YAMAPとBMZは、「より登山でのパフォーマンスを向上させたい」「より快適に歩きたい」と考えている方や、「登山時に足に違和感を感じる」「歩いていて疲れやすい」といった問題を抱えている方に向けて登山用のインソールを開発してきました。この「山を歩くインソール / カーボン」は、そのなかでも最上位にラインナップする高機能モデルです。
「山を歩くインソール / カーボン」は、とくに長時間の山行や長期の縦走、重い荷物を背負っての登山など、足に大きな負荷がかかるシチュエーションを想定して開発され、名前にあるとおりカーボンが使用されているのがポイント。カーボンをインソールの中央あたりに内蔵することで、適度な反発力が足にかかる負担を軽減してくれます。
足の機能は、バランスを取る、衝撃を吸収する、歩くために蹴り出す、この3つを同時に行います。とくに登山では、歩行時に足の裏には体重の2倍、3倍といった大きな力がかかります。その負荷を支えるためにはしっかりした素材が必要。そこで、さまざまな素材があるなかで、足と同じ3つの役割を果たせる唯一の素材として採用されたのがカーボンだったんです。
ちなみに、2014年のソチオリンピックでは、日本選手が取った8つのメダルのうち4つがBMZのカーボン内蔵インソールを使用。トップレベルのスポーツ選手にも認められた素材でもあるのです。
BMZが使用しているカーボンの製造方法はとても特殊。カーボン繊維は日本で生産し、整形のための樹脂の含浸はドイツで行い、再び日本に送り返してもらい製品化しているというこだわりぶり。もちろんすべて国内生産でも製造することはできるのですが、ドイツの性能には敵わないそう。手間暇とコストをかけて作られたカーボンであるがゆえ、フラッグシップモデルにしか採用されていないのが特徴です。
この商品が含まれる商品グループ
縦走登山やテクニカルな山行のためのフラッグシップモデル
BMZのインソール開発の軸となっている「Cuboid理論」
BMZのインソールは、「Cuboid理論」という設計理論に基づいて開発されています。このCuboidとは立方骨という意味で、足の骨格の基盤となる大切な骨のこと。この骨をインソールでサポートすることで、足が本来持っている性能を損なうことなく発揮できるようになるというわけです。
従来のインソール(写真:右)は、土踏まずを固定するクッション構造になっているため、足本来の持つ「アーチ」を崩してしまい、土踏まず本来の機能を十分に生かしきれていません。
固定されると安定感は高まりますが、動かしにくいために疲労しやすく、不自然な歩き方を続けることで腰痛や膝痛を引き起こす可能性も。
「山を歩くインソール」(写真:左)は、土踏まず部分に”盛り上がり”を作らず、土踏まず本来の機能を引き出す構造になっています。登山靴の中でガッチリと固定されるのではなく、靴内では土踏まずのアーチや指が適度に動かせるため、力を入れやすい印象。窮屈な感じもありません。
「Cuboid」理論に基づくインソールを使用すると、「地面を掴む」感覚がより強くなります。これは、従来充分に活用されていなかった足の指が、フルに活かされている証拠です。
足の指が使えることによって、着地衝撃の伝達が「かかと→膝・腰」から「つま先→足首→膝→腰」というように変化します。この変化は、長時間の歩行における、膝・腰への衝撃を和らげてくれます。
「Cuboid理論」により土踏まずを保つことで、足本来の機能を引き出し、登山・アウトドアにおける「安定した歩行姿勢の維持」と「長時間歩行での疲れの緩和」をもたらします。
「山を歩くインソール/カーボン」を使用することで、足元が悪い登山道でも、安定した歩行姿勢を保ち、より安全に登山を楽しむことができます。
そしてインソールにカーボンを内蔵することで、荷重を支え、さらに適度に反発させることで立方骨をサポートする効果を高めているんです。
登山向けの素材を使用
実は、BMZはスキーや野球、陸上といった幅広いプロスポーツ向けのインソールが主力。トップレベルのアスリートのパフォーマンス向上のために、インソールを研究し開発してきた経緯があります。
登山向けに開発されたモデルも基本的な設計思想は同じ。しかし、登山という特殊なアクティビティのために独自のカスタマイズを施しているのが特徴です。
インソール全面には、衝撃吸収性の高い機能素材「PORON®」を採用。適度な柔らかさと反発力があり、接地時のダメージを軽減してくれます。ちなみに、「PORON®」は非常に高価な素材のため、通常はかかと部分など局所的にしか使われない素材。「山を歩くインソール / カーボン」には贅沢にもこの素材を全面に使用しています。ハードな山行でも、足へのダメージを緩和してくれます。
表生地にはシューズ内での足のズレを軽減するためにラコルトと呼ばれるスウェードのような素材を使用。ラコルトは汗の吸収が早く、肌触りにも優れているので、快適な履き心地が持続するのも魅力です。耐久性にも優れ、ハードな縦走やロングトレイルの踏破でも快適な履き心地が持続します。
パフォーマンスを高め、問題を解決してくれる高機能インソール
登山靴のなかにもともと入っているパーツであるがゆえ、なかなか交換する機会のないインソール。もちろんそのままでも問題はないのですが、「歩く」という行為を第一に考え、開発されたBMZインソールの効果は、すでに多くのユーザーからの声が証明しています。
登山シーンであれば、長距離を歩く縦走や重い荷物を担いでの山行に最適。もちろん日帰り登山でも使うことができますが、ハードでタフな登山でこそ本領を発揮してくれるでしょう。足にかかる負荷は体重に比例するため、体重が重い方や背が高い方にも最適。とくに下りなどで足が疲れる、辛いと感じている方にも最適です。
トップアスリートも認めるBMZ高機能インソール。足が本来もつ機能をサポートする独自開発の「Cuboid理論」に基づく設計に加え、本格登山の高負荷にも耐えうるカーボンを内蔵した「YAMAP別注 BMZ インソール / カーボン」は、まさに最上位モデルにふさわしいスペックを備えています。ワンランク上の登山を目指す方にこそ、ぜひとも試していただきたいアイテムです。
【商品の特徴】
・あらゆる登山靴にフィットするスリムな設計
・「カーボンファイバー」バネのようにしなやかに反発し、歩行をサポート
・高機能素材「PORON®」をインソール全面に採用
・表面には蒸れにくいスウェード素材を使用
・"立法骨"を支える「Cuboid理論」に基づいた構造
BMZインソール開発担当に聞く、「山専用インソール徹底解剖」
YAMAP専属ガイドのひげ隊長が、山専用インソールを使ったことのない人が気になるだろう質問を、BMZのインソール開発担当者に直撃インタビュー。山専用インソールの効果と疑問に答えます。
ご使用方法
①ご使用いただく靴にあらかじめ差し込まれているインソールを取り出します。
②「YAMAPオリジナルインソール」の上に取り出したインソールを重ねます。
③重ねた状態で「かかと」部分をしっかり合わせ、つま先の形状を写し取ります。
④写し取った線に沿って、「YAMAPオリジナルインソール」のつま先部分をハサミで切り取ります。
⑤つま先部分を切り取った「YAMAPオリジナルインソール」を靴に差し込んでご利用ください。
※靴の中で「YAMAPオリジナルインソール」がゆがんだり、しわになったりしている場合は、再度つま先部分を調整してからご使用ください。
ブランド | BMZ(ビーエムゼット) |
名称 | YAMAP別注 山を歩くインソール カーボン/UNISEX |
素材 | 表面:スウェード |
サイズ | XS:22.0 - 23.0cm |
重量 | 85g |
原産国 | 日本 |
カラー | グレー |
注意事項 | 本インソールを使用すると、はじめは筋肉痛になることがあります。これは普段使っていない筋肉を使っていることによるもので、土踏まずの機能を活かした歩行ができている証拠です。 本商品は、靴の内側の形状に合わせてカットしてご使用いただく仕様のため、1足のインソールを複数の靴に対して入れ替えてご使用いただくことは、非推奨となります。 1足のインソールを複数の靴で入れ替えて使用された場合、インソールが靴の中でゆがんだり、しわになって、正しく効果を発揮できない可能性がございます。
製造工程により、裏面に薄いスレのような跡が生じる場合がございます。使用跡ではなく、また性能には影響ございませんので、ご理解いただけますと幸いです。 |
縦走登山やテクニカルな山行のためのフラッグシップモデル
YAMAPとBMZは、「より登山でのパフォーマンスを向上させたい」「より快適に歩きたい」と考えている方や、「登山時に足に違和感を感じる」「歩いていて疲れやすい」といった問題を抱えている方に向けて登山用のインソールを開発してきました。この「山を歩くインソール / カーボン」は、そのなかでも最上位にラインナップする高機能モデルです。
「山を歩くインソール / カーボン」は、とくに長時間の山行や長期の縦走、重い荷物を背負っての登山など、足に大きな負荷がかかるシチュエーションを想定して開発され、名前にあるとおりカーボンが使用されているのがポイント。カーボンをインソールの中央あたりに内蔵することで、適度な反発力が足にかかる負担を軽減してくれます。
足の機能は、バランスを取る、衝撃を吸収する、歩くために蹴り出す、この3つを同時に行います。とくに登山では、歩行時に足の裏には体重の2倍、3倍といった大きな力がかかります。その負荷を支えるためにはしっかりした素材が必要。そこで、さまざまな素材があるなかで、足と同じ3つの役割を果たせる唯一の素材として採用されたのがカーボンだったんです。
ちなみに、2014年のソチオリンピックでは、日本選手が取った8つのメダルのうち4つがBMZのカーボン内蔵インソールを使用。トップレベルのスポーツ選手にも認められた素材でもあるのです。
BMZが使用しているカーボンの製造方法はとても特殊。カーボン繊維は日本で生産し、整形のための樹脂の含浸はドイツで行い、再び日本に送り返してもらい製品化しているというこだわりぶり。もちろんすべて国内生産でも製造することはできるのですが、ドイツの性能には敵わないそう。手間暇とコストをかけて作られたカーボンであるがゆえ、フラッグシップモデルにしか採用されていないのが特徴です。
BMZのインソール開発の軸となっている「Cuboid理論」
BMZのインソールは、「Cuboid理論」という設計理論に基づいて開発されています。このCuboidとは立方骨という意味で、足の骨格の基盤となる大切な骨のこと。この骨をインソールでサポートすることで、足が本来持っている性能を損なうことなく発揮できるようになるというわけです。
従来のインソール(写真:右)は、土踏まずを固定するクッション構造になっているため、足本来の持つ「アーチ」を崩してしまい、土踏まず本来の機能を十分に生かしきれていません。
固定されると安定感は高まりますが、動かしにくいために疲労しやすく、不自然な歩き方を続けることで腰痛や膝痛を引き起こす可能性も。
「山を歩くインソール」(写真:左)は、土踏まず部分に”盛り上がり”を作らず、土踏まず本来の機能を引き出す構造になっています。登山靴の中でガッチリと固定されるのではなく、靴内では土踏まずのアーチや指が適度に動かせるため、力を入れやすい印象。窮屈な感じもありません。
「Cuboid」理論に基づくインソールを使用すると、「地面を掴む」感覚がより強くなります。これは、従来充分に活用されていなかった足の指が、フルに活かされている証拠です。
足の指が使えることによって、着地衝撃の伝達が「かかと→膝・腰」から「つま先→足首→膝→腰」というように変化します。この変化は、長時間の歩行における、膝・腰への衝撃を和らげてくれます。
「Cuboid理論」により土踏まずを保つことで、足本来の機能を引き出し、登山・アウトドアにおける「安定した歩行姿勢の維持」と「長時間歩行での疲れの緩和」をもたらします。
「山を歩くインソール/カーボン」を使用することで、足元が悪い登山道でも、安定した歩行姿勢を保ち、より安全に登山を楽しむことができます。
そしてインソールにカーボンを内蔵することで、荷重を支え、さらに適度に反発させることで立方骨をサポートする効果を高めているんです。
登山向けの素材を使用
実は、BMZはスキーや野球、陸上といった幅広いプロスポーツ向けのインソールが主力。トップレベルのアスリートのパフォーマンス向上のために、インソールを研究し開発してきた経緯があります。
登山向けに開発されたモデルも基本的な設計思想は同じ。しかし、登山という特殊なアクティビティのために独自のカスタマイズを施しているのが特徴です。
インソール全面には、衝撃吸収性の高い機能素材「PORON®」を採用。適度な柔らかさと反発力があり、接地時のダメージを軽減してくれます。ちなみに、「PORON®」は非常に高価な素材のため、通常はかかと部分など局所的にしか使われない素材。「山を歩くインソール / カーボン」には贅沢にもこの素材を全面に使用しています。ハードな山行でも、足へのダメージを緩和してくれます。
表生地にはシューズ内での足のズレを軽減するためにラコルトと呼ばれるスウェードのような素材を使用。ラコルトは汗の吸収が早く、肌触りにも優れているので、快適な履き心地が持続するのも魅力です。耐久性にも優れ、ハードな縦走やロングトレイルの踏破でも快適な履き心地が持続します。
パフォーマンスを高め、問題を解決してくれる高機能インソール
登山靴のなかにもともと入っているパーツであるがゆえ、なかなか交換する機会のないインソール。もちろんそのままでも問題はないのですが、「歩く」という行為を第一に考え、開発されたBMZインソールの効果は、すでに多くのユーザーからの声が証明しています。
登山シーンであれば、長距離を歩く縦走や重い荷物を担いでの山行に最適。もちろん日帰り登山でも使うことができますが、ハードでタフな登山でこそ本領を発揮してくれるでしょう。足にかかる負荷は体重に比例するため、体重が重い方や背が高い方にも最適。とくに下りなどで足が疲れる、辛いと感じている方にも最適です。
トップアスリートも認めるBMZ高機能インソール。足が本来もつ機能をサポートする独自開発の「Cuboid理論」に基づく設計に加え、本格登山の高負荷にも耐えうるカーボンを内蔵した「YAMAP別注 BMZ インソール / カーボン」は、まさに最上位モデルにふさわしいスペックを備えています。ワンランク上の登山を目指す方にこそ、ぜひとも試していただきたいアイテムです。
【商品の特徴】
・あらゆる登山靴にフィットするスリムな設計
・「カーボンファイバー」バネのようにしなやかに反発し、歩行をサポート
・高機能素材「PORON®」をインソール全面に採用
・表面には蒸れにくいスウェード素材を使用
・"立法骨"を支える「Cuboid理論」に基づいた構造
BMZインソール開発担当に聞く、「山専用インソール徹底解剖」
YAMAP専属ガイドのひげ隊長が、山専用インソールを使ったことのない人が気になるだろう質問を、BMZのインソール開発担当者に直撃インタビュー。山専用インソールの効果と疑問に答えます。
ご使用方法
①ご使用いただく靴にあらかじめ差し込まれているインソールを取り出します。
②「YAMAPオリジナルインソール」の上に取り出したインソールを重ねます。
③重ねた状態で「かかと」部分をしっかり合わせ、つま先の形状を写し取ります。
④写し取った線に沿って、「YAMAPオリジナルインソール」のつま先部分をハサミで切り取ります。
⑤つま先部分を切り取った「YAMAPオリジナルインソール」を靴に差し込んでご利用ください。
※靴の中で「YAMAPオリジナルインソール」がゆがんだり、しわになったりしている場合は、再度つま先部分を調整してからご使用ください。
ブランド | BMZ(ビーエムゼット) |
名称 | YAMAP別注 山を歩くインソール カーボン/UNISEX |
素材 | 表面:スウェード |
サイズ | XS:22.0 - 23.0cm |
重量 | 85g |
原産国 | 日本 |
カラー | グレー |
注意事項 | 本インソールを使用すると、はじめは筋肉痛になることがあります。これは普段使っていない筋肉を使っていることによるもので、土踏まずの機能を活かした歩行ができている証拠です。 本商品は、靴の内側の形状に合わせてカットしてご使用いただく仕様のため、1足のインソールを複数の靴に対して入れ替えてご使用いただくことは、非推奨となります。 1足のインソールを複数の靴で入れ替えて使用された場合、インソールが靴の中でゆがんだり、しわになって、正しく効果を発揮できない可能性がございます。
製造工程により、裏面に薄いスレのような跡が生じる場合がございます。使用跡ではなく、また性能には影響ございませんので、ご理解いただけますと幸いです。 |