アウトドアアクティビティーで使うクッカーは、目的や行き先によって使い分けるのが基本です。日帰りならカップひとつで十分ですが、お昼を食べるようならお湯を沸かすクッカーも必要。テント泊なら料理用の大きめの鍋が欲しい。と、その時々で必要なものが変化します。さらに、冷たい飲み物が欲しいか、お湯を沸かして飲みたいか、とシーズンによっても変わってきます。
そんな、シチュエーションに合わせてクッカーを揃えていくことは楽しみのひとつでもあります。しかし、時間も手間もかかり、かつ、大きさや直径がバラバラだと、それぞれ重ねることができず持ち運びや収納が不便。という悩みも生まれてきます。
そこでおすすめしたいのが「サーモスタック クッカーコンボ」です。小さくコンパクトな見た目ですが、入れ子状に収納されたマグとパーツの組み合わせの多様さと便利な仕組み。そしてシンプルな使い勝手のよさに、きっと驚くはずです。














組み合わせであらゆるシーンに完全対応
買い足し不要の完璧クッカーコンボ
使う用途に合わせて素材を使い分け
「サーモスタック クッカーコンボ」に収められたマグは、アルミ、チタン、ステンレスの3つの素材で作り分けられています。
調理で使う場面が多いマグ750は熱伝導率に優れたアルミで。シングルウォールのカップとして単体で持ち運ぶことの多いマグ400は硬くて軽量なチタンで。火にかけて飲み物を温めたりするマグ350は衛生的かつ熱効率のよいステンレスで。
それぞれの使用目的に最適な素材の組み合わせで構成された「サーモスタック クッカーコンボ」。セットで買うと同一の素材で作られているクッカーがほとんどなので、この組み合わせを実現させるには、単体で買い揃えるしかありません。
そんな夢のタッグが、なんとこれ一つで揃ってしまうのです。
高い保温効果を持つコジー付属
さらに、「サーモスタック クッカーコンボ」には中に入れたものを保温するカバー、コジーが付属しています。性能の高い保温材を使用しているので、薄くて軽量。重ねた時に直径を極端に増してしまうこともありません。
内側はアルミ素材を使用し、繊維を合わせた部分に目止め加工が施された完全防水仕様です。そうすることで保温性がより高まる効果もあります。
別売りのものを後日探しても、なかなかぴったりとしたものを探し当てるのが難しいコジー。ですが、このコジーは、まさしくシンデレラフィット。寸分の隙間もなくきっちりと装着できることに、ついつい感動してしまいます。
収納ケースとしても大活躍
しかも、このコジーは保温のみならず、持ち運ぶ際に便利なケースとしての働きもこなしてくれます。
大きなマグのみを持ち歩く際は、カートリッジとストーブのヘッドを入れればコンパクトに。すべてのマグを持ち歩く場合は、カードリッジをマグの上に乗せた状態で入れ、ドローコードを締め上げればしっかりと収納できます。
クッカーとカートリッジ、ストーブのヘッドを別々に収納してしまうと、何がどこにあるかわからなくなってしまい、探す手間が増えてしまいます。
「サーモスタック クッカーコンボ」の収納方法なら、そんな心配もないでしょう。
スタッキングで効率よく収納可能
3つのマグがセットになった「サーモスタック クッカーコンボ」は、それぞれが入れ子状になっていて、効率よく省スペースに収まります。
マグ本体のみならず、付属するジョイントやマグのリッド、リフターなどもすべて一番大きなマグ750に収まります。
このようなスタッキングの収納スタイルだと、中のマグ同士がぶつかり、歩くたびにカチカチと金属音がして気になってしまうこともありますが、中のマグにリッドをつけて逆さに入れれば、消音効果も発揮。ジョイントなども緩衝材としての役目を果たしてくれるので、金属が触れ合って発する不快な音を感じることはありません。
保温効果をアップする樹脂製マグリッド
「サーモスタック クッカーコンボ」にはマグの蓋となる、マグリッドが2つ付属しています。縁にはゴム製のリングがついているので、斜めにしたら外れてしまうような隙間やガタつきもなく、しっかりとマグの開口部を覆ってくれます。かつ、縁にリフターを入れられるスリッドが開けられているので、マグリッドをつけたまま掴んで持ち上げることができます。
では、なぜマグリッドがマグ3つに対し、2つなのか。それは、付属したジョイントを使い、マグ400の中にマグ350を入れると、ふたつのマグがダブルウォールの保温マグに変身するからです。そうすることで、熱い飲みものを飲む際に、すぐに温度が下がってしまったり、マグが熱くなって口をつけるのをためらったりするような心配がなくなります。
組み合わせてできた保温マグにマグリッドを装着すれば、さらに保温性がアップ。しかも、マグリッドには飲み口の穴がついているので、蓋をして高い保温性能を維持したまま飲むことができます。
ジョイントを使えば保温マグに早変わり
では、なぜマグリッドが3つではなく、2つなのか。それは、付属したジョイントを使い、マグ400の中にマグ350を入れると、ふたつのマグがダブルウォールの保温マグに変身するからです。そうすることで、熱くしたドリンクなどを入れて飲む際、すぐに温度が下がってしまったり、マグが熱くなって口をつけるのをためらったりするような心配がなくなります。
そして、組み合わせてできた保温マグにマグリッドを装着すれば、さらに保温性がアップ。しかも、マグリッドには飲み口の穴がついているので、蓋をして高い保温性能を維持したまま、ドリンクを飲むことが可能です。
コンパクトかつ確実につかめるリフター
「サーモスタック クッカーコンボ」にはコンパクトでありながら確実に掴み運ぶことができる持ち手、リフターが付属しています。一見すると小さくて頼りなく見えてしまいますが、緻密に計算されたデザインで使いやすく、中身が入って重くなったマグを落としたりする心配はありません。
ひとつひとつのマグに持ち手をつける利点もありますが、マグに持ち手が付いていると、火にかけたときに持ち手に熱が伝わり、熱くなってしまうという弱点も。掴むときだけマグに接するリフタータイプだと、火傷をする心配もなくなります。
ぱっと見ただけでは、持ち手のない3つのマグを袋に入れたごく普通のクッカーセット。
しかし、「サーモスタック クッカーコンボ」は素材の選び方から仕上げの精度、パーツの種類、使い方のバリエーション、スタッキングの良さまで、すべてにスキがない完璧ともいえるギアに仕上がっています。
ただひとつ欠点ともいえるのが、この「サーモスタック クッカーコンボ」をひとたび買ってしまうと「次はどのクッカーを買い足そうかな」という、山道具のショッピングの楽しさが、なくなってしまうことでしょうか。
商品詳細
ブランド |
SOTO(ソト) |
名称 |
サーモスタッククッカーコンボ |
品番 |
SOD-521 |
マグ750用リッド |
寸法:幅102×奥行98×高さ13mm 重量:17g 素材:樹脂(本体)、シリコン(パッキン) |
マグ350、400兼用リッド |
寸法:幅86×奥行き83×高さ12mm 重量:12g 素材:樹脂(本体)、シリコン(パッキン) |
マグ350 |
寸法:直径84×高さ98mm 重量:80g 内容:350ml 素材:ステンレス |
ジョイント |
寸法:直径85×高さ22mm 重量:12g 素材:樹脂(本体)、シリコン(パッキン) |
マグ400 |
寸法:直径85×高さ94mm 重量:50g 容量:400ml 素材:チタン |
マグ750 |
寸法:直径102×高さ120mm 重量:84g 容量:750ml 素材:アルミニウム |
コジー |
重量:40g 素材:ターポリン、アルミ、蒸着シート |
リフター |
寸法:高さ22×幅88×奥行22mm 重量:13g 素材:アルミニウム、ステンレス |