「トレイル 2.4」は94g（Lサイズ・片足）と同社の他モデルや他社のアイテムと比べると半分かそれ以下という驚異的な軽さが特徴です。その理由は、一般的なチェーンの代わりにワイヤーを採用していること。

ワイヤーはチェーンに比べて緩みがなく、フィット感が高いことが魅力です。一般的なチェーンスパイクは急傾斜ではズレやすいという欠点がありましたが、ワイヤーの細さも相まって靴底のラグ（突起）の間に絶妙に食い込むため、ズレにくさも実現しています。

今回のアップデートで追加されたのが、底部中央に配置された長方形のパーツです。これをつまんで操作することで、前足部・後足部それぞれのワイヤーのテンション（張力）を細かく調整して弛みを解消可能。元より高いフィット感が、さらに向上したのです。

装着方法もいたってシンプルかつ直感的です。
まずはシューズのつま先にワイヤーを引っかけ両手で足の甲にシリコーンゴムを固定、両手の親指を後ろに滑らせながらシリコーンゴムを両サイドに沿わせて固定し、最後に後部の突起をひっぱり上げて、かかとへ固定します。

これだけ読むと難しく感じますが、くるぶしが露出する短めの靴下を履くのとまったく同じ要領です。クランポンの使用が初めてという人でも、すぐに慣れることができるでしょう。

クランポン本来の用途である滑り止めとしても、「トレイル 2.4」は秀逸です。重心がかかりやすい「つま先部分」と「土踏まず後部」にそれぞれ7本ずつ配置された爪は短めなので、氷雪面から抜く時に過度な脚力を必要としません。爪自体が中央に集中して配置されているので、反対側の靴やパンツの裾に引っかけるリスクも低減されています。

クランポンを装着しての歩行経験がない人でも、スリップを防止しつつ違和感なく歩くことができるのです。

ただし、深く柔らかい新雪や急斜面には不向きなので注意。
初冬や早春にうっすらと積もった雪や、凍結したコンディションでの、低山や林道などのトレイルでの使用が適しています。

「トレイル 2.4」には薄手でコンパクトかつ持ち手もついた専用ケースが付属しており、バックパックへの収納や持ち運びにも便利です。

本格的な雪山登山は未経験かつチャレンジする予定もないけれど、寒い時期も低山で山登りを楽しみたい。けれども凍結や積雪が心配という人の「お守り代わり」としてもイチオシのアイテムです。

「トレイル 2.4」は94g（Lサイズ・片足）と同社の他モデルや他社のアイテムと比べると半分かそれ以下という驚異的な軽さが特徴です。その理由は、一般的なチェーンの代わりにワイヤーを採用していること。

ワイヤーはチェーンに比べて緩みがなく、フィット感が高いことが魅力です。一般的なチェーンスパイクは急傾斜ではズレやすいという欠点がありましたが、ワイヤーの細さも相まって靴底のラグ（突起）の間に絶妙に食い込むため、ズレにくさも実現しています。

今回のアップデートで追加されたのが、底部中央に配置された長方形のパーツです。これをつまんで操作することで、前足部・後足部それぞれのワイヤーのテンション（張力）を細かく調整して弛みを解消可能。元より高いフィット感が、さらに向上したのです。

装着方法もいたってシンプルかつ直感的です。
まずはシューズのつま先にワイヤーを引っかけ両手で足の甲にシリコーンゴムを固定、両手の親指を後ろに滑らせながらシリコーンゴムを両サイドに沿わせて固定し、最後に後部の突起をひっぱり上げて、かかとへ固定します。

これだけ読むと難しく感じますが、くるぶしが露出する短めの靴下を履くのとまったく同じ要領です。クランポンの使用が初めてという人でも、すぐに慣れることができるでしょう。

クランポン本来の用途である滑り止めとしても、「トレイル 2.4」は秀逸です。重心がかかりやすい「つま先部分」と「土踏まず後部」にそれぞれ7本ずつ配置された爪は短めなので、氷雪面から抜く時に過度な脚力を必要としません。爪自体が中央に集中して配置されているので、反対側の靴やパンツの裾に引っかけるリスクも低減されています。

クランポンを装着しての歩行経験がない人でも、スリップを防止しつつ違和感なく歩くことができるのです。

ただし、深く柔らかい新雪や急斜面には不向きなので注意。
初冬や早春にうっすらと積もった雪や、凍結したコンディションでの、低山や林道などのトレイルでの使用が適しています。

「トレイル 2.4」には薄手でコンパクトかつ持ち手もついた専用ケースが付属しており、バックパックへの収納や持ち運びにも便利です。

本格的な雪山登山は未経験かつチャレンジする予定もないけれど、寒い時期も低山で山登りを楽しみたい。けれども凍結や積雪が心配という人の「お守り代わり」としてもイチオシのアイテムです。