日本初のアウトドアブランド「パーゴワークス」を代表するシリーズ「ラッシュ」。主にトレイルランニング、ファストパッキング、山岳レース向けのバックパックのシリーズで、「山で走る」ことを想定した設計やスタイリッシュなデザインがトレイルランナーから高い評価を集めています。
「ラッシュ」シリーズには、目的とするレースやアクティビティに合わせ、さまざまな容量のモデルがラインナップしていますが、この「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュ20」は、防寒着や食料、簡易的なシェルターなどといった装備を収納できる20リットル仕様。一般的なトレイルランニングには若干大きめの容量となっており、どちらかといえば、行動範囲が広がり環境変化が大きいスピードハイクやファストパッキング向け。フィット感がよく、軽量なため、デイハイクにもOKです。


















高重心設計が実現したラン&スピードハイク向けバックパック「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュ20」
本製品の最大の魅力は、ブランドが長年培ってきた「高重心」による安定性。一般的な登山向けのバックパックと異なり、背中の上部で背負うため上下左右に動くことの多いランでも荷物がブレにくく、山行時のパフォーマンスを高めています。
また、ショルダーベルトにはボトルや行動食を収納できるポケットが充実しているのも、トレイルランニング向けバックパックの特徴。補給のたびにバックパックを下ろして荷物を開けて、という手間がなく、瞬時に必要なアイテムにアクセスできる利便性も大きな魅力です。
機能が充実したショルダーポケットですが、トレイルランナーにとっては当然の仕様。ハイカーや登山者には新鮮に感じるかもしれませんが、ドリンクボトルのほか、スマートフォンや小型のカメラなども収納できるため、実は、ハイキングでも活躍する便利な機能となっています。このショルダーハーネスのポケットのおかげでサコッシュが不要になるという声も。
そんな「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュ20」ですが、人気の理由のひとつが、日本のブランドだということ。トレイルランニング向けのアイテムの多くが海外ブランド製であり、日本人の体型や、山岳環境にマッチしにくいという背景がありました。その点、パーゴワークスの製品は日本人のために開発されており、基本的な設計はもちろん、細やかな機能が充実しているため、人気を集めているんです。では、実用性に優れたディティールを見ていきましょう。
背負ったまま調整できるセンターコンプレッション
ランを想定して設計されているため、荷物の揺れやブレを最小限に抑える工夫が施されています。そのひとつが、このセンターコンプレッション。荷物量が少ないときにバックパック内で動かないよう、コードを引くことで瞬時に固定することができるんです。ポイントは背負ったままコードを操作できること。走ったり、歩いたりしているときでも、揺れが気になればすぐに調整可能です。
フィット感を無段階で調整できるショルダーハーネス
ショルダーハーネスはバックパック本体に差し込む形で固定されていますが、なんと体型や荷物量に合わせて調整することが可能。幅広のショルダーハーネスはフィット感と安定性を高める大きな役割があるのですが、この調整機能のおかげで多くの方に最適なフィッティングを可能にしています。バックパックのサイズが合わない、ポケットの位置が気になるという経験がある方。この仕組みが解決してくれるでしょう。
ウインドシェルや小物を収納できるサイドポケット
バックパック下部には、伸縮素材を使用したポケットが設けられています。多くのバックパックに採用されている機能ですが、本製品の場合は斜めにかつ両方のポケットがトンネルのようにつながっているのが大きな特徴。用途としては、ウインドシェルなどのウェアの収納で、行動しながらでも手を後に回すことで出し入れが可能です。
貴重品を守る防水インナーポケット
バックパック本体内側には防水仕様のポケットを設け、貴重品や小型の電子機器など、雨や濡れに弱いアイテムを収納できます。
着脱可能な背面パッド
ユニークな仕様のひとつが、このベルクロで取り付けられた背面パッド。汗をかいて濡れたときはパッドだけ取り外して洗ったり、乾かしたりすることができ、常に清潔を保てる工夫となっています。
安定感を高めるチェストストラップ
幅広かつボトルを携行できるサイズのポケットを装備していることもあり、ショルダーハーネスそのもののボリュームが大きめ。そこで、上下に二段のチェストストラップを配置することで、安定感を高めています。上のバックルはホイッスルもかねています。
ランはもちろん、ハイクでも活躍する軽量バックパック
パーゴワークスの「ラッシュ」シリーズといえば、やはりトレイルランニングや山岳レースをイメージする方が多いでしょう。もちろん「山を走る」ために開発されたアイテムなので、主戦場はランなのですが、ハイキングや日帰り登山でもその安定感や機能性を存分に味わうことができます。
いわゆるデイパックと呼ばれる小型のバックパックは、収納する荷物量が少ないこともあり、簡素な作りになっているものがほとんど。そうすると、山を歩いているときに荷物が揺れたりブレたりして、「フィット感がイマイチだな」と感じてしまうことも。その点、ハードなトレイルランニングをターゲットに開発された「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュ20」は安定感抜群。20リットルというハイキング、日帰り登山にちょうどいいサイズ感と相まって、軽快な山行を約束してくれるでしょう。
商品詳細
ブランド |
PAAGO WORKS(パーゴワークス) |
名称 |
ラッシュ20/UNISEX |
素材 |
100Dナイロン |
重量 |
550g |
サイズ |
420X260X180mm |
容量 |
20L(ポケット含む) |
カラー |
MIDNIGHT(ブラック) |
付属品 |
レインカバー、バンジーコード、コードロック |