードであれば4枚程度、ポイントカードなどの薄いカードであれば最大6枚までのカードを収納することが可能です。使いはじめはレザー特有の窮屈さはありますが、使っていくうちに次第に馴染んでいきます。
コインケースはファスナー式。全開にすることで、小銭の出し入れもスムーズに行うことができます。
鹿革の軽さもあいまって使いやすいシンプルな作りに仕上がっています。
使用する革は野生のものだけ
使用している鹿革は狩猟で駆除された野生のものだけ。そのためシミやキズが入っているものもありますが、ほかにはない“一点もの”の良さを感じることができます。さらに使い込むことで味わいのある風合いになることでしょう。
定期的なお手入れ方法は一般的なレザーと同じですが、鹿革は他の革に比べて皮膚繊維に皮脂を多く含んでいるため、長く使うことでツヤが出てきて、お手入れはほとんど必要ありません。
もし革用クリームなどを使う場合は、目立たない場所で相性を試してから使うようにしてください。
最近ではカードとお札だけが入るコンパクトな財布もありますが、登山やキャンプではまだまだ現金でのやりとりがメイン。お札・小銭・カードが全部入る別注プレイウォレットは、持っていける荷物に限りがあるような場所で使いやすさを発揮します。もちろん近所での買い物にさっと持っていくのにも便利です。
山の恵みとして鹿皮を利用する
急増している鹿による獣害問題。鹿が生息数を増やすと、農作物への食害や草や樹皮が食べつくされることで自然の生態系バランスが崩れてしまうと言われています。
自然環境を整えるという意味で、鹿の駆除は重要ですが処分された鹿の皮のほとんどは廃棄されているのが現状。
ただ廃棄されるだけだった鹿の皮を利用し製品をつくり出すことで、“生命をいただく”ことについて考えるきっかけとなればという想いもつまっています。
YAMAP別注プレイウォレットは自然に触れる機会が多いひとにこそ、手にとってもらいたい財布に仕上がっています。手にすっと馴染む感覚をお楽しみください。
めぐるしかの鹿革製品には「大切な命を使いきる」という思いが込められています。野生の鹿皮を使用しているため、もともと革に傷や色のグラデーション、そばかすのようなドット状の斑点が入ってるものが多くあり、そういった部分を捨てることなく使用しています。大量生産品のように均一的ではないからこそ、製品ごとの深みを楽しむことができますが、同時に、一般的な皮革製品に慣れている方から見たら驚くこともあるかもしれません。
今回MINIMALIGHTさんとも何度も相談をし、ユーザーさんにどこまでのクオリティのものをお届けするか話し合いました。もちろん綺麗な場所だけ使って作ることもできますが、そうすることで製品の値段もあがってしまいますし、廃棄する革の量も増えてしまい、めぐるしかプロジェクトの趣旨とは異なる方向に進んでしまいます。そこで今回の製品に関しては、内側には傷や斑点のある皮も使い、表側には使わないように配慮するという判断で製品を開発しました。
このような細かい配慮ができるのも、1点1点職人さんの手によって作られるMINIMALIGHTの製品だからこそ。
鹿革の個性の一例
このように、野生の鹿個体の持つ皮のグラデーション、そばかすのようなドット状の斑点、細かな傷が入ってるものがあります。
届いたものでどうしてもシミ、シワ、傷などが気になる場合は革専用の補色クリームや保湿クリームを使用すると目立ちにくくなります。クリームをご使用の際は本製品との相性を確かめた上でご使用ください。
今回の製品特性および「めぐるしか」プロジェクトに賛同いただけたら是非ご購入いただけるとうれしいです。
「めぐるしか」プロジェクトが取り組む獣害問題については、こちらの読みものも合わせてご覧ください。
スタッフレビュー
どんなシーンでもしっくりくる、世界にひとつの相棒
もともと、X-PAC素材のお財布を山用財布として愛用していました。これがコンパクトだし収容力もあるしタフだしとっても便利。普段用にはハイブランドの革財布を奮発して買っていたので、最初は山に行く時だけ中身を入れ替えて使う予定が、ついついそのまま普段も使い続けてしまっていました。けれど、ある日学生時代の友人とちょっといいレストランにご飯を食べに行くと、ナイロン素材のベルクロお財布を使っているのは私1人。中学生かよ・・・!と気恥ずかしさを感じてしまいました。
とはいえ山用財布のコンパクトさ便利さは捨てがたい。毎回入れ替えするのもどうも面倒だ。そんな時に出会ったのがこのミニマライトのプレイウォレットレザーです。
カードが5枚収容でき、3つ折りで手のひらに収まる山用財布ならではのコンパクトさ。ポケットに入れてもサコッシュに入れても、どこに入れたのかを忘れるくらいの小ささです。さらに素材がレザーなので、どこで出しても恥ずかしくないですし、鹿革なのでとっても肌触りも滑らかな素材感。使えば使うほど手に馴染んできます。
しかもこのレザーが獣害問題で処分された野生の鹿の革というのだから、非の打ちどころがありません。レザーにもともと入っている傷やシミも、本当なら気になるのでしょうが、野生の鹿革と思うとなんだか愛着が湧きます。
昨今は携帯で電子決済をすることがほとんどで、現金を持ち歩く機会も減り、小さなお財布でも不便を感じることがありません。唯一のデメリットはたまに現金で支払いする時にお札を出すと、お札にしっかり三つ折りの跡が残ってしまっていることくらいです。
もちろん革なので、山で雨など水に濡れるのは本当は良くないのですが、小さいことは気にせずに山でも街でもずっとこのお財布を愛用しています。
staff Otsubell
商品詳細
ブランド | MINIMALIHGT(ミニマライト) |
名称 | YAMAP別注 めぐるしかプレイウォレット |
素材 | 鹿革 |
重量 | 38g |
サイズ | 約6.5cm ✖️ 9.5cm |
カラー | Black(ブラック) |
原産国 | 日本 |
備考 | ・使い始めはカード入れが窮屈に感じますが、使用して行くうちにレザーが伸びて馴染んでいきます。 |
世界で一点ものの野生の鹿革ウォレット
「処分される鹿の皮を使ってなにかできないか?」という想いからはじまったYAMAPのめぐるしかプロジェクト。今回、その取り組みの一環として誕生したミMINIMALIGHT(ミニマライト)とのコラボ商品「YAMAP別注プレイウォレット」をご紹介します。
軽くて手になじみやすい
「鹿革」と聞いてもあまり馴染みがないかもしれませんが、実はとっても使いやすいレザーなのです。日本では鹿革は牛革よりも古くから使われていて、武具への利用は弥生時代から始まったと言われています。
牛・馬・羊などの一般的な革製品にくらべて油分が多いのが特徴で、しっとりとした感触で手になじみやすいことから、レザーのカシミヤとも呼ばれることもあります。さらに適度な伸縮性があり、革なのに通気・吸湿性にもすぐれているのがいいところ。
また「革製品といえば重い」。そんなイメージがあると思いますが鹿革の場合はまったく逆で、持った感じが非常に軽いのが印象的。
ただし、その柔らかさゆえに、ひっかき傷がつきやすいという難点もあります。
カード大サイズのコンパクトさ
そんな機能性バツグンな鹿革で作った「YAMAP別注プレイウォレット」は、手のひらにすっぽり収まるカード大サイズほどのコンパクトなフォルムに仕上がっています。
形のベースになっているのが、「最も小さくて便利なサイフ」を目指してデザインされたミニマライトの「PLAY WALLET LEATHER」です。デザインはそのままに、レザーを牛革から鹿革にチェンジ。使いやすさに、鹿革の機能的なよさがプラスされています。
小さくても必要な機能搭載
財布の開閉はスナップボタンひとつ。カード・お札入・コイン入れがそれぞれ独立した形ですので、ミニマムでも財布としての必要機能は搭載。カードケースは一箇所ですが、クレジットカードなどの厚みのカードであれば4枚程度、ポイントカードなどの薄いカードであれば最大6枚までのカードを収納することが可能です。使いはじめはレザー特有の窮屈さはありますが、使っていくうちに次第に馴染んでいきます。
コインケースはファスナー式。全開にすることで、小銭の出し入れもスムーズに行うことができます。
鹿革の軽さもあいまって使いやすいシンプルな作りに仕上がっています。
使用する革は野生のものだけ
使用している鹿革は狩猟で駆除された野生のものだけ。そのためシミやキズが入っているものもありますが、ほかにはない“一点もの”の良さを感じることができます。さらに使い込むことで味わいのある風合いになることでしょう。
定期的なお手入れ方法は一般的なレザーと同じですが、鹿革は他の革に比べて皮膚繊維に皮脂を多く含んでいるため、長く使うことでツヤが出てきて、お手入れはほとんど必要ありません。
もし革用クリームなどを使う場合は、目立たない場所で相性を試してから使うようにしてください。
最近ではカードとお札だけが入るコンパクトな財布もありますが、登山やキャンプではまだまだ現金でのやりとりがメイン。お札・小銭・カードが全部入る別注プレイウォレットは、持っていける荷物に限りがあるような場所で使いやすさを発揮します。もちろん近所での買い物にさっと持っていくのにも便利です。
山の恵みとして鹿皮を利用する
急増している鹿による獣害問題。鹿が生息数を増やすと、農作物への食害や草や樹皮が食べつくされることで自然の生態系バランスが崩れてしまうと言われています。
自然環境を整えるという意味で、鹿の駆除は重要ですが処分された鹿の皮のほとんどは廃棄されているのが現状。
ただ廃棄されるだけだった鹿の皮を利用し製品をつくり出すことで、“生命をいただく”ことについて考えるきっかけとなればという想いもつまっています。
YAMAP別注プレイウォレットは自然に触れる機会が多いひとにこそ、手にとってもらいたい財布に仕上がっています。手にすっと馴染む感覚をお楽しみください。
めぐるしかの鹿革製品には「大切な命を使いきる」という思いが込められています。野生の鹿皮を使用しているため、もともと革に傷や色のグラデーション、そばかすのようなドット状の斑点が入ってるものが多くあり、そういった部分を捨てることなく使用しています。大量生産品のように均一的ではないからこそ、製品ごとの深みを楽しむことができますが、同時に、一般的な皮革製品に慣れている方から見たら驚くこともあるかもしれません。
今回MINIMALIGHTさんとも何度も相談をし、ユーザーさんにどこまでのクオリティのものをお届けするか話し合いました。もちろん綺麗な場所だけ使って作ることもできますが、そうすることで製品の値段もあがってしまいますし、廃棄する革の量も増えてしまい、めぐるしかプロジェクトの趣旨とは異なる方向に進んでしまいます。そこで今回の製品に関しては、内側には傷や斑点のある皮も使い、表側には使わないように配慮するという判断で製品を開発しました。
このような細かい配慮ができるのも、1点1点職人さんの手によって作られるMINIMALIGHTの製品だからこそ。
鹿革の個性の一例
このように、野生の鹿個体の持つ皮のグラデーション、そばかすのようなドット状の斑点、細かな傷が入ってるものがあります。
届いたものでどうしてもシミ、シワ、傷などが気になる場合は革専用の補色クリームや保湿クリームを使用すると目立ちにくくなります。クリームをご使用の際は本製品との相性を確かめた上でご使用ください。
今回の製品特性および「めぐるしか」プロジェクトに賛同いただけたら是非ご購入いただけるとうれしいです。
「めぐるしか」プロジェクトが取り組む獣害問題については、こちらの読みものも合わせてご覧ください。
スタッフレビュー
どんなシーンでもしっくりくる、世界にひとつの相棒
もともと、X-PAC素材のお財布を山用財布として愛用していました。これがコンパクトだし収容力もあるしタフだしとっても便利。普段用にはハイブランドの革財布を奮発して買っていたので、最初は山に行く時だけ中身を入れ替えて使う予定が、ついついそのまま普段も使い続けてしまっていました。けれど、ある日学生時代の友人とちょっといいレストランにご飯を食べに行くと、ナイロン素材のベルクロお財布を使っているのは私1人。中学生かよ・・・!と気恥ずかしさを感じてしまいました。
とはいえ山用財布のコンパクトさ便利さは捨てがたい。毎回入れ替えするのもどうも面倒だ。そんな時に出会ったのがこのミニマライトのプレイウォレットレザーです。
カードが5枚収容でき、3つ折りで手のひらに収まる山用財布ならではのコンパクトさ。ポケットに入れてもサコッシュに入れても、どこに入れたのかを忘れるくらいの小ささです。さらに素材がレザーなので、どこで出しても恥ずかしくないですし、鹿革なのでとっても肌触りも滑らかな素材感。使えば使うほど手に馴染んできます。
しかもこのレザーが獣害問題で処分された野生の鹿の革というのだから、非の打ちどころがありません。レザーにもともと入っている傷やシミも、本当なら気になるのでしょうが、野生の鹿革と思うとなんだか愛着が湧きます。
昨今は携帯で電子決済をすることがほとんどで、現金を持ち歩く機会も減り、小さなお財布でも不便を感じることがありません。唯一のデメリットはたまに現金で支払いする時にお札を出すと、お札にしっかり三つ折りの跡が残ってしまっていることくらいです。
もちろん革なので、山で雨など水に濡れるのは本当は良くないのですが、小さいことは気にせずに山でも街でもずっとこのお財布を愛用しています。
staff Otsubell
商品詳細
ブランド | MINIMALIHGT(ミニマライト) |
名称 | YAMAP別注 めぐるしかプレイウォレット |
素材 | 鹿革 |
重量 | 38g |
サイズ | 約6.5cm ✖️ 9.5cm |
カラー | Black(ブラック) |
原産国 | 日本 |
備考 | ・使い始めはカード入れが窮屈に感じますが、使用して行くうちにレザーが伸びて馴染んでいきます。 |