日差しや雨をよける屋根の役割を果たすタープは、アウトドアでの食事の時間やリラックスタイムを快適に過ごすための定番アイテムです。キャンプやバーベキューなどのシーンで見かける大型のものや、ミニタープと呼ばれるコンパクトな一人用のものまでいろいろなタイプがありますが、どれも共通して設営が難しいのが難点。取り入れるのにちょっと気合が必要な、ハードルの高いアイテムかもしれません。
「ニンジャタープ」は、新しい発想のソロ用ミニタープ。重くてかさばる、張りにくいなどという従来のイメージを、独創的な形と画期的なアイディアでみごとに払拭しました。1枚の布が、屋根にも、傘にも、部屋にも、まさに忍者のようにすばやく、簡単に変化するマルチタープです。
この商品が含まれる商品グループ
忍者のごとく変幻自在に形を変える、圧倒的な張りやすさのマルチタープ
ニンジャタープが目標としたのは、第一に「張りにくい」というタープの欠点を補うこと。そのためにまず考えられたのが、タープ自体の形状です。
通常のタープは長方形や六角形などが多いのですが、これは2辺が内側に入り込んだ変則的な四角形。ニンジャにふさわしく「手裏剣型」と名付けられていますが、もちろん見た目のためのデザインではありません。この形だと中央に張り綱が不要になるため、行程を減らしてすばやく設営することができるのです。
またこの形状のおかげで、「四隅を先にペグダウンしてからポールを立てる」という手順が可能になりました。
通常のタープは、張り方の順序が逆で、まずポールを立てて、そこにタープをつないで残りのコーナーをペグダウン。バランスが整わない時間が長く、風が強いときや雨の中など、悪天候時に設営するのはとても大変なものなのです。
一方でニンジャタープは、先に四隅を固定できるので断然スピーディ。一人でも簡単に張れ、後からでもポールの位置を自由に変えられるので、状況に合わせてさまざまな形に張り替えることも簡単です。
簡単設営のための工夫はまだあります。
タープとガイライン(張り綱)の接続は、本体についている、ダッフルコートのボタンのようなトグル型のジョイントパーツに、ガイラインの端の輪を巻き付けるだけ。「結ぶ」という作業は必要ありません。黒いアジャスターパーツから出ているコードを引っ張るとテンションがかけられ、0~2.4mまで自由に長さ調節ができます。
そしてニンジャタープの最大の特徴が、30以上もの張り方が自在にできることです。
それを可能にするのが、先ほど説明したトルグ型のジョイントパーツが、コーナーだけでなく、すべての辺と中央に、合計21個もつけられていること。
つまりガイラインをタープのどこにでも付けることができ、またポイント同士を結合することもできるので、思いつくままいろいろな形を作ることができるというわけです。
さらに、張り方のバリエーションを広げるもうひとつのしかけがタープの2辺に入ったテンションスリーブ。ガイラインと同じアジャスターがついたこのコードを引くと、タープの布を絞って形を変えることができます。
実際に張ってみよう!
ではこれらのアイディアで実際にどんなことができるのか、いくつか張り方のバリエーションをご紹介しましょう。ニンジャタープにはポールやペグは付属していないので、事前に別途用意しておく必要があります。専用のタープポールがなくても、工夫次第でほかのアイテムを使って設営することができます。
まずはもっとも基本的な形から。
STEP1
タープを地面に広げたら、四隅のジョイントにガイラインの端の輪を取り付け、タープの対角線に沿って角から約30㎝のところをペグダウンします。
STEP2
中央の2か所のジョイントにそれぞれポールを差し込み、タープを持ち上げるようにして地面との間に立てます。
ポールはタープポール以外にも、長さ調整が可能なトレッキングポール、スキー板やカヤックのパドル、落ちている枝など、適当な長さのものなら何でもOK。中央の2か所には金属製のリングもついているので、ポールの種類に合わせてリングでもループでも、どちらを使っても構いません。
あとはガイラインを調整して、タープ全体にテンションがかかれば設営完了です。
作業はたったこれだけ。難しいロープワークも、ガイラインの位置決めで悩む必要もなく、一人でも多少天候が悪くても、軽々とスピーディに設営が可能。ガイラインは6本付属するので、状況に応じてポールにもガイラインを張ればさらに強度が高まります。
さあここから、基本形に少し手を加えて、張り方を変化させてみましょう。
まずは、2本のポールのうち1本を外して、タープの内側に移動して、テンションスリーブを引いて庇を付けてみましょう。解放感や通気性は保ちつつ、少しプライベート感がアップ。日差しを効率よく避けるにもよさそう。
後ろのポールを取り外して、ガイラインを引いて低くしました。寒い時期や風が強いときには、シークレット感が増すこの形がおすすめ。
さらにフロントに2本のポールを立ててもよし。保護性をたもちつつ、解放感のある大きな開口が手に入ります。シュラフにくるまって、大きな窓から空を見上げる至福の時間にベストチョイスではないでしょうか。
こちらはガイラインを使わず直接タープをペグダウンして、すばやく簡易シェルターを作る方法。
ほんの3分ほどで大人が足を延ばして寝られるスペースが作れ、仮眠のためのプライベートスペースづくりや、緊急時のビバークにも、ぜひ取り入れたいシステムです。
タープを地面に広げたら後ろの2辺をペグダウン。次に前に2辺の角をまとめて持って、きれいな三角形になる位置に2つ一緒にペグダウンして地面に三角形を作ります。つぎにトレッキングポールを持って隙間から中に潜り込み、中央に立てればシェルターの完成です。
これらはほんの一例で、テントと組み合わせて前室やフライとして使ったり、木や車などにつないだり、2枚をつなぎ合わせて大きく使ったりと、ほかにもたくさんの使い方がありそう。
そう、使い方はあなた次第です。
バックパックにすんなり入る軽量コンパクトサイズで、トレッキングポールを活用すれば、他には自分が使う数のペグを追加するだけ。
ただの1枚の布だと考えれば、使い方にルールはありません。ここに屋根が欲しい、ちょっと目隠しが欲しいなどと思ったときに、使う人の発想に応えてくれるのがこのタープ。四角い紙が鳥や飛行機になる、日本独自の文化、折り紙のように、1枚の布がさまざまな形に変化して、そのときに欲しいものに形を変えるもの。難しく考える必要も、持って行くのをあきらめる必要もありません。いつでもどこに行くにも、気軽にポンと荷物に入れて出かけましょう。
商品詳細
ブランド | PAAGOWORKS(パーゴワークス) |
名称 | ニンジャタープ |
主素材 | 30D シルナイロン |
サイズ | 2800 x 2800mm (収納サイズ270 x 90 x 90mm) |
総重量 | 約500g |
付属品 | ガイライン6本、スタッフバッグ |
カラー | ダークグレー(ダークグレー) |
注意事項 | ポール、ペグは付属しておりません。 |
忍者のごとく変幻自在に形を変える、圧倒的な張りやすさのマルチタープ
日差しや雨をよける屋根の役割を果たすタープは、アウトドアでの食事の時間やリラックスタイムを快適に過ごすための定番アイテムです。キャンプやバーベキューなどのシーンで見かける大型のものや、ミニタープと呼ばれるコンパクトな一人用のものまでいろいろなタイプがありますが、どれも共通して設営が難しいのが難点。取り入れるのにちょっと気合が必要な、ハードルの高いアイテムかもしれません。
「ニンジャタープ」は、新しい発想のソロ用ミニタープ。重くてかさばる、張りにくいなどという従来のイメージを、独創的な形と画期的なアイディアでみごとに払拭しました。1枚の布が、屋根にも、傘にも、部屋にも、まさに忍者のようにすばやく、簡単に変化するマルチタープです。
ニンジャタープが目標としたのは、第一に「張りにくい」というタープの欠点を補うこと。そのためにまず考えられたのが、タープ自体の形状です。
通常のタープは長方形や六角形などが多いのですが、これは2辺が内側に入り込んだ変則的な四角形。ニンジャにふさわしく「手裏剣型」と名付けられていますが、もちろん見た目のためのデザインではありません。この形だと中央に張り綱が不要になるため、行程を減らしてすばやく設営することができるのです。
またこの形状のおかげで、「四隅を先にペグダウンしてからポールを立てる」という手順が可能になりました。
通常のタープは、張り方の順序が逆で、まずポールを立てて、そこにタープをつないで残りのコーナーをペグダウン。バランスが整わない時間が長く、風が強いときや雨の中など、悪天候時に設営するのはとても大変なものなのです。
一方でニンジャタープは、先に四隅を固定できるので断然スピーディ。一人でも簡単に張れ、後からでもポールの位置を自由に変えられるので、状況に合わせてさまざまな形に張り替えることも簡単です。
簡単設営のための工夫はまだあります。
タープとガイライン(張り綱)の接続は、本体についている、ダッフルコートのボタンのようなトグル型のジョイントパーツに、ガイラインの端の輪を巻き付けるだけ。「結ぶ」という作業は必要ありません。黒いアジャスターパーツから出ているコードを引っ張るとテンションがかけられ、0~2.4mまで自由に長さ調節ができます。
そしてニンジャタープの最大の特徴が、30以上もの張り方が自在にできることです。
それを可能にするのが、先ほど説明したトルグ型のジョイントパーツが、コーナーだけでなく、すべての辺と中央に、合計21個もつけられていること。
つまりガイラインをタープのどこにでも付けることができ、またポイント同士を結合することもできるので、思いつくままいろいろな形を作ることができるというわけです。
さらに、張り方のバリエーションを広げるもうひとつのしかけがタープの2辺に入ったテンションスリーブ。ガイラインと同じアジャスターがついたこのコードを引くと、タープの布を絞って形を変えることができます。
実際に張ってみよう!
ではこれらのアイディアで実際にどんなことができるのか、いくつか張り方のバリエーションをご紹介しましょう。ニンジャタープにはポールやペグは付属していないので、事前に別途用意しておく必要があります。専用のタープポールがなくても、工夫次第でほかのアイテムを使って設営することができます。
まずはもっとも基本的な形から。
STEP1
タープを地面に広げたら、四隅のジョイントにガイラインの端の輪を取り付け、タープの対角線に沿って角から約30㎝のところをペグダウンします。
STEP2
中央の2か所のジョイントにそれぞれポールを差し込み、タープを持ち上げるようにして地面との間に立てます。
ポールはタープポール以外にも、長さ調整が可能なトレッキングポール、スキー板やカヤックのパドル、落ちている枝など、適当な長さのものなら何でもOK。中央の2か所には金属製のリングもついているので、ポールの種類に合わせてリングでもループでも、どちらを使っても構いません。
あとはガイラインを調整して、タープ全体にテンションがかかれば設営完了です。
作業はたったこれだけ。難しいロープワークも、ガイラインの位置決めで悩む必要もなく、一人でも多少天候が悪くても、軽々とスピーディに設営が可能。ガイラインは6本付属するので、状況に応じてポールにもガイラインを張ればさらに強度が高まります。
さあここから、基本形に少し手を加えて、張り方を変化させてみましょう。
まずは、2本のポールのうち1本を外して、タープの内側に移動して、テンションスリーブを引いて庇を付けてみましょう。解放感や通気性は保ちつつ、少しプライベート感がアップ。日差しを効率よく避けるにもよさそう。
後ろのポールを取り外して、ガイラインを引いて低くしました。寒い時期や風が強いときには、シークレット感が増すこの形がおすすめ。
さらにフロントに2本のポールを立ててもよし。保護性をたもちつつ、解放感のある大きな開口が手に入ります。シュラフにくるまって、大きな窓から空を見上げる至福の時間にベストチョイスではないでしょうか。
こちらはガイラインを使わず直接タープをペグダウンして、すばやく簡易シェルターを作る方法。
ほんの3分ほどで大人が足を延ばして寝られるスペースが作れ、仮眠のためのプライベートスペースづくりや、緊急時のビバークにも、ぜひ取り入れたいシステムです。
タープを地面に広げたら後ろの2辺をペグダウン。次に前に2辺の角をまとめて持って、きれいな三角形になる位置に2つ一緒にペグダウンして地面に三角形を作ります。つぎにトレッキングポールを持って隙間から中に潜り込み、中央に立てればシェルターの完成です。
これらはほんの一例で、テントと組み合わせて前室やフライとして使ったり、木や車などにつないだり、2枚をつなぎ合わせて大きく使ったりと、ほかにもたくさんの使い方がありそう。
そう、使い方はあなた次第です。
バックパックにすんなり入る軽量コンパクトサイズで、トレッキングポールを活用すれば、他には自分が使う数のペグを追加するだけ。
ただの1枚の布だと考えれば、使い方にルールはありません。ここに屋根が欲しい、ちょっと目隠しが欲しいなどと思ったときに、使う人の発想に応えてくれるのがこのタープ。四角い紙が鳥や飛行機になる、日本独自の文化、折り紙のように、1枚の布がさまざまな形に変化して、そのときに欲しいものに形を変えるもの。難しく考える必要も、持って行くのをあきらめる必要もありません。いつでもどこに行くにも、気軽にポンと荷物に入れて出かけましょう。
商品詳細
ブランド | PAAGOWORKS(パーゴワークス) |
名称 | ニンジャタープ |
主素材 | 30D シルナイロン |
サイズ | 2800 x 2800mm (収納サイズ270 x 90 x 90mm) |
総重量 | 約500g |
付属品 | ガイライン6本、スタッフバッグ |
カラー | ダークグレー(ダークグレー) |
注意事項 | ポール、ペグは付属しておりません。 |