2013年にサービスをスタートしたYAMAPは、この3月に10周年を迎えました。ここまでの道のりを歩んでこられたのは、日ごろからYAMAPを応援してくださるみなさまのおかげです。その感謝の気持ちと、次の10年へ向けての決意を込めて、YAMAP10周年のアニバーサリーアイテムを作りました。
日常生活で使っている人はさほど多いと思えないのに、山に行くとなぜかやたらと目にするのが、日本に古くから伝わる「手ぬぐい」。ウェアでもギアでも、基本的に綿素材はNGな山の道具のなかで、圧倒的な支持率を誇る、唯一の綿アイテムといっていいでしょう。
この商品が含まれる商品グループ
ありがとうの気持ちをこめて
その理由はとてもシンプル。吸水性が高く、極薄素材なので濡れてもすぐに乾く。かさばらずに持ち運べて、使い方を問わないシンプルな形。使い込むごとに風合いが柔らかくなるのに、丈夫で長持ち。生活用品としての手ぬぐいのメリットが、登山に必要な要素と見事にマッチしているからです。
手ぬぐいは、江戸の時代から現在まで、サイズも仕様も製造方法もほとんど変わっていません。日本の伝統的な織物としてのすばらしさを大切にしながら、もっと便利で、もっと今の時代に合うもの、アウトドアにふさわしいものがあるに違いないと作られたのが、「CHAORAS(チャオラス) スポーツ手ぬぐい」。進化した現代版の手ぬぐいです。
江戸から現代へ、「CHAORASスポーツ手ぬぐい」の進化のポイント
1.綿×レーヨンの優れた吸水性
素材は、タテ糸に従来と同じ綿100%、ヨコ糸には竹を素材としたレーヨン糸を使って織りあげました。
レーヨンを取り入れた第一の理由は、吸水性の高さ。綿も吸水性に優れる素材ですが、レーヨンの吸水力は綿の1.4倍。大量に汗をかくアウトドアシーンにこの機能はとても魅力的です。
もうひとつが、レーヨンが持つ独特の風合い。しなやかなドレープ感や若干のストレッチ性があり、頭や首に巻くときも、しっかりと結ぶことができます。
2.加工技術による柔らかさと抗菌性
綿100%の手ぬぐいは、使い始めは少し硬めで、使い込んでいくうちに柔らかくなっていくのが特徴。それはそれで変化の様子を楽しむことができるのですが、アウトドアで使うなら、最初からベストな状態で使えるにこしたことはありません。
そこで、織り上げた生地に施したのが、椿オイルを利用した独自の柔軟加工。レーヨンの生地特性とも相まって、使い始めから肌に優しく、巻きやすい風合いになりました。もちろん吸水性も保たれたまま。さらに、ヒノキの成分を使った抗菌防臭加工も施されているので、細菌の繁殖も抑え、いつでも清潔に使うことができます。
3.ほつれのない端の始末
手ぬぐいは、完成形の幅で生地が織られるので、長辺にはもともと耳があるのですが、短辺側は切りっぱなしになっていて、使っていると糸がほつれてきてしまいます。庶民の生活のための道具であったため、わざわざ縫うまでもないということだったようですが、この切りっぱなしが、水切れをよくして乾きを早くする効果を高め、簡単に裂いて紐のような使い方ができるというメリットも生み出しています。
とはいえ、糸がほつれるのは見た目にも良くありません。そこで、スポーツ手ぬぐいは、端の部分にほつれ留めを施しました。ハンカチなどのように折り返して縫うと、かさばったりかわきにくかったりするので、端にロックミシンをかける方法を選択。これで厚みをますことも乾きを妨げることもなく、糸のほつれも、すっきりと解消されます。
4.アウトドアに即したサイズ
スポーツ手ぬぐいは、長さ90㎝の従来の手ぬぐいよりも20㎝長い110㎝で作られています。これは、頭に巻いたり首からかけたりといった、アウトドアシーンでよくある使い方を考慮してのもの。アウトドア用途であることもちろん、江戸の時代と今では人の体型の違いを考えても、これはとても理にかなったものでしょう。
今だけの特別なアニバーサリーデザイン
手ぬぐいの魅力は、機能面だけではありません。その豊かなデザイン表現も大きな魅力。味のある伝統柄、現代風の色やイラスト、地域、企業、山小屋やブランドのオリジナルなど、コレクションを楽しんでいる人もいるでしょう。江戸の時代から、粋なおしゃれアイテムとしても、絵柄にこだわる文化もあったようです。
今回採用したのは、YAMAPのサービス開始10周年を記念して、特別に作ったアニバーサリーイラスト。YAMAPがこの10年の間、何を見て何を考え、どう行動してきたのか、歩んできた10年の軌跡が、1枚のイラストに詰め込まれています。
イラストを作成してくれたのは大西土夢さん。ご自身も山を楽しみ、Instagramに投稿する山のイラストが話題を呼ぶ、注目のデザイナー・イラストレーターです。
よく見ると、登山シーンや自然環境をイメ―ジさせるもののほかに、YAMAPがこれまで進めてきた取り組みが描かれているのがわかります。
スマホを見ながら山に登る新時代の到来、すれ違いが情報をつなげる見守り機能、循環型コミュニティポイント「DOMO」、みんなの投稿が絶滅を守るライチョウモニターや、Apple Watchへの対応も。
そのすべてがユーザーのみなさんとつながりであり、今のYAMAPを支えていることへの感謝を、この1枚のイラストに込めました。
カラーは、自然を思わせる青と緑。手ぬぐいにふさわしい和の雰囲気のある、落ち着いた色味が、イラストのタッチを鮮明に表現しています。
便利なフックコードもセットに
フックコードは赤とグレーの2種類からお選びいただけます
今回は、手ぬぐいと合わせて使えるフックコードをセットにしました。濡れた手ぬぐいを乾かすとき、すぐに使えるように手の届くところに用意するとき、手ぬぐいをはさんでコードロックを引くだけでしっかりと固定でき、カラビナ状のパーツを使って、さまざまなところにぶら下げることができます。
結び目を作らずに留めることができるので乾きやすく、長さを充分に使えるのもいいところ。バックパックにつけたまま、額の汗を拭くこともできそうです。
しかも、コードは光を効率よく反射するリフレクターになっているので、山のアウトドアはもちろん、日常生活にも便利。スポーツ手ぬぐい以外のものも使用可能です。
江戸の知恵と現代の技術、YAMAP10年の想いを込めた、スポーツ手ぬぐい。作り手の想いも込めた日本のプロダクトです。アウトドアのお供はもちろん、ハンカチ代わりに日常生活を一緒にすごすのもいいでしょう。インテリアとして、タペストリーのように飾るのもおすすめです。ふとした時間に、YAMAPの10年を感じ、これから先も一緒に歩む道のりを、想像していただけたらうれしいです。
商品詳細
ブランド | YAMAP(ヤマップ) |
名称 | YAMAP10thスポーツてぬぐい/フックコードセット |
素材 | 綿 50% バンブーレーヨン50% |
重量 | 約47g |
サイズ | 約 31 × 110cm |
カラー | グリーン×ネイビー(red) |
原産国 | 日本 |
備考 | 付属品:フックコード |
YAMAPはおかげさまで10周年を迎えました。
YAMAP10周年を記念したアニバーサリーアイテムのほか、10周年のこれまでの歴史、そしてこれから目指す世界について特集で紹介しています。
アニバーサリーイラストにこめられた想いや意味についても詳しくお話しさせていただいているので、より10周年記念アイテムたちに愛着を持っていただけると思います。ぜひ、ご覧ください。
ありがとうの気持ちをこめて
2013年にサービスをスタートしたYAMAPは、この3月に10周年を迎えました。ここまでの道のりを歩んでこられたのは、日ごろからYAMAPを応援してくださるみなさまのおかげです。その感謝の気持ちと、次の10年へ向けての決意を込めて、YAMAP10周年のアニバーサリーアイテムを作りました。
日常生活で使っている人はさほど多いと思えないのに、山に行くとなぜかやたらと目にするのが、日本に古くから伝わる「手ぬぐい」。ウェアでもギアでも、基本的に綿素材はNGな山の道具のなかで、圧倒的な支持率を誇る、唯一の綿アイテムといっていいでしょう。
その理由はとてもシンプル。吸水性が高く、極薄素材なので濡れてもすぐに乾く。かさばらずに持ち運べて、使い方を問わないシンプルな形。使い込むごとに風合いが柔らかくなるのに、丈夫で長持ち。生活用品としての手ぬぐいのメリットが、登山に必要な要素と見事にマッチしているからです。
手ぬぐいは、江戸の時代から現在まで、サイズも仕様も製造方法もほとんど変わっていません。日本の伝統的な織物としてのすばらしさを大切にしながら、もっと便利で、もっと今の時代に合うもの、アウトドアにふさわしいものがあるに違いないと作られたのが、「CHAORAS(チャオラス) スポーツ手ぬぐい」。進化した現代版の手ぬぐいです。
江戸から現代へ、「CHAORASスポーツ手ぬぐい」の進化のポイント
1.綿×レーヨンの優れた吸水性
素材は、タテ糸に従来と同じ綿100%、ヨコ糸には竹を素材としたレーヨン糸を使って織りあげました。
レーヨンを取り入れた第一の理由は、吸水性の高さ。綿も吸水性に優れる素材ですが、レーヨンの吸水力は綿の1.4倍。大量に汗をかくアウトドアシーンにこの機能はとても魅力的です。
もうひとつが、レーヨンが持つ独特の風合い。しなやかなドレープ感や若干のストレッチ性があり、頭や首に巻くときも、しっかりと結ぶことができます。
2.加工技術による柔らかさと抗菌性
綿100%の手ぬぐいは、使い始めは少し硬めで、使い込んでいくうちに柔らかくなっていくのが特徴。それはそれで変化の様子を楽しむことができるのですが、アウトドアで使うなら、最初からベストな状態で使えるにこしたことはありません。
そこで、織り上げた生地に施したのが、椿オイルを利用した独自の柔軟加工。レーヨンの生地特性とも相まって、使い始めから肌に優しく、巻きやすい風合いになりました。もちろん吸水性も保たれたまま。さらに、ヒノキの成分を使った抗菌防臭加工も施されているので、細菌の繁殖も抑え、いつでも清潔に使うことができます。
3.ほつれのない端の始末
手ぬぐいは、完成形の幅で生地が織られるので、長辺にはもともと耳があるのですが、短辺側は切りっぱなしになっていて、使っていると糸がほつれてきてしまいます。庶民の生活のための道具であったため、わざわざ縫うまでもないということだったようですが、この切りっぱなしが、水切れをよくして乾きを早くする効果を高め、簡単に裂いて紐のような使い方ができるというメリットも生み出しています。
とはいえ、糸がほつれるのは見た目にも良くありません。そこで、スポーツ手ぬぐいは、端の部分にほつれ留めを施しました。ハンカチなどのように折り返して縫うと、かさばったりかわきにくかったりするので、端にロックミシンをかける方法を選択。これで厚みをますことも乾きを妨げることもなく、糸のほつれも、すっきりと解消されます。
4.アウトドアに即したサイズ
スポーツ手ぬぐいは、長さ90㎝の従来の手ぬぐいよりも20㎝長い110㎝で作られています。これは、頭に巻いたり首からかけたりといった、アウトドアシーンでよくある使い方を考慮してのもの。アウトドア用途であることもちろん、江戸の時代と今では人の体型の違いを考えても、これはとても理にかなったものでしょう。
今だけの特別なアニバーサリーデザイン
手ぬぐいの魅力は、機能面だけではありません。その豊かなデザイン表現も大きな魅力。味のある伝統柄、現代風の色やイラスト、地域、企業、山小屋やブランドのオリジナルなど、コレクションを楽しんでいる人もいるでしょう。江戸の時代から、粋なおしゃれアイテムとしても、絵柄にこだわる文化もあったようです。
今回採用したのは、YAMAPのサービス開始10周年を記念して、特別に作ったアニバーサリーイラスト。YAMAPがこの10年の間、何を見て何を考え、どう行動してきたのか、歩んできた10年の軌跡が、1枚のイラストに詰め込まれています。
イラストを作成してくれたのは大西土夢さん。ご自身も山を楽しみ、Instagramに投稿する山のイラストが話題を呼ぶ、注目のデザイナー・イラストレーターです。
よく見ると、登山シーンや自然環境をイメ―ジさせるもののほかに、YAMAPがこれまで進めてきた取り組みが描かれているのがわかります。
スマホを見ながら山に登る新時代の到来、すれ違いが情報をつなげる見守り機能、循環型コミュニティポイント「DOMO」、みんなの投稿が絶滅を守るライチョウモニターや、Apple Watchへの対応も。
そのすべてがユーザーのみなさんとつながりであり、今のYAMAPを支えていることへの感謝を、この1枚のイラストに込めました。
カラーは、自然を思わせる青と緑。手ぬぐいにふさわしい和の雰囲気のある、落ち着いた色味が、イラストのタッチを鮮明に表現しています。
便利なフックコードもセットに
フックコードは赤とグレーの2種類からお選びいただけます
今回は、手ぬぐいと合わせて使えるフックコードをセットにしました。濡れた手ぬぐいを乾かすとき、すぐに使えるように手の届くところに用意するとき、手ぬぐいをはさんでコードロックを引くだけでしっかりと固定でき、カラビナ状のパーツを使って、さまざまなところにぶら下げることができます。
結び目を作らずに留めることができるので乾きやすく、長さを充分に使えるのもいいところ。バックパックにつけたまま、額の汗を拭くこともできそうです。
しかも、コードは光を効率よく反射するリフレクターになっているので、山のアウトドアはもちろん、日常生活にも便利。スポーツ手ぬぐい以外のものも使用可能です。
江戸の知恵と現代の技術、YAMAP10年の想いを込めた、スポーツ手ぬぐい。作り手の想いも込めた日本のプロダクトです。アウトドアのお供はもちろん、ハンカチ代わりに日常生活を一緒にすごすのもいいでしょう。インテリアとして、タペストリーのように飾るのもおすすめです。ふとした時間に、YAMAPの10年を感じ、これから先も一緒に歩む道のりを、想像していただけたらうれしいです。
商品詳細
ブランド | YAMAP(ヤマップ) |
名称 | YAMAP10thスポーツてぬぐい/フックコードセット |
素材 | 綿 50% バンブーレーヨン50% |
重量 | 約47g |
サイズ | 約 31 × 110cm |
カラー | グリーン×ネイビー(red) |
原産国 | 日本 |
備考 | 付属品:フックコード |
YAMAPはおかげさまで10周年を迎えました。
YAMAP10周年を記念したアニバーサリーアイテムのほか、10周年のこれまでの歴史、そしてこれから目指す世界について特集で紹介しています。
アニバーサリーイラストにこめられた想いや意味についても詳しくお話しさせていただいているので、より10周年記念アイテムたちに愛着を持っていただけると思います。ぜひ、ご覧ください。