2013年にサービスをスタートしたYAMAPは、この3月に10周年を迎えます。記念すべき節目のお祝いに、日ごろからYAMAPを応援してくださるみなさまへの感謝の気持ちを込めて、「山で飲みたいコーヒー」のアニバーサリーブレンドを作りました。
「せっかくなら、山でもとことんおいしいコーヒーが飲みたい!」と始まった、YAMAPオリジナルのコーヒーづくり。スタート当初からこのシリーズの開発に関わってくださっている、スペシャルティコーヒーの専門店「さかい珈琲」さんの協力で、アニバーサリーの名にふさわしい味ができ上がりました。












ありがとうの気持ちを込めて
アニバーサリーに合うコーヒーの味とは?
いつもは、「山のシーンごとに一番おいしいと思える味」にこだわって、場所や時間をイメージした味づくりをしていますが、今回は少しテーマの方向性が異なります。
飲む人が、これまでYAMAPと一緒に歩いた山や、これから行きたい山、そこで飲むコーヒーに想いを馳せながらおいしく飲めるもの。特別な時間をゆっくり過ごせる、アニバーサリーにふさわしい味を作りたい。
いつもにも増して抽象的で難しいテーマに、さかい珈琲さんがひとつのカギを見出してくれました。それは「香り」です。
「YAMAPさんからアニバーサリーブレンドを作りたいという話を聞いたときに、まず頭に浮かんだのが“香り”です。香りはコーヒーのおいしさの要素のなかでも、とくに重要な要素です。いつもは“山で飲んだ時においしいもの”というテーマに合わせて、山の日差しや自然の空気に馴染むようなブレンドや豆を提案していますが、テイスティングで選ばれるのは、比較的ビターですっきりした味わいのものが多いようでした。今回は場所を限定せず、ゆっくりと山のことを考えながら飲むことを踏まえて、香りを存分に楽しめるよう、シトラス系の香り高いトップクラスのスペシャルティコーヒー豆を、一番香りが立つ少し軽めのローストに仕上げました」(さかい珈琲さん)
今回のブレンドに使われているのは、4種の豆。コーヒー豆の最高峰と呼ばれる「ケニア チョロンギ」、フルーティで芳醇なフレーバーと大粒な豆が特徴的な「ニカラグア パカマラ」、花や柑橘類の爽やかな香りが魅力的な「エチオピア イルガチェフ」、豆本来の甘みがある「ホンジュラス ナチュラル」。これを、煎り方や豆の精製の方法などを細かく変えた3種類の味に仕立てていただきました。
タウンテイスティングでブレンドを決定
この3種から、アニバーサリーブレンドとして世に出る1種類を決定します。今回のテイスティングは、いつものように山に出かけるのではなく、いつもの生活の中で行ないました。時間は、普段コーヒーを飲むことの多い昼食後を選びました。同じ豆を使っていても、3つそれぞれに味わいは違った印象。しっかりと試飲を繰り返し、そのなかから、もっともYAMAPの記念すべきアニバーサリーブレンドにふさわしい味を決めました。
「焙煎が浅めのものの方がすっきりとしていて、日常のどんな場面でも飲みやすい。初めてYAMAPのコーヒーを飲む人にも楽しんでもらえそう」
「昼食後のリラックスタイムに飲んだら、午後もがんばって仕事をしようと思えた。気持ちを切り替えるときに、一番欲しい味。新しい時代の幕開けにふさわしいと思う。」
「中煎りの2種類を何度も飲み比べて決めました。温度を変えていろいろ飲みましたが、後味がきれいだと感じたこちらを選びました。冷めてもおいしいのはポイントが高いです」
今回、検討した3種はどれも魅力的なコーヒーでした。その中から選ばれたアニバーサリーブレンドはぜひみなさまにも味わっていただきたい作品です。
「ANNIVERSARY BLEND / アニバーサリーブレンド」
中煎り(1~5評価)
苦味:●●
コク:●●●
香り:●●●●
酸味:●●●
< 4種類のコーヒー豆をブレンド >
・ケニア チョロンギ・・・30%
・ニカラグア パカマラ・・・30%
・エチオピア ナチュラル・・・20%
・ホンジュラス ナチュラル・・・20%
「山で飲みたいコーヒー/アニバーサリーブレンド」のこだわり
1. 厳選したスペシャルティコーヒーのみを使用
今回のブレンドも、厳選された「スペシャルティコーヒー」にこだわりました。豆の種類や生産農場、加工から流通までのすべてにおいて高いクオリティを保ち、どこの農園で収穫され、だれが作ったのかまでがクリアにされた、専門店でしか手に入らない特別なコーヒー。スーパーなどで手に入るコマーシャルクラスのコーヒーは、冷めると酸味がイヤな渋みにかわってしまいますが、冷めてもおいしさが変わらないのが、スペシャルティコーヒーならではの特徴です。
2.山コーヒーの理想形「コーヒーバッグ」
山で手軽に本格的な味を楽しんでもらうために採用した「コーヒーバッグ」スタイル。カップとお湯だけで淹れられる手軽さは、山はもちろん、家庭や職場にも便利。お湯の中でゆらゆらさせる時間で、好みの濃さを調整することもできます。粉がこぼれる心配がないのでゴミの処理も楽々。1杯分ずつのパックにすることで、いつでも挽きたての新鮮な味を楽しめます。
3.飲み比べが楽しい4つのブレンドをセットに
アニバーサリーセットは、定番の3種「朝のめざめ」、「お昼どき」、「夜のひととき」各1個と、アニバーサリーブレンド3個を合わせた6個セットでお届けします。それぞれのシーンに合わせて飲むもよし、飲み比べで豆や産地、焙煎の違いを楽しむのもよし。
4.10周年記念アニバーサリーイラスト入り
山で飲みたいコーヒーは、発売以来、味だけでなくパッケージのデザインにも高い評価をいただいています。今回のパッケージには、10周年を記念して特別に作った、アニバーサリーイラストを採用しました。ブラックのベースに、ゴールドの文字が栄える高級感のあるデザイン。アニバーサリーブレンドの名にふさわしい、特別感も演出しました。
10周年を記念した、今しか手に入らない特別なブレンド。スペシャルティコーヒーのクオリティにさかい珈琲さんの技が融合して、アニバーサリーにふさわしい自信の味に仕上がりました。
この一杯が、山を愛するみなさんの豊かな時間を作るお手伝いになることを。そして、YAMAPがこれまで歩んできた10年を、少しでも身近に感じていただけることを願っています。
食品なので、長く残しておくものではありませんが、個包装のコーヒーバッグは、開封するまで鮮度が保たれるので、みなさん特別な日に合わせて飲んでいただくのもいいかもしれませんね。このシリーズのファンの方はもちろん、山で飲みたいコーヒーを初めて試す人にも、このおいしさを知ってほしい人へのプレゼントにもおすすめです。
商品詳細
ブランド | YAMAP(ヤマップ) |
名称 | 山で飲みたいコーヒー YAMAP10thアニバーサリーセット/コーヒーバッグ |
品名 | レギュラーコーヒー(粉) |
原材料名 | 朝のめざめ:コーヒー豆(生豆生産国名:ケニア、グアテマラ、コロンビア、他) お昼どき:コーヒー豆(生豆生産国名:エチオピア) 夜のひととき:コーヒー豆(生豆生産国名:エチオピア、ケニア、グアテマラ) アニバーサリーブレンド:コーヒー豆(生豆生産国名:ケニア、ニカラグア、エチオピア、ホンジュラス) |
挽き方 | 中挽き |
内容量 | 11g (1個) / 6個セット |
賞味期限 | パッケージに記載 |
保存方法 | 高温多湿を避けて、涼しいところに保管してください。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めにお召し上がりください。 |
YAMAPはおかげさまで10周年を迎えました。
YAMAP10周年を記念したアニバーサリーアイテムのほか、10周年のこれまでの歴史、そしてこれから目指す世界について特集で紹介しています。
アニバーサリーイラストにこめられた想いや意味についても詳しくお話しさせていただいているので、より10周年記念アイテムたちに愛着を持っていただけると思います。ぜひ、ご覧ください。
YAMAPオリジナルコーヒー「山で飲みたいコーヒー」ができるまで
「せっかくなら、山でもとことんおいしいコーヒーが飲みたい」。ひとりのスタッフの言葉をきっかけに、YAMAPがオリジナルのコーヒーをつくりました。シーンに合った味を作り出すには、実際に山で体験してみるしかない!ということで、コーヒーのテイスティングのためだけに、山に登ることに。コーヒーがよく合うシーンに合わせた、こだわりの3つの味が生まれました。