日常のカジュアルウェアとして活躍するクルーネック・スウェットシャツ。
快適さを追求するなら、コットン（綿）がおすすめです。直接肌に触れる素材として、化学繊維とは違った心地良さがあります。
コットン生産をはじめ、様々な環境問題に対して信念を持っている「patagonia（パタゴニア）」から、肌触りが良い「リジェネラティブオーガニックサーティファイドコットンエッセンシャルトップ」をご紹介します。

1996年から自社製品に使用するバージン・コットンを100%オーガニックに移行し、現在では次なるステップ、「リジェネラティブ・オーガニック」への取り組みを進めているパタゴニア。
「リジェネラティブ農業（regenerative agriculture）」とは、あまり馴染みがない言葉ですが、日本語にすると「環境再生型農業」を意味します。
広大な土地への農薬散布や、膨大な温室効果ガスの排出を伴う従来の巨大農業を見直し、合成肥料の不使用、不耕起栽培や被覆作物の活用・輪作などの取り組みによって、豊かな土壌で作物を生産していく、昔ながらの自然と協調した農法です。
リジェネラティブ農業をすると、土壌の修復改善が進み、炭素の吸収が促進されるなど自然環境の改善につながります。
パタゴニアは、パートナー組織や企業と共に、リジェネラティブ農業について「土壌の健康」、「動物福祉」、「社会的公平性」の３つの分野を１つの認証とし、世界最高水準の包括的な有機認証である「リジェネラティブ・オーガニック認証」（RO認証）を制定しました。
「リジェネラティブオーガニックサーティファイドコットンエッセンシャルトップ」という長いネーミングには、RO認証（リジェネラティブ　オーガニック　サーティファイド）に基づいて栽培されたコットンを使用しクルーネックシャツを製作していますという意味が込められています。