登山をするうえで避けられない、「汗」とのお付き合い。たとえ冬の雪山であっても、行動次第では汗をかくことがあります。そんなとき、素肌の上に着るウェアに求めたい要素は多いもの。時には「保温性」、時には「速乾性」、時には「防臭性」など、相反するような機能性を求めたくなるのが登山のベースレイヤーというものです。
そんな山でのニーズに応えるために、YAMAPが提案するのが「プラックスウール200ロングスリーブT」 。やや肌寒さを感じるシチュエーションで汎用性の高い、中厚手(200g/m2)のベースレイヤーです。
肌に優しく、心地よく、そして臭わない。あなたの登山をもっと快適にする、新しい選択肢となるアイテムです。






























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PlaX(プラックス)とウールが叶えた「臭わない」ベースレイヤー
「抗菌防臭」に優れた2つの素材 — ウールとプラックス
まずは、「プラックスウール」について、少し振り返っておきましょう。最大の特徴は、素材の原料である「ポリ乳酸」の特性です。
従来、アクティブシーンで使うベースレイヤーの素材は、「化学繊維」、「ウール」、そして、その2つを組み合わせた「ハイブリッド」の3種類に限られていました。YAMAPが採用したのは、これに新たに加わるもう一つの素材、自然由来の生分解性プラスチック「ポリ乳酸」です。
ナイロンやポリエステルなど、石油由来のプラスチックを原料とする化学繊維は、アウトド「ウールは臭わない」—— 登山をする人なら一度は聞いたことのあるフレーズですが、ウールがなぜ臭わないのか、そのメカニズムはご存知でしょうか?
まず、ニオイの原因は、汗そのものではありません。「汗に含まれる成分(皮脂やアンモニア)」をエサにして細菌が繁殖することで、ニオイが発生します。細菌の繁殖には水分が必要なため、かいた汗をそのまま放置してしまうことがニオイを強くしてしまう原因となるのです。
しかしウールは、細菌が繁殖しにくい環境を自然に作り出すことに優れています。その秘密は「吸湿性」。ウールはコットンの2倍、ポリエステルの30倍という大量の湿気を吸収することができるため、肌をドライに保つ機能に優れているのです。さらにウール繊維の表面は、魚のウロコのような「スケール構造」 を持っています。このスケールがニオイ成分を閉じ込める働きをするため、ニオイ戻りが少なく、長時間着ても臭わないという効果を実現。これが、「ウールは臭わない」という機能性のメカニズムです。
そして本製品でウールと混紡されている素材「PlaX(プラックス)」は、繊維から分泌される「乳酸」の作用で細菌の増殖を抑える「抗菌性」が備わっており、部屋干しや生乾きのニオイの原因であるモラクセラ菌や、汗や加齢臭などのもとであるイソ吉草酸などに作用し、防臭効果を発揮します。
ニオイの発生源を予防する「ウール」と、ニオイの原因になる細菌の繁殖を抑える「PlaX(プラックス)」。このふたつを掛け合わせることによって、高い防臭性を実現させています。
ベースレイヤーの基本性能もクリア
PlaX™️の特徴は、環境に優しいことだけではありません。ポリ乳酸は水を吸わない疎水性であるため、汗などの濡れをすばやく乾かす効果があること、触れた肌を清潔に保ち、生乾きのニオイの原因菌の繁殖を抑える抗菌・防臭効果を備えるさらにプラックスは、ポリエステル繊維のような優れた「速乾性」を備えており、発汗時の汗を素早く乾かします。また、人の肌と同じ弱酸性の性質をもつため、乾燥を防ぐ弱酸性の働きから敏感な肌にもやさしく、刺激や静電気も起こりにくいという嬉しい特徴も兼ね備えています。
優れた防臭機能を備えているため頻繁に洗う必要はありませんが、プラックスの速乾性は洗濯の際にも効果を発揮するため、日々のお手入れも楽々。「プラックスウール200ロングスリーブT」はウールを使用していますが、ご自宅で洗濯することができるウォッシャブル仕様です。
安心感のあるほどよい厚みであたたかさをキープ
半袖のウールベースレイヤー等で使用される生地の多くは薄手(150g/㎡前後)ですが、本製品はやや肌寒さを感じるシチュエーションで汎用性の高い、中厚手(200g/m2)のベースレイヤー(本体重量はMサイズ223g)です。
使用時期はやや狭まりますが、厳冬期専用のベースレイヤーではありません。「やや肌寒さを感じる」というシチュエーションではマルチに活躍するほどよい厚みのため、「手持ちのベースレイヤーよりもう少し保温性のあるものが欲しい!」と考えている方におすすめのベースレイヤーです。
こんな状況におすすめ |
|
このほかにも、抗菌防臭性を活かせる行動時間が長い山行や、荷物を減らしたい旅行やロングトレイルなどといったシチュエーションにも活躍します。
モチモチの生地で着心地よし。優しいフィット感
ウールとプラックスを撚り合わせた一本の糸で編み上げたニット生地は、柔らかく弾力があり、優しいフィット感を実現。あらゆる動作をしても違和感なく身体に馴染む、もう一枚の皮膚のようなベースレイヤーです。
また、袖口にはリブがないものの、生地自体に伸縮性があるため、腕まくりをしても自然にフィットし、ズレ落ちにくい設計になっています。袖丈はアウトドアでの使用を想定し、手の甲にかかるよう若干長く設計されています。
環境負荷の少ない自然由来の素材「ポリ乳酸」
ここまでにご紹介した通り、アクティブシーンのベースレイヤーに最適な素材とも言えるプラックスには、機能面以外にもアウトドアラバーに嬉しい特徴を備えています。それは、環境負荷の少ない自然由来の素材であるという点です。
現代のアウトドアウェアでは必要不可欠なナイロンやポリエステルなどは、石油由来のプラスチックを原料とする化学繊維ですが、プラックスは、サトウキビなどの植物を原料とした自然由来のプラスチック「ポリ乳酸」を原料に作られています。
自然由来のプラスチックであるため限りある石油資源を必要としないうえ、従来のプラスチックのように地球上に永遠に残ることがなく、分解されて自然に還る「生分解性」を備えています。まさに、未来のスタンダードに相応しい素材と言えるでしょう。
YAMAPとユーザーが一緒に育てる未来のスタンダード
本製品は、2023年に発売された旧製品のアップデートモデルです。実際に山で使ってくれた方々の生の声をもとに、素材の使い方を根本から見直し、全く別のアプローチによって生地開発を行いました。デザイン面でもフィードバックを取り入れ、より動きやすく、肩や脇など体格の違いに左右されにくいラグランスリーブへと改良されています。
環境負荷の少ない夢のプラスチック「ポリ乳酸」は開発当初、アクティブウェアの素材として使うには、摩擦や熱、湿気への耐性が十分ではありませんでした。アウトドアシーンのアパレルで化学繊維と同等に使える性能を確保できるようになったのは、ごく近年のこと。製品化までに10年以上の年月を費やされ、ようやく誕生した「プラックス」は、まだまだ伸びしろのある、進化を続ける素材です。
しかし、環境に優しいこの素材は、まだ市場では注目度が低いのが現状。 ですが、あえてこの素材を使い続けることが、新しい可能性を切り拓く一歩になるとYAMAPは考えています。より多くの人がこのウェアを手に取ることで、技術開発がさらに加速し、環境負荷の少ない未来がより現実的なものへと近づいていく—— そんなアウトドアウェア業界の姿を目指しています。
新しい挑戦は、ひとりでは成し遂げられません。だからこそ、これからのスタンダードを皆さんと共に創り上げていきたい。山でのニーズに応えるだけでなく、地球の未来に対する想いも込められたベースレイヤーです。
スタッフ着用比較画像
「YAMAP(ヤマップ)/プラックスウール200ロングスリーブT」は、XXSからXLサイズまでの、ユニセックスのサイズ展開です。日本人の標準体型に合わせて開発したパターンですので、通常お選びいただくサイズから、サイズアップやサイズダウンの必要はありません。
男性:普段着用されるサイズをお選びいただくことをお勧めします。普段SかMかで迷われる方は、Sがジャストサイズ、Mがゆったりサイズになります。
女性:ユニセックス表記のため、普段選ばれるサイズ表記よりも小さくて不安になるかもしれませんが、普段女性サイズのMサイズを選ばれる方はXXSサイズ、普段女性サイズのLサイズを選ばれる方はXSサイズをお勧めします。
商品詳細
ブランド | YAMAP(ヤマップ) |
名称 | プラックスウール200 ロングスリーブT |
素材 | ウール70% ポリ乳酸(PlaX™️) 30% |
重量 | 約223g(Mサイズ) |
サイズ | XXS、XS、S、M、L、XL |
カラー | ブラック |
原産国 | 日本 |
備考 | お手入れの注意 |
PlaX(プラックス)とウールが叶えた「臭わない」ベースレイヤー
登山をするうえで避けられない、「汗」とのお付き合い。たとえ冬の雪山であっても、行動次第では汗をかくことがあります。そんなとき、素肌の上に着るウェアに求めたい要素は多いもの。時には「保温性」、時には「速乾性」、時には「防臭性」など、相反するような機能性を求めたくなるのが登山のベースレイヤーというものです。
そんな山でのニーズに応えるために、YAMAPが提案するのが「プラックスウール200ロングスリーブT」 。やや肌寒さを感じるシチュエーションで汎用性の高い、中厚手(200g/m2)のベースレイヤーです。
肌に優しく、心地よく、そして臭わない。あなたの登山をもっと快適にする、新しい選択肢となるアイテムです。
「抗菌防臭」に優れた2つの素材 — ウールとプラックス
まずは、「プラックスウール」について、少し振り返っておきましょう。最大の特徴は、素材の原料である「ポリ乳酸」の特性です。
従来、アクティブシーンで使うベースレイヤーの素材は、「化学繊維」、「ウール」、そして、その2つを組み合わせた「ハイブリッド」の3種類に限られていました。YAMAPが採用したのは、これに新たに加わるもう一つの素材、自然由来の生分解性プラスチック「ポリ乳酸」です。
ナイロンやポリエステルなど、石油由来のプラスチックを原料とする化学繊維は、アウトド「ウールは臭わない」—— 登山をする人なら一度は聞いたことのあるフレーズですが、ウールがなぜ臭わないのか、そのメカニズムはご存知でしょうか?
まず、ニオイの原因は、汗そのものではありません。「汗に含まれる成分(皮脂やアンモニア)」をエサにして細菌が繁殖することで、ニオイが発生します。細菌の繁殖には水分が必要なため、かいた汗をそのまま放置してしまうことがニオイを強くしてしまう原因となるのです。
しかしウールは、細菌が繁殖しにくい環境を自然に作り出すことに優れています。その秘密は「吸湿性」。ウールはコットンの2倍、ポリエステルの30倍という大量の湿気を吸収することができるため、肌をドライに保つ機能に優れているのです。さらにウール繊維の表面は、魚のウロコのような「スケール構造」 を持っています。このスケールがニオイ成分を閉じ込める働きをするため、ニオイ戻りが少なく、長時間着ても臭わないという効果を実現。これが、「ウールは臭わない」という機能性のメカニズムです。
そして本製品でウールと混紡されている素材「PlaX(プラックス)」は、繊維から分泌される「乳酸」の作用で細菌の増殖を抑える「抗菌性」が備わっており、部屋干しや生乾きのニオイの原因であるモラクセラ菌や、汗や加齢臭などのもとであるイソ吉草酸などに作用し、防臭効果を発揮します。
ニオイの発生源を予防する「ウール」と、ニオイの原因になる細菌の繁殖を抑える「PlaX(プラックス)」。このふたつを掛け合わせることによって、高い防臭性を実現させています。
ベースレイヤーの基本性能もクリア
PlaX™️の特徴は、環境に優しいことだけではありません。ポリ乳酸は水を吸わない疎水性であるため、汗などの濡れをすばやく乾かす効果があること、触れた肌を清潔に保ち、生乾きのニオイの原因菌の繁殖を抑える抗菌・防臭効果を備えるさらにプラックスは、ポリエステル繊維のような優れた「速乾性」を備えており、発汗時の汗を素早く乾かします。また、人の肌と同じ弱酸性の性質をもつため、乾燥を防ぐ弱酸性の働きから敏感な肌にもやさしく、刺激や静電気も起こりにくいという嬉しい特徴も兼ね備えています。
優れた防臭機能を備えているため頻繁に洗う必要はありませんが、プラックスの速乾性は洗濯の際にも効果を発揮するため、日々のお手入れも楽々。「プラックスウール200ロングスリーブT」はウールを使用していますが、ご自宅で洗濯することができるウォッシャブル仕様です。
安心感のあるほどよい厚みであたたかさをキープ
半袖のウールベースレイヤー等で使用される生地の多くは薄手(150g/㎡前後)ですが、本製品はやや肌寒さを感じるシチュエーションで汎用性の高い、中厚手(200g/m2)のベースレイヤー(本体重量はMサイズ223g)です。
使用時期はやや狭まりますが、厳冬期専用のベースレイヤーではありません。「やや肌寒さを感じる」というシチュエーションではマルチに活躍するほどよい厚みのため、「手持ちのベースレイヤーよりもう少し保温性のあるものが欲しい!」と考えている方におすすめのベースレイヤーです。
こんな状況におすすめ |
|
このほかにも、抗菌防臭性を活かせる行動時間が長い山行や、荷物を減らしたい旅行やロングトレイルなどといったシチュエーションにも活躍します。
モチモチの生地で着心地よし。優しいフィット感
ウールとプラックスを撚り合わせた一本の糸で編み上げたニット生地は、柔らかく弾力があり、優しいフィット感を実現。あらゆる動作をしても違和感なく身体に馴染む、もう一枚の皮膚のようなベースレイヤーです。
また、袖口にはリブがないものの、生地自体に伸縮性があるため、腕まくりをしても自然にフィットし、ズレ落ちにくい設計になっています。袖丈はアウトドアでの使用を想定し、手の甲にかかるよう若干長く設計されています。
環境負荷の少ない自然由来の素材「ポリ乳酸」
ここまでにご紹介した通り、アクティブシーンのベースレイヤーに最適な素材とも言えるプラックスには、機能面以外にもアウトドアラバーに嬉しい特徴を備えています。それは、環境負荷の少ない自然由来の素材であるという点です。
現代のアウトドアウェアでは必要不可欠なナイロンやポリエステルなどは、石油由来のプラスチックを原料とする化学繊維ですが、プラックスは、サトウキビなどの植物を原料とした自然由来のプラスチック「ポリ乳酸」を原料に作られています。
自然由来のプラスチックであるため限りある石油資源を必要としないうえ、従来のプラスチックのように地球上に永遠に残ることがなく、分解されて自然に還る「生分解性」を備えています。まさに、未来のスタンダードに相応しい素材と言えるでしょう。
YAMAPとユーザーが一緒に育てる未来のスタンダード
本製品は、2023年に発売された旧製品のアップデートモデルです。実際に山で使ってくれた方々の生の声をもとに、素材の使い方を根本から見直し、全く別のアプローチによって生地開発を行いました。デザイン面でもフィードバックを取り入れ、より動きやすく、肩や脇など体格の違いに左右されにくいラグランスリーブへと改良されています。
環境負荷の少ない夢のプラスチック「ポリ乳酸」は開発当初、アクティブウェアの素材として使うには、摩擦や熱、湿気への耐性が十分ではありませんでした。アウトドアシーンのアパレルで化学繊維と同等に使える性能を確保できるようになったのは、ごく近年のこと。製品化までに10年以上の年月を費やされ、ようやく誕生した「プラックス」は、まだまだ伸びしろのある、進化を続ける素材です。
しかし、環境に優しいこの素材は、まだ市場では注目度が低いのが現状。 ですが、あえてこの素材を使い続けることが、新しい可能性を切り拓く一歩になるとYAMAPは考えています。より多くの人がこのウェアを手に取ることで、技術開発がさらに加速し、環境負荷の少ない未来がより現実的なものへと近づいていく—— そんなアウトドアウェア業界の姿を目指しています。
新しい挑戦は、ひとりでは成し遂げられません。だからこそ、これからのスタンダードを皆さんと共に創り上げていきたい。山でのニーズに応えるだけでなく、地球の未来に対する想いも込められたベースレイヤーです。
スタッフ着用比較画像
「YAMAP(ヤマップ)/プラックスウール200ロングスリーブT」は、XXSからXLサイズまでの、ユニセックスのサイズ展開です。日本人の標準体型に合わせて開発したパターンですので、通常お選びいただくサイズから、サイズアップやサイズダウンの必要はありません。
男性:普段着用されるサイズをお選びいただくことをお勧めします。普段SかMかで迷われる方は、Sがジャストサイズ、Mがゆったりサイズになります。
女性:ユニセックス表記のため、普段選ばれるサイズ表記よりも小さくて不安になるかもしれませんが、普段女性サイズのMサイズを選ばれる方はXXSサイズ、普段女性サイズのLサイズを選ばれる方はXSサイズをお勧めします。
商品詳細
ブランド | YAMAP(ヤマップ) |
名称 | プラックスウール200 ロングスリーブT |
素材 | ウール70% ポリ乳酸(PlaX™️) 30% |
重量 | 約223g(Mサイズ) |
サイズ | XXS、XS、S、M、L、XL |
カラー | ブラック |
原産国 | 日本 |
備考 | お手入れの注意 |