たくさん歩いて疲れた夜。テント泊でも小屋泊でも、しっかり睡眠がとれるかどうかはとても大切な要素。「疲労の回復」度合いはもちろん、「寝られない」という状況は大きなストレスになってしまいます。いつも以上に健康や体調管理が求められる登山では、質のよい睡眠が欠かせません。

登山の安眠グッズはいろいろありますが、ぜひとも活用してほしいのが「トラベルシーツ」。
トラベルシーツとは、テント泊ではシュラフ、小屋泊であれば毛布や布団の中に使用するライナーのこと。形状は至ってシンプルで、長方形の袋のようなデザインが一般的。まさに山用シーツというアイテムなのですが、この一枚があるだけで就寝時の「快適性」と「安心力」が断然アップするのです。

「COCOON（コクーン） /インセクトシールド サファリトラベルシーツ シルク」は、高品質のシルク素材を使用。シルクというとアウトドアでは避けられがちな素材ですが、実は非常に軽量でパッキングのサイズと重量を最小限に抑えるのに最適。通気性にも優れており、温度変化にも対応してくれます。肌触りもよく保温、透湿性にも優れているので、暑い季節、寒い季節どちらの時期にも快適に使用できます。

寝袋や毛布の中に一枚敷くだけで快適性がグッと向上。保温性を高める効果もあり、使っている寝袋の対応温度を上げる効果もあります。

本来トラベルシーツとは、保温や就寝時の寝心地の良さをサポートしてくれるアイテム。でも、近年はコロナ対策アイテムとしても脚光を浴びていることをご存知でしょうか？

とくに小屋泊では、小屋に備え付けてある毛布や布団、寝袋を使用するのが一般的。使用後に消毒などの対策が施されているとしても、できるだけ直接の接触は避けたいもの。同時に、自分が毛布や布団を使用したときに汚したりしないための配慮も必要とあれば、トラベルシーツがあることでひとつ「層」をつくることができ、感染対策の予防としてはとても効果的と言えます。必ずしも、トラベルシーツを使ったからと言って感染を完全にブロックできるわけではありませんが、直接の接触がなくなるという点では「あるに越したことはない」アイテムです。

※コロナ対策のため、山小屋によっては寝具の貸し出しを中止していたり、トラベルシーツの使用を推奨しているところもあります。宿泊予定の山小屋の情報ページを参照したり、問い合わせてみることをオススメします。

加えて、「COCOON（コクーン） /トラベルシーツ」は虫除け効果もプラス。虫が嫌う菊科の植物の成分を分析し、人工的に再現することで高い効果を発揮するのだそう。無色かつ無臭のため、睡眠時に気になることもなく、洗濯を数十回行っても効果が持続します。これからのシーズン、テント泊でも小屋泊でも虫が気になるという方は多いはず。虫もブロックしてくれ、快適な寝心地を約束してくれるのであれば、これ以上心強いことはありません。

収納サイズは片手に乗るコンパクトサイズ。重量は160gほどと軽量なので寝袋とセットで常備・携行できます。ちなみに、専用のスタッフバッグが付属していますが、寝袋の中に敷いておいて一緒にパッキングしてしまえば就寝時のセッティングがスムーズです。

広げてみると、サイズは210×86cmとゆったりした大きさ。片側には半分ほどまでスリットが入っていて、入り口部分にはベルクロが設けられています。そのため片側をオープンにすることも可能。出入りするときはオープンにすればひっかかることもありませんし、寝ているときはクローズにすればはだけてしまう心配もありません。

また、頭側にはまくら用ポケットを採用。寝ているときに動いてしまいがちなまくらをしっかりと固定してくれるありがたい機能です。とくに「顔が触れる生地」は快適な睡眠の大きなカギ。トラベルシーツがあれば、横を向いたり、うつ伏せで寝たりしても安心です。

就寝時の快適性だけでなく、コロナ対策としても注目されているトラベルシーツ。とくに山小屋の利用を考えている方には、ぜひとも使ってほしいアイテムです。不安要素は少しでも削っていきたいもの。また、「COCOON（コクーン）/インセクトシールド サファリトラベルシーツ シルク」は防虫効果もプラスされ、これからのシーズン、虫が気になるという方にも安心です。