黎明期のアウトドアアクティビティーの風景を切り取った写真をよく見てみると、多くの人がボタンのついたシャツを着ていることに気がつきます。上流階級の嗜みであったアウトドアアクティビティーにおいて、紳士淑女が普段から着なれているシャツを着用していたのは、自然な流れだったかもしれません。
現代では、よりカジュアルに着こなせるTシャツや、保温性に優れたプルオーバー、ジッパーがついたジャケットなどがアウトドアウェアの主流の形となっています。ですが、シャツという形状が「定番」として今の世の中にも残り続けている理由があるはず。そして、そのシャツが野外でも有効であり、長きに渡りアウトドアマンたちに愛用されていた理由も。
そんな、シャツというウェアの機能性に着目し、現代の素材と技術を用いて再構築。最先端のアウトドアウェアとして蘇らせたのが、このアンドワンダー テックショートスリーブシャツです。






























シャツという「定番」をブラッシュアップし 最先端ウェアに仕立てた上げたテックシャツ
さらりと肌さわりのよい生地をメインで使用
このシャツには、ポリエステルを100パーセント使用した、速乾性に優れた生地を使用しています。非常に細いマイクロファイバーを立体構造に編み上げた生地で、柔らかく肌ざわりのよいシャツに。さらに、肌に当たる面は外側のつるりとした表面とは違い、凹凸をつけた編み方になっていて、たとえ汗をかいても生地が肌に密着してまとわりつくという不快な状況を回避してくれます。
また、生地そのものに、肌に影響を及ぼす紫外線を防ぐ機能を持たせた、UVカット仕様となっていて、肌を痛め体力を消耗させる日焼けを予防してくれます。
背面と脇にはメッシュ素材を配置
いくら速乾性に優れた生地を使用していても、バックパックを背負うと肌に密着してしまう背中や脇下などは、どうしても汗をかいて蒸れてしまう部分。このシャツは、そんな蒸れて不快になりがちな部分に、メインの生地よりもさらに通気性を向上させたメッシュ素材の生地を配置。汗ばんで蒸れた空気が滞留しやすい部分の不快感をなくし、快適性を向上させることに成功。また、通気性をよくすることで汗の濡れからくる冷え感も減少させています。もちろん、バックパックを背負っていないときでも、その効果は絶大。さらりと涼しい空気を感じることができる、着心地のよいシャツに仕上がっています。
干渉しないラグランスリーブを採用
このシャツは、肩の部分に縫い目がない、ラグランスリーブを採用しています。バックパックを背負ったときにも、ショルダーストラップが肩の縫い目に当たる不快感はありません。さらにこのシャツは、バックパックに干渉する箇所の縫い目を排除し、無縫製のテープ加工を採用。フラットな仕上がりにすることで、違和感をなくし肌触りを向上させることに成功しています。
臭いを抑えるステッチを使用
肩以外の部分の縫い目にも強いこだわりが。肌に当たって違和感を感じることがないよう、柔らかい糸を使用し、平面になるような「平縫い」を採用しています。また、汗による臭いが気になってしまいがちな脇下の部分を縫う糸には、臭いを抑える効果のある、デオドラントステッチを使っています。生地の改良に加え、縫う糸にまで気を配った、きめ細やかな配慮が施されたシャツになっています。
脱ぎ着を容易にするスナップボタン
このシャツのフロント開放部分にはスナップボタンが使用されています。樹脂でできているので水分がついて錆びたり、冷えて水分が凍りついたりというトラブルもありません。かつ、扱いやすく、開放が非常にスマート。縫い付けられたボタンのようにちょっとしたことで取れてしまったり、壊れて開閉ができなくなってしまうジッパーのような心配もありません。軽量で、確実に、トラブルが少なく、かつ容易に開閉ができるので、気温や体温に合わせて、こまめに脱ぎ着できるシャツに仕上がっています。
機能的なポケットを両胸に配置
フロントの左右に付けられた特徴的な胸ポケット。縦に配置された胸ポケットに手を入れてる際、その使いやすさに驚くでしょう。上部に開口部がつけられてた一般的なシャツに比べ、腕をあげて手を差し込むような動作は必要なし。横からすっと添えるようにポケット開口部にアクセスできます。ポケットに手を入れる小さな動きも計算に入れて、無駄な行動をなくす構造になっています。また、両端に水抜き穴が配置されているので、水分が溜まり中のものを濡らしてしまうこともありません。
シンプルで滑らないジッパータブ
縦方向に配置されたポケットの開口部。ものが落ちやすくなってしまうのでは、と思えるのですが、その開口部にはジッパーが装着されているので、しっかりと完全に閉じることができます。また、そこにつけられているジッパーのタブが秀逸。非常に細い紐がタブとしてつけられていますが、その紐が樹脂チューブで覆われているので、滑りにくくなっていて、グローブなどをしていても、確実に掴み、容易に開閉することができます。樹脂で覆うことで、紐の結び目が解けてしまったり、紐そのものの劣化も防いでいます。
便利なループを外側に配置
首回りにはタグ類は一切つけられておらず、シンプルそのもの。メーカー名のみ首後ろに印刷されているのみで、非常にすっきりとした首回り。
その首回りの外側を見ると、メーカー名がプリントされた細いテープがループ状に縫い付けてあります。このループを利用すれば、脱いでちょっと置きたいときに、壁のフックなどにかけることが可能。また、行動中暑くなってシャツを脱いだ時には、このループを利用してカラビナなどでバックパックにとめておくこともできます。
リフレクター印刷を要所要所に
このシャツは単色でまとめられたシンプルなデザイン。その中で、アクセントとなっているのが、ロゴマークやポケットの開口部、その水抜き穴にあしらわれたシルバーの印刷。ただのデザイン上のアクセントではなく、リフレクター素材を混ぜ込んだものとなっていて、光を当てると反射する印刷となっています。夜間や朝夕の薄暗いときに行動する際に、クルマなどからの視認性を高め、安全性を向上させてくれます。また、テントサイトや山小屋内で、脱いで置いておいたこのシャツを暗闇で探す際に、ライトで照らせばどこにあるかがすぐにわかる、という役目も。ただのデザイン上のアクセント、というものの一歩上を行く、便利かつ重要なディテールとなっています。
シャツという定番の形を持ちながら、細かい部分までこだわってブラッシュアップ。着心地から使いやすさ、そしてデザイン性も大幅にアップさせたこのシャツ。黎明期のアウトドア先駆者たちに思いを馳せつつ、現代のアウトドアシーンでスタイリッシュに着こなすには最適な、クラシカルかつハイテックなウェアとなっています。
サイズ表
00 | 0 | 2 | 3 | 4 | |
胸囲 | 110 | 114 | 116 | 120 | 124 |
着丈 | 65 | 67 | 73 | 75 | 77 |
首から袖まで | 40 | 42 | 47 | 49 | 51 |
※上記数値は「cm」です。
※「and wander」の商品は、独自の採寸方法により採寸をしております。
※上記サイズは実際に採寸した数値を掲載しております。商品タグにはメーカー標準サイズ(想定しているボディサイズ)が記載されており、実寸サイズとは異なりますのでご注意ください。
メーカー標準サイズ表(想定しているボディサイズ)
WOMAN
00 | 0 | |
身長 | 160 | 165 |
胸囲 | 84 | 90 |
ウエスト | 66 | 72 |
ヒップ | 89 | 95 |
股下 | 75 | 77 |
裄丈 | 78 | 80 |
MAN
2 | 3 | 4 | |
身長 | 170 | 175 | 180 |
胸囲 | 90 | 94 | 98 |
ウエスト | 80 | 84 | 88 |
ヒップ | 96 | 100 | 104 |
股下 | 78 | 80 | 82 |
裄丈 | 81 | 83 | 85 |
ネック | 38 | 39 | 40 |
※上記サイズは「メーカー標準サイズ(想定しているボディサイズ)」になります。実寸サイズとは異なりますのでご注意ください。
商品詳細
ブランド | and wander(アンドワンダー) |
名称 | テックショートスリーブシャツ/UNISEX |
素材 | ポリエステル 100%(別布部分)ポリエステル 100% |
サイズ | 00、0、2、3、4 |
カラー | khaki(カーキ) |
重量 | 170g |