日本発のアウトドアブランド・STATIC(スタティック)からヤクウールを使用したニットキャップが届きました。ニットキャップといえば、秋冬はもちろん、寒さ対策のアイテムとして愛用しているという方も多いはず。
ウール(羊毛)をはじめ、ポリエステルやアクリルなどの化繊素材でできたものなど、バリエーションも豊富です。
そんななか、「STATIC(スタティック)/ヤクニットキャップ」は、ヤクとよばれるチベット高原に生息するウシ科の動物から得られるヤクウールを使用。
標高3000〜6000mに生息し、マイナス数十度にもなる厳しい冬の自然環境にも適応するヤクの毛は、保温性の高さや良好な触り心地などが特徴であり、古くから人びとの生活を支えてきました。
そんなヤクウールをふんだんに使った「ヤクニットキャップ」は、秋冬のハイキングや登山から、キャンプやタウンユースまで幅広く活躍してくれる逸品。暖かさはもちろんのこと、通気性や防臭性など、ワンランク上の使い心地を体感できるアイテムとなっています。


















自然のチカラをニットキャップに
貴重なヤクウールを持続可能な方法で採取
一年の多くを雪が積もった高原に生息するヤク。厳しい環境に適応した動物がもたらす良質な毛は保温性に優れ、ウールの30%以上の暖かさを備えているとされています。また、通気性もカシミヤに比べ30%以上も高く、暖かさだけでなく快適性も求められる山道具として、これ以上ないほどの優れた素材なのです。
そんなヤクウールですが、実は貴重な素材。というのも、牧場で育てられる羊とは異なり、半野生の環境で生育する動物だから。しかも羊から採れるウールの量は1頭あたり4kgほどなのに対して、ヤクの場合はわずか100〜300gなのだそう。
そんな貴重な素材をスタティックは持続可能な方法で採取しています。全身の毛を刈り取るのではなく、春になり抜け落ちる産毛を一頭ずつ丁寧に集め、またその量は1頭あたりから100gほどに制限。そうすることで、ヤクの負荷を最小限に抑えているんです。
ニットキャップ加工時のこだわり
毛を刈り取るのではなく、抜け落ちる産毛をすいて採集し、さらに加工のときも環境や自然に配慮した工夫をほどこしているのがスタティックのこだわり。一般的なウールの場合、採集した毛に塩素樹脂加工をほどこすことで耐久性を高めたり、縮みを抑えたりするのですが、スタティックのヤクウールはその加工をしていません。
その理由は、ヤクにはウールの縮みの原因となる毛の表面にある鱗片がなく、加工をする必要がないから。
環境汚染につながる加工が不要なのも、スタティックがヤクウールを選ぶ理由のひとつです。動物にも、自然にも優しい生産背景となっています。
クラシックスタイルにワンポイントロゴを
ヤクニットキャップのデザインはケーブル編みスタイル。アウトドアはもちろん、タウンユースでも使いやすいクラシックなルックスが魅力です。ブランドロゴはブラックのワンポイントとなっています。
快適な登山を支えるヤクウールキャップ
素材そのものの素晴らしさはもちろん、加工時の環境配慮など、スタティックらしい目線で作られた「ヤクニットキャップ」。秋冬の防寒アイテムとして欠かせないニットキャップですが、やはり長く使いつづけたいのであれば、一般的なウールと比較しても保温性と快適性に優れるこちらがオススメ。しかもわずか55gと超軽量なので山小屋での就寝時や予備の防寒として携行するのもOK。カラーバリエーションも豊富。スタイルにあわせて複数持っているのもアリですよ。
商品詳細
ブランド | STATIC(スタティック) |
名称 | ヤクニットキャップ/UNISEX |
素材 | ウール(YAK) 100% |
重量 | 55 g |
サイズ | 頭周り: 約44cm 深さ: 約22 cm |
カラー | Mocha(ブラウン) Yellow(イエロー) |
備考 | 繊維/生地原産国 : 中国 |