ここまでコンパクトに収納できるのは、五角形のような形状デザインの脚によるもの。通常の三脚にみられるような円筒状のパイプを採用するのではなく、台形に近い五角形形状のパイプと、三角柱の形状としたセンターポールを組み合わせることで、折りたたんだ際に発生する無駄なスペースを徹底的に排除したデザインが採用されています。

ワンタッチで展開できるレバーロック。
また、まとめてロックを外すことができるので、設営もスピーディーに行えます。

バッグのサイドポケットにも収まるコンパクトサイズ。

収納用のポーチも付属します。

雲台はアルカスイス互換形状を採用。
トラベルトライポッドの雲台は非常にコンパクトなのも特徴です。また、脚のパーツと隙間なく一体化するようデザインされているので、さらにコンパクトに収納できます。

カメラの雲台への取り付け方は一般的な雲台によくあるようにカメラ底面の三脚穴にプレートを取り付け、そのプレートを雲台で挟みこみ固定します。

溝にプレートを差し込み、下へ押し込む（半ロック状態）

ロッキングを左に回すとロック。

ロッキングを右に回すとロック解除。

縦に溝のほってある調整リングを右に回すとボールが緩み雲台を動かすことができます。好きな位置に調整できたらリングを左に回して固定します。

アジャストメントリングを締めることで、確実なポールロックが可能です。

センターコラムを逆さに取り付けて、地面に限りなく近づけての撮影も可能です。

ローアングル撮影も可能。

トラベルトライポッドには、付属でスマホホルダーが付いています。
三脚本体（カウンターウェイトのフック部分）に収納できるので、使いたいときにいつでも取り出せます。

プレートの着脱や、雲台の交換など、ネジを回すときに必要な六角レンチも付属します。
小さいながらもピークデザインのロゴが入った、美しいデザインになっています。こちらも三脚本体に収納できます。

トラベルトライポッドは、アルミニウム（左）とカーボン（右）の２種類。
重量はで、アルミが1.56kgで、カーボンが1.27kg。約300gの差があります。
また、カーボンは気温が低くてもアルミほど冷たくならないという特性があり、高山、雪山などのシーンでは重宝しそうです。安定性も若干カーボンの方が上のようです。

基本的な構造や、仕組み、付属品については全く同じ。予算やご自身の撮影スタイルに合わせてお選びください。

ピークデザインの話題の新作、「トラベルトライポッド」。

コンパクト性、他では見ない機能性、そして、優れたデザイン性が特徴です。非常に携行性に優れているので、山での撮影にはぴったりな三脚と言えます。

今までにない画期的な仕組みやデザインで、まったく新しい三脚を作り出したピークデザイン。
キャプチャーなど、同ブランドのアクセサリーとも併用できるので、使い方も広がりそうなアイテムです。