モデル 178cm 着用サイズ:M
この商品が含まれる商品グループ
1枚で2つの役割を果たす
リッチで機能的な、呼吸するベースレイヤー
まわりの空気が冷たくなると、ベースレイヤーも少し暖かさを意識したものを選びたくなります。同時に、行動中にかいた汗が体を濡らして体温を奪う、低体温症のリスクに備えるため、充分な速乾性も必要です。
その条件を満たすものとして、メリノウールが有効なことは、山を愛するみなさんならもうご存じでしょう。保温性に優れ、肌触りがよく、汗や湿気をよく吸収し、汗冷えもしにくい。さらに天然の防臭やUVカット効果も備えるメリノウールは、ベースレイヤーにとても適した素材です。
現在販売されているものの多くは、ウール100%ではなく、メリノウールと化繊を組み合わせたもの。そのなかで、もっとも注目されているもののひとつが、ティートンブロスの「MOBシリーズ」です。
メリノウールはとても優れた素材ですが、使用する場面によっては弱点がないわけではありません。
汗や湿気を吸収する力には優れているのですが、化繊100%のものに比べると、乾くスピードが劣るのは否めません。また、天然素材であるために、洗濯機で洗うときにネットに入れるなど、お手入れに少し気を使います。
それらを解消するために、メリノウールに、耐久性と速乾性に優れる化繊をブレンドした、混紡糸を使った商品が主流になっているのです。
「MOBシリーズ」の素材も、メリノウールを89%と、ポリプロピレン11% を組み合わせたもの。しかし、従来の製品と決定的に違う点があり、それこそがこの製品の存在価値でもあります。
この素材の開発目的は、メリノウールの汗処理能力を上げることでした。
汗冷え対策として、水を含まない繊維で作られた疎水性のアンダーウェアを地肌に直接着て、その上に吸湿性の高いベースレイヤーを重ね着する方法が知られていますが、「MOBシリーズ」は、その重ね着の効果を、1枚で果たすことを目的としたのです。
そこで考えられたのが、化繊とウールを混ぜるのではなく、編み方で2枚を重ね着したような状態を作る方法。
素材を近くでよく見ると、表側は普通のフラットな編み方とは違い、かのこ状の凹凸があり、単なる1色ではなく、規則的に黒い糸が並んで見えるのがわかります。
裏側から見ると、表面とは逆に、多く見えるのは黒い糸のほう。よく観察すると黒い糸が表面に出るように編まれているので、着た時には、カラーの糸ではなくこの黒い糸の部分が肌に触れることになります。つまり、編み方の工夫で、1枚の中に黒とカラーの2層構造になっているのです。
もうおわかりでしょう。カラーの糸はウール、そして黒い糸がポリプロピレン。肌に当たる黒い糸は水分を吸わないため、体の汗は体から遠ざけられてウールに吸い上げられるという仕組み。かのこ状に編まれたウール部分には隙間が空いているので、非常に通気性が高く、すばやく水分を吐き出して、ドライな着心地を得ることができるのです。
さらに、立体的で隙間の多い構造なので、内部にたくさんの空気を取り込むことができ、レイヤリングによって保温力も確保。
かなり高度なテクニックを搭載した素材ではありますが、手触りは柔らかく、適度な厚みと落ち感があって、思わずスリスリしたくなるような優しい手触り。チクチクとかザラザラなどという感覚は、まったく感じられません。
素材のよさを感じるのに、このフーディ―は最適でしょう。
被ったときは、フードというよりもバラクラバといったほうが近い形。首元をガードして冷気の侵入を防ぎ、風や雪の攻撃から顔をしっかりと守ります。
顔周りの処理もていねいで、肌へのストレスもなく、驚くほどの伸縮性があって、フードを被ったときのツッパリ感などは皆無。ファスナーなどなくても、着脱にもまったく問題はありません。当然のことながら、顔や首まわりのチクチク感などは皆無です。
丈は少し長めの設定。後ろ側が少し長めになっていて、前かがみの体勢やバックパックを背負ったときも、背中がはみ出すようなことはありません。
そして、普通のベースレイヤーは、下着感が強くて1枚では少し着るのに抵抗がありますが、このフーディ―は、シェルやミッドレイヤーの下に隠すのがもったいないくらいのカッコよさ。
フードは被らなくても邪魔にならず、少しゆったりめのタートルネック風になって、アウトドア用の機能的なウェアといわなければわからないほど、ファッショナブルな印象。
微妙なニュアンスのあるカラーも、少し厚めの素材感も、シルエットも、すべてに高級感が漂い、フィールドへの行きかえりやリラックスタイムは、これ1枚で堂々と過ごせます。
そういえば、「MOB」の名前の由来を、まだご説明していませんでした。
愛知県一宮市周辺の地域は、ウールの加工と開発で古くから栄えた土地で、「Bishu(尾州)」の名で世界的に知られています。尾州産地の素材と技術で作られたのが、「 Master of Bishu(マスターオブ尾州)」。日本の誇るクラフトマンの技術と、ティートンブロスのコンセプトが重なり合ってできた、珠玉のベースレイヤーなのです。
下着と思ったら少し高めの価格なのかもしれませんが、肌に直接触れるものこそ、本当に価値のあるものを使うべき。安全面、快適性、満足度どれをとっても、自信をもっておすすめできる1着です。
サイズ表
※下記数値はcmです
S | M | L | |
身長 |
160~170cm |
165~175cm |
170~180cm |
チェスト |
84~92cm |
88~96cm |
92~100cm |
裄丈 |
80cm |
83cm |
86cm |
商品詳細
ブランド |
Teton Bros.(ティートンブロス) |
名称 |
MOB ウール フーディ/MENS |
主素材 |
Merino Wool 89% / PP 11% |
重量 |
240g(Size M) |
サイズ |
S、M、L |
カラー |
Gray Heather(グレー) |
特徴 |
素材の性能を最大限に発揮出来る様に体にフィットする立体裁断で仕上げられています。ボディや腕だけでなく頭部にしっかりとフィットするフードは、バラクラバの代わりとしても使用可能です。 |
モデル 178cm 着用サイズ:M
1枚で2つの役割を果たす
リッチで機能的な、呼吸するベースレイヤー
まわりの空気が冷たくなると、ベースレイヤーも少し暖かさを意識したものを選びたくなります。同時に、行動中にかいた汗が体を濡らして体温を奪う、低体温症のリスクに備えるため、充分な速乾性も必要です。
その条件を満たすものとして、メリノウールが有効なことは、山を愛するみなさんならもうご存じでしょう。保温性に優れ、肌触りがよく、汗や湿気をよく吸収し、汗冷えもしにくい。さらに天然の防臭やUVカット効果も備えるメリノウールは、ベースレイヤーにとても適した素材です。
現在販売されているものの多くは、ウール100%ではなく、メリノウールと化繊を組み合わせたもの。そのなかで、もっとも注目されているもののひとつが、ティートンブロスの「MOBシリーズ」です。
メリノウールはとても優れた素材ですが、使用する場面によっては弱点がないわけではありません。
汗や湿気を吸収する力には優れているのですが、化繊100%のものに比べると、乾くスピードが劣るのは否めません。また、天然素材であるために、洗濯機で洗うときにネットに入れるなど、お手入れに少し気を使います。
それらを解消するために、メリノウールに、耐久性と速乾性に優れる化繊をブレンドした、混紡糸を使った商品が主流になっているのです。
「MOBシリーズ」の素材も、メリノウールを89%と、ポリプロピレン11% を組み合わせたもの。しかし、従来の製品と決定的に違う点があり、それこそがこの製品の存在価値でもあります。
この素材の開発目的は、メリノウールの汗処理能力を上げることでした。
汗冷え対策として、水を含まない繊維で作られた疎水性のアンダーウェアを地肌に直接着て、その上に吸湿性の高いベースレイヤーを重ね着する方法が知られていますが、「MOBシリーズ」は、その重ね着の効果を、1枚で果たすことを目的としたのです。
そこで考えられたのが、化繊とウールを混ぜるのではなく、編み方で2枚を重ね着したような状態を作る方法。
素材を近くでよく見ると、表側は普通のフラットな編み方とは違い、かのこ状の凹凸があり、単なる1色ではなく、規則的に黒い糸が並んで見えるのがわかります。
裏側から見ると、表面とは逆に、多く見えるのは黒い糸のほう。よく観察すると黒い糸が表面に出るように編まれているので、着た時には、カラーの糸ではなくこの黒い糸の部分が肌に触れることになります。つまり、編み方の工夫で、1枚の中に黒とカラーの2層構造になっているのです。
もうおわかりでしょう。カラーの糸はウール、そして黒い糸がポリプロピレン。肌に当たる黒い糸は水分を吸わないため、体の汗は体から遠ざけられてウールに吸い上げられるという仕組み。かのこ状に編まれたウール部分には隙間が空いているので、非常に通気性が高く、すばやく水分を吐き出して、ドライな着心地を得ることができるのです。
さらに、立体的で隙間の多い構造なので、内部にたくさんの空気を取り込むことができ、レイヤリングによって保温力も確保。
かなり高度なテクニックを搭載した素材ではありますが、手触りは柔らかく、適度な厚みと落ち感があって、思わずスリスリしたくなるような優しい手触り。チクチクとかザラザラなどという感覚は、まったく感じられません。
素材のよさを感じるのに、このフーディ―は最適でしょう。
被ったときは、フードというよりもバラクラバといったほうが近い形。首元をガードして冷気の侵入を防ぎ、風や雪の攻撃から顔をしっかりと守ります。
顔周りの処理もていねいで、肌へのストレスもなく、驚くほどの伸縮性があって、フードを被ったときのツッパリ感などは皆無。ファスナーなどなくても、着脱にもまったく問題はありません。当然のことながら、顔や首まわりのチクチク感などは皆無です。
丈は少し長めの設定。後ろ側が少し長めになっていて、前かがみの体勢やバックパックを背負ったときも、背中がはみ出すようなことはありません。
そして、普通のベースレイヤーは、下着感が強くて1枚では少し着るのに抵抗がありますが、このフーディ―は、シェルやミッドレイヤーの下に隠すのがもったいないくらいのカッコよさ。
フードは被らなくても邪魔にならず、少しゆったりめのタートルネック風になって、アウトドア用の機能的なウェアといわなければわからないほど、ファッショナブルな印象。
微妙なニュアンスのあるカラーも、少し厚めの素材感も、シルエットも、すべてに高級感が漂い、フィールドへの行きかえりやリラックスタイムは、これ1枚で堂々と過ごせます。
そういえば、「MOB」の名前の由来を、まだご説明していませんでした。
愛知県一宮市周辺の地域は、ウールの加工と開発で古くから栄えた土地で、「Bishu(尾州)」の名で世界的に知られています。尾州産地の素材と技術で作られたのが、「 Master of Bishu(マスターオブ尾州)」。日本の誇るクラフトマンの技術と、ティートンブロスのコンセプトが重なり合ってできた、珠玉のベースレイヤーなのです。
下着と思ったら少し高めの価格なのかもしれませんが、肌に直接触れるものこそ、本当に価値のあるものを使うべき。安全面、快適性、満足度どれをとっても、自信をもっておすすめできる1着です。
サイズ表
※下記数値はcmです
S | M | L | |
身長 |
160~170cm |
165~175cm |
170~180cm |
チェスト |
84~92cm |
88~96cm |
92~100cm |
裄丈 |
80cm |
83cm |
86cm |
商品詳細
ブランド |
Teton Bros.(ティートンブロス) |
名称 |
MOB ウール フーディ/MENS |
主素材 |
Merino Wool 89% / PP 11% |
重量 |
240g(Size M) |
サイズ |
S、M、L |
カラー |
Gray Heather(グレー) |
特徴 |
素材の性能を最大限に発揮出来る様に体にフィットする立体裁断で仕上げられています。ボディや腕だけでなく頭部にしっかりとフィットするフードは、バラクラバの代わりとしても使用可能です。 |