モデル 178cm 着用サイズ:M












軽くてコンパクトながら機能性はトップクラス
コンパクトで暖かい高性能ダウンジャケット
寒い季節のアウトドアシーンで手放すことのできないのが、体をしっかりと保温してくれるインサレーションウェアです。
技術が発達し、軽くて暖かい化学繊維を使った商品も数多く発表されていますが、やはり人気なのが、ダウンを使用したインサレーション。
畳めばコンパクトになり、着ると暖かく、動くと適度に余分な熱気を放出してくれる、天然素材のダウン。技術開発が進み、数値的な性能ではダウンに肉薄してきた化学繊維ですが、体で感じる快適さも含めた総合的な性能という視点から、ダウンのインサレーションを選ぶ人が多いようです。
ですが、ダウンを使用していればどれも同じ、というわけではありません。値段も性能もピンからキリまでが店頭に並び、どれを選んだらいいものか、と悩んでしまいがち。
そんな時こそ選びたいのが〈ノローナ/ビティホーン スーパーライトダウン900ジャケット〉です。見た目はシンプル、軽くてコンパクトなダウンジャケットですが、その内側に秘めた性能と快適さは、目をみはるものがあります。
900フィルパワーのダウンを使用
このジャケットは、900フィルパワーのダウンを使用しています。フィルパワーとは、1オンス(約28グラム)のダウンがどのくらい膨らむかを表す表示。900フィルパワーのダウンでは、1オンスのダウンが900立方インチ(約2280立方センチメートル)にまで膨らむことを示しています。
この数値が大きければ大きいほど、少ない量、軽い重さで大きく膨らみ、より多くの空気を保持できることに。そうなると、軽くても暖かさを保つことが可能となります。
700フィルパワーより上が高品質ダウンと言われている中で、900フィルパワーという数値は最高級の品質と言っても過言ではありません。
滑らかで薄い撥水加工ナイロン生地
このジャケットの表地は、DWR(耐久撥水加工)を施した7デニールナイロンを使用しています。
ダウンは濡れてしまうとふんわりと膨らまなくなってしまい、かつ非常に乾きにくいので、一度濡れてしまうと暖かい空気を保持できず、保温性が大きく低下してしまいます。そんな自体を回避するために、表地は高い撥水性能と強い耐久性を誇るDWR加工を採用したナイロンを使用しています。
雨で濡れてせっかくのダウンがぺったんこになり、暖かくないどころか寒くてブルブルと......
このジャケットには、そんなトラブルの心配はありません。
インナーとして使いやすい適度な薄さ
900フィルパワーという、大きく膨らむダウンを使用していながら、このジャケットは適度な薄さをキープしています。この薄さで暖かいの? と思ってしまうほどですが、一度袖を通せば、そんな心配はあっという間に消えてしまうはず。
体が発する熱を確実に捉え、ダウンが作る空気の層に閉じ込め、暖かさをしっかりと確保。それでいて、余分な熱気を逃して適度な温度に保ってくれる心地よさは、天然素材ならでは。かつ、程よい薄さなので、インサレーションウェアとして上にアウターなどを羽織っても中でもたつかず、着膨れて動きが鈍くなるということもありません。
もちろん、撥水加工を施した表地が水も風も防いでくれるので、このダウンのみをアウターとして着ても安心、快適です。
軽く、コンパクトに収納可能
少ない量でも大きく膨らむ900フィルパワーというダウンの性能は、逆にいえば、大きなものが小さくなる、ということでもあります。
このジャケットは、畳むと驚くほど軽くてコンパクトに。休憩時に羽織ったり、テントサイトで着るまでは持ち運ぶことの多いダウンジャケットなので、軽くてコンパクト、持ち運びに便利ということは、大きなアドバンテージとなります。
そして、軽いという利点は、持ち運びの時だけのメリットではありません。羽織っているのに着ているのを忘れてしまうほどの軽さなので、体に対するストレスは大幅に減少。いつも以上に、快適にアクティブに行動できることでしょう。
ダウンが偏らない細やかな配慮
軽くてコンパクトなジャケットですが、細かい部分の作りに手抜きはありません。
例えば、縫い方。ダウンを膨らませて保温性を確保するには、ダウンを潰さないことが一番。ですが、ウェア内部にダウンを入れただけでは、ダウンが重力で下に落ちたり、片方に偏ったりしてしまいます。そのために、ダウン製品は、生地の裏面と表面の生地を縫い合わせて空間(セル)を作り、その中にダウンを安定させて溜まりや偏りをなくしています。なるべくダウンを潰さないようにしつつ、縫い合わせて偏りをなくすという難題を、このジャケットは細かい技で解決。
熱が逃げやすい首筋は、襟をやや高めにし、セルを二段にして上端のダウンが下に溜まらないように配慮。肩の部分は下に向かう腕の方向にダウンが落ちないように縦方向に縫い目を付けています。そして、ボディ部分のセルは、背中に一本の縫い目を入れて、左右にダウンが偏ってしまうのを防いでいます。
ゴムのリブで外気をシャットダウン
インナーに着るインサレーションという着用シーンを想定して、薄くてシンプルな作りになっているこのジャケットですが、保温に対する対策はしっかりと。
冷たく冷えた外気が入りやすく、暖かい中の空気が逃げやすい、裾と袖の開口部。この部分に細めのゴムリブが付けられていて、緩やかに、かつしっかりと体にフィットし、空気の出入りをシャットダウンしてくれます。ですが、余分なものが付いていないので、その上にウェアを重ねても、中でもたつく違和感を覚えることはありません。
スッキリしたデザインのポケット
このジャケットには腹部の左右にポケットが付けられています。縦に開いた開口部にはジッパーなどもなく軽量でシンプルな作り。ものを出し入れする際の引っかかりも少なく、快適にアクセスでき、中も程よい大きさで、使い勝手のよいポケットです。
そして、このポケットの内側、体に接する部分は、あえてダウンを入れない作りに。その代わり、ポケットの外側、表に面した部分にのみ、ダウンが挿入されています。
両方に入っていた方が手を入れた時に暖かいのでは?片方に入れるのなら内側でもいいのでは?と思いがちですが、じつは、こちらがベストな作り。冷えた手を入れた時、手のひらは体に接するので暖かいですが、外側は外気に触れるため温まりにくいので、手の平側にはダウンを入れず、手の甲側にダウンを入れています。さらに、内と外の両方にダウンを入れるとその部分が膨らんでしまい、上にアウターを羽織ると着膨れて動きにくくなる要因になってしまうのです。
暖かく、でもシンプルでコンパクトに。その作り込みはさすが、厳しい寒さとなる北国ノルウェーのアウトドアシーンで磨かれたメーカーならでは、ではないでしょうか。
ジップの両側に付けられた、細いのに確実に機能するチンガード
寒さに対する対策は、細かいところにも施されています。脱ぎ着に便利な前面のジッパー。そのジッパータブが冷えて、顎に当たるとひやっとする。そんなトラブルを回避してくれるのが、ジッパーの上端に付けられた、チンガード。これがあれば、ジッパータブが隠されて直接アゴに当たらず、冷たく不快な思いをすることはありません。
見た目はシンプルでもしっかりと、かつ、その見た目以上の機能を盛り込む。このメーカーの真面目さを垣間見ることができるディテールです。
持つと軽くて、適度に薄くて、見た目もシンプル。ですが、使っているダウンの品質、そのダウンを活かす表の生地と縫製、細かいディテールの作り込み、動きやすくストレスのない着心地など、そのすべてに無理がなく、違和感を覚えることはありません。
そんな「よさ」をひとつひとつ丁寧に積み重ねて作られたこの商品は、現在発表されているものの中で、確実にトップクラスに位置するであろう、高性能で使い勝手のよいダウンジャケットと言えるでしょう。
サイズ表
※下記数値はcmです
S | M | L | |
身長 |
167~177 |
173〜183 |
179〜189 |
胸囲 |
94~96 |
100~104 |
105~108 |
ウエスト |
80~83 |
88~93 |
95~98 |
ヒップ |
98~100 |
104~107 |
108~110 |
首周り |
39.5~40 |
41~42 |
43 |
股下 |
77.5 |
80 |
83 |
首の付け根からおへそ |
44 |
44.5 |
45 |
袖 |
61.5~62.5 |
63.5 |
64~65 |
商品詳細
kあ | |
ブランド |
NORRONA(ノローナ) |
名称 |
ビティホーン スーパーライトダウン900ジャケット |
主素材 |
7D 100% NYLON, GOOSE DOWN 900FP |
重量 |
160g (L) |
サイズ |
S、M、L |
カラー |
Indigo Night(ネイビー) |
サイズについて |
ノローナは北欧ブランドのため、いつも着用しているサイズより、ワンサイズ小さめのサイズを選択することを推奨いたします。 |