LA SPORTIVAのトレイルランニングシューズのアウトソールに使用されているラバーは全部で３種類あり、用途によって使い分けがされていますが、「LA SPORTIVA（ラ・スポルティバ）/ウルトララプターⅡミッドGTX®」に使用されているのは、その中でも最も粘りがありグリップ力に優れるスーパースティッキーラバーが使用されている「FRIXION WHITE」。ソールパターンとの組み合わせにより、岩稜帯などでもしっかりとしたグリップ性能を発揮してくれるアウトソール仕様です。

ソールの外見はランニングシューズのようにも見えますが、一般的なランニングシューズとの大きな違いは「シャンク」と呼ばれる樹脂プレートが、ミッドソールに埋め込まれていることです。そのプレートがあることでトレイル上の凸凹からの突き上げを緩和し、ソールの捻れを最小限にすることで、足首や足裏にかかるストレスを減らすことができます。また、そのプレートによる反発力はトレイルを進むための推進力に変換され、不整地を歩いたり走ったりするためのアドバンテージとなります。アウトソールの中央部と側面に赤い樹脂パーツが顔を覗かせていますが、それが「シャンク」の一部になります。

製品名の最後についている「GTX®」は、ライニングに防水透湿素材であるGORE-TEX®が使用されているという表示です。ミッドカット部分にまでGORE-TEX®が使用されているので、くるぶしくらいまでの深さであれば渡渉や残雪期の雪渓そして雨天時に水たまりなど、ローカットシューズであれば足首から浸水する可能性がある場面でも足を濡らすことはありません。また、GORE-TEX®は透湿性も優れているのでシューズの中に熱がこもることもなく、夏山でも快適に過ごすことができます。

GORE-TEX®も穴が空いてしまえば、当然ながら防水性を保つことはできません。「LA SPORTIVA（ラ・スポルティバ）/ウルトララプターⅡミッドGTX®」は、山行中に特に摩耗しやすい箇所に補強パーツを入れアッパー全体の耐久性を高めています。アウトソールからつながる爪先を覆うカバーは、一般的なトレイルランニングシューズよりも大きく、岩場が多いイタリアのトレイルでの走破性を考慮して設計されたハイキングシューズであることがビジュアルからも見て取れます。

カカトからアキレス腱下部を包み込むように「STABILIZER」と書かれた樹脂パーツが配置されています。これにより歩行時に着地した時の体軸のブレを抑制してくれます。自らの体重が全てその１点に集中する着地衝撃は、思った以上に身体に衝撃を与え、それが１日続けば、何千回、何万回とボディーブローのように効いてきます。このシューズのベースになっているのが長距離用のトレイルランニングシューズであるからこそ、そのあたりも考え抜かれた設計になっており、トレイルランニング黎明期から山を走るためのシューズ開発を行っているブランドだからこその知恵と技術が埋め込まれています。

LA SPORTIVAのトレイルランニングシューズのアウトソールに使用されているラバーは全部で３種類あり、用途によって使い分けがされていますが、「LA SPORTIVA（ラ・スポルティバ）/ウルトララプターⅡミッドGTX®」に使用されているのは、その中でも最も粘りがありグリップ力に優れるスーパースティッキーラバーが使用されている「FRIXION WHITE」。ソールパターンとの組み合わせにより、岩稜帯などでもしっかりとしたグリップ性能を発揮してくれるアウトソール仕様です。

ソールの外見はランニングシューズのようにも見えますが、一般的なランニングシューズとの大きな違いは「シャンク」と呼ばれる樹脂プレートが、ミッドソールに埋め込まれていることです。そのプレートがあることでトレイル上の凸凹からの突き上げを緩和し、ソールの捻れを最小限にすることで、足首や足裏にかかるストレスを減らすことができます。また、そのプレートによる反発力はトレイルを進むための推進力に変換され、不整地を歩いたり走ったりするためのアドバンテージとなります。アウトソールの中央部と側面に赤い樹脂パーツが顔を覗かせていますが、それが「シャンク」の一部になります。

製品名の最後についている「GTX®」は、ライニングに防水透湿素材であるGORE-TEX®が使用されているという表示です。ミッドカット部分にまでGORE-TEX®が使用されているので、くるぶしくらいまでの深さであれば渡渉や残雪期の雪渓そして雨天時に水たまりなど、ローカットシューズであれば足首から浸水する可能性がある場面でも足を濡らすことはありません。また、GORE-TEX®は透湿性も優れているのでシューズの中に熱がこもることもなく、夏山でも快適に過ごすことができます。

GORE-TEX®も穴が空いてしまえば、当然ながら防水性を保つことはできません。「LA SPORTIVA（ラ・スポルティバ）/ウルトララプターⅡミッドGTX®」は、山行中に特に摩耗しやすい箇所に補強パーツを入れアッパー全体の耐久性を高めています。アウトソールからつながる爪先を覆うカバーは、一般的なトレイルランニングシューズよりも大きく、岩場が多いイタリアのトレイルでの走破性を考慮して設計されたハイキングシューズであることがビジュアルからも見て取れます。

カカトからアキレス腱下部を包み込むように「STABILIZER」と書かれた樹脂パーツが配置されています。これにより歩行時に着地した時の体軸のブレを抑制してくれます。自らの体重が全てその１点に集中する着地衝撃は、思った以上に身体に衝撃を与え、それが１日続けば、何千回、何万回とボディーブローのように効いてきます。このシューズのベースになっているのが長距離用のトレイルランニングシューズであるからこそ、そのあたりも考え抜かれた設計になっており、トレイルランニング黎明期から山を走るためのシューズ開発を行っているブランドだからこその知恵と技術が埋め込まれています。