底にはマチが設けられているのでしっかり自立します。お湯で戻している間、テーブルの上やテントの中に安心して置いておけるのは嬉しいポイントですよね。また食べている途中でも置くことができるのでこぼしたりする心配もありません。

サイズは、市販のフリーズドライ食品のパックとジップロックのMサイズにあわせて作られています。いろいろな味を楽しめるフリーズドライ食品だけでなく、自分オリジナルのレシピでフリーズドライミックスを作ってみるのもOK。

もともとは、長距離ハイキングの際に、コッヘルなどの鍋を汚さずに、いかにスムーズに食事ができるかを考えて開発されたのだとか。たしかに、「WANDERLUST EQUIPMENT（ワンダーラスト・エクイップメント）/スタンドコジー」を使えば、食べたあとは袋を取り出すだけととてもシンプル。長距離ハイキングだけでなく、ファストパッキングや雨の日の登山など、作業をできるだけ最小限に抑えたいシーンでも活躍します。

片側には指を通すことのできるループが設けられているのですが、これは手に持った際に落とさないための工夫。指を通して本体を持つことで、確実にホールドできます。スープなどの水分が多い料理の場合、ふとした不注意で落としたり倒してしまうことがありますが、これがあれば未然に防ぐことができます。作り手のアイデアを感じる機能のひとつですね。

表生地には強度の高いX-pacを採用。バックパックやサコッシュなどで使われている「X」模様が特徴で、引き裂き強度が高く、穴が開きにくい素材です。カラーは2つ。いずれもYAMAP STOREの別注カラーとなっています。

調理時以外はフラットに畳んで収納できますが、小物用のポーチとしても活用可能。カトラリーのほか、アルコールストーブやバーナーなどのギアなどを収納しておくこともできます。

登山ではお世話になることの多いフリーズドライ食品。「WANDERLUST EQUIPMENT（ワンダーラスト・エクイップメント）/スタンドコジー」があれば、より温かく、より美味しくいただくことができます。とくに寒い冬にこそ、その機能を実感いただけると思います。また、ジップロックを使って、自分の山ごはんを作るのもオススメ。フリーズドライ食品御用達の方、ぜひともチェックしていただければと思います。