「TERG（ターグ）/ライトロールトップバックパック」は、名前の通り、ロールトップの開閉方式を採用しています。ロールトップタイプのバックパックは、余分な生地やパーツを使わないので、シンプルかつ軽量に仕上げることが可能。

また、荷物量によってコンプレションを効かせて、安定して荷物を運ぶことができるのも特徴です。

トップのパーツはサイドで留めることもできるので、トップに荷物を外付けすることも可能です。

トップを巻いて留める方式なので、内部へのアクセスが不便なのでは？と思う人も多いはず。ですが、この「TERG（ターグ）/ライトロールトップバックパック」は、サイドの上下いっぱいに止水タイプのファスナーを配置。このファスナーを使えば、ロールトップ部分を開けずに、背負ったまま荷物を取り出すことができるのです。

ショルダーストラップには、薄手ながらクッション性のよいパッドを挿入し、重量が増してしまってもストラップが肩に食い込むようなことはありません。ショルダーストラップには、ストラップの幅を調節しつつバタつきなどを抑えるチェストストラップが取り付けられています。上下位置の調節も可能で、背負う人の体格や体型に合わせたベストな位置で固定することができます。
また、ウルトラライトタイプのバックパックでは珍しく、ウェストハーネスも装着されています。バッドなどの入っていない、シンプルなベルト状のハーネスですが、バックパックを腰へ固定することができるので、安定感が大幅に向上。その効果は絶大です。

さらに、背面には取り外しが可能なパッドが入っています。薄手のパッドが二つ折りとなって内側背面のポケットに収納されているので、適度な厚みが確保され、バックパック内の荷物が背中に当たって不快に感じるようなトラブルを防いでくれます。
もちろん、軽量化を目指すならパッドを外しての使用も可能。

このパッドを取り出して広げれば、休憩時の座布団やマット代わりとして使うことができます。片面に生地を圧着して滑りと肌触りを向上させているのも、嬉しいポイント。

外部に３つのメッシュポケットを付けて使い勝手を向上。ポケットの上部は絞れるようになっています。
フロントにある大きなポケットは、単一の化学繊維糸織り上げられたモノフィラメントの生地を使用。通気性と可視性のある生地なので濡れたものを入れても蒸れにくく、何を入れたかがひと目でわかるポケットになっています。
両サイドのボトムにも、同じモノフィラメントの生地を使用。ここに飲料ボトルなどを入れれば背負ったままでもボトルを手に取り、容易に水分補給が可能になります。さらに、ストックなどをサイドに収納した際にこのポケットにエンドをしまえば、ストックがずり落ちて紛失してしまうというトラブルもなくなります。

「TERG（ターグ）/ライトロールトップバックパック」には、止水タイプのファスナーを利用したポケットが本体上下に装備されています。外側上部に付けられたポケットは行動食や財布などを入れるにはちょうどいい大きさ。メインの気室には仕切りなどがなく、とてもシンプルな構造なので、このポケットは非常に便利なはずです。

さらに、ボトムにも止水ファスナーの付いたポケットがあります。しまう場所に困るレインカバーなど収納するにはちょうどよい位置と大きさを持つポケットです。
じつは、このポケットを裏返して、パッドを外した本体を折りたたんで詰め、ジッパーを閉めれば、片手で収まる大きさに収納できる、ポケッタブル仕様となっているのです。ポケッタブルの状態にした、軽くてコンパクトなこのライトロールトップバックパックをトランクなどに入れておけば、たとえ旅行の途中でも、背負い心地のよい本格的なバックパックを使用した山登りが可能になります。

ボトム部分は300D ポリエステルを施し、強度をアップしています。また、ボトム部分にはスリーピングマットや筒状のモノを括り付けることが出来るストラップも付いていて、アウトドアシーンでは特に重宝する機能です。

最大30L程度の荷物が入れられるのに、バックパックの重さは500mlのペットボトル飲料とほぼ同じ。
チェストベルトやウエストベルトもしっかり配置されており、アウトドアでの使用を考えたつくりながら、高いデザイン性と比較的リーズナブルな価格帯も魅力的。
シーンや目的を問わずに使える「TERG（ターグ）/ライトロールトップバックパック」、ぜひチェックしてみてください。