「LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)/ TXガイド」は、アプローチシューズの構造に、スポルティバが長年培ってきたトレイルランニングシューズの設計思想を掛け合わせて生み出された新機軸のシューズです。「TX(トラバースX)シリーズ」といえば、スポルティバのアプローチシューズの代名詞でもありますが、その中でも山岳フィールドのエキスパートでもある職業のひとつ「ガイド」のためにデザインされた靴でもあります。
この商品が含まれる商品グループ
「アプローチシューズ×トレランシューズ」のハイブリッド設計
片足約350gと非常に軽く、足を通せばランニングシューズとして走りだすこともできそうなフィーリングです。アッパーもランニングシューズのようにしなやかで、すぐに足型にも馴染んできます。それでいて、爪先から側面には剛性が高いランドラバーで補強され、ソールを見れば爪先部分にクライミングゾーンがあって岩場にも対応可能な、まさにアプローチ×トレランのハイブリッド設計と言えます。
クライミングシューズのようなシューレースデザイン
「TXガイド」は、その外観も特徴的です。爪先に近いところから、左右非対称に靴紐を通す穴が細かいピッチで配置されていて、シューレースタイプのクライミングシューズのように、フィット感を細かく調整することができます。
シューレースホールの最上段にかかっている黄色い紐を追っていくと、足入れ部の周囲を経由して踵まで繋がっています。靴紐を締めることによって、履き口全体を足側に寄せることができ、足首や踵、アキレス腱周りのホールド感が増す仕組みになっています。
T Xガイドのために新開発されたミッドソール
「TXガイド」のソールを分解すると、外観からは見えないパーツを含めて、上図のような(1)〜(4)の部品に分かれます。(1)(2)は同じEVA素材ですが、それぞれ硬さも異なり果たす役割も違います。(1)は踵にかかる衝撃吸収をおこなうためのクッションの役割を、(2)は着地の瞬間に前足部がブレるのを防ぐスタビライザー(安定性を高める機構)としての役割を担っています。(3)は、TPU(熱可塑性ポリウレタン)のロックプレート=シャンク。岩や根などの凹凸による突き上げから足を保護してくれると同時に、前足部の過度なねじれを抑制してくれます。そして、(4)はVibram®ソールを使ったアウトソールです。
「IDOROGRIP×MEGAGRIP」のダブルコンパウンドソール
「TXガイド」のアウトソールは、Vibram®の中でもグリップ性能に定評のある2種類のコンパウンド(ラバー素材)を「前足部」と「土踏まずから踵」までのエリアで使い分けて配置しています。LA SPORTIVAのシューズの中でも珍しいダブルコンパウンドソールです。土踏まずから爪先側(=黒色部分)には、沢靴などにも採用されることが多い「Vibram® IDROGRIP(ビブラム・イドログリップ)」を。土踏まずから踵(=赤色部分)には「Vibram® MEGAGRIP(ビブラム・メガグリップ)」が採用され、濡れた路面に強い2種類のコンパウンドを使い分けています。
さらに、ラグ(アウトソールの凹凸)の形状と配列は、Vibram®社とスポルティバが共同開発した「インパクトブレーキシステム」と呼ばれるパターンを採用し、地面を捉えて蹴り出すトラクション性能と、着地の際の衝撃吸収を上図のように、ラグパターンによって同時に機能させています。これは「TXガイド」のみに搭載されているシステムではなく、スポルティバのシューズ全般に採用されているソールシステムの考え方のひとつです。
「TXガイド」のロッカー形状(靴を側面から見たときの爪先のせり上がり)は、他のTXシリーズと比べても明らかに曲率が大きく、アプローチシューズというよりかはトレランシューズに近いロッカー形状であると言えるでしょう。丸いタイヤが転がるように、その曲率が大きければ爪先方向に重心が移った時に足がスムースに転がりやすく、平坦なアウトソールに比べ相対的にスピードが出やすくなります。
トレランシューズのように軽く、アプローチシューズのように剛性があり、スリップしやすい場面で最高のグリップ性能を発揮し、爪先にはクライミングゾーンも設けられたアウトソール。「LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)/ TXガイド」は、”トレイルランニングほどは走りはしないけど、トレイルランニングよりもテクニカルなフィールドやトレイルを進む”・・そのようなニーズに幅広くフィットする「攻め」のシューズです。より軽快に山歩きを楽しみたい方から、厳選したギアとともにファストパッキングスタイルの山旅に挑もうとしている方々まで、これまで体験したことのないチャレンジを後押ししてくれる一足になることでしょう。
サイズ表
EU | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 |
cm | 25.5 | 26.1 | 26.7 | 27.3 | 27.9 |
※cm表記は実寸です。個人の足型や好み、モデルによっても変化する場合がございます。
商品詳細
ブランド | LA SPORTIVA(スポルティバ) |
名称 | TXガイド/UNISEX |
アッパー | 高強度メッシュ+マイクロファイバー+TPUランド |
ライニング | ノンスリップブレサブルメッシュ |
ソール | Vibram社製 イドロ(トウ)+メガ(ヒール) |
重さ(1/2ペア) | 約350g |
カラー | ブラック×イエロー(ブラック×イエロー) |
特徴 | マウンテンランニングとアプローチシューズの性能を兼ね備えたULにも最適な軽量モデル。Newラストを採用しTX4よりもややタイトなフィット感。ミッドソールはクッション性と反発性を両立させテンポの良い歩行が楽しめる。新開発のVibram社製のアウトソールはトウがイドログリップ、ヒールがメガグリップの組み合わせであらゆる状況で最高のグリップ力を発揮。 |
「アプローチシューズ×トレランシューズ」のハイブリッド設計
「LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)/ TXガイド」は、アプローチシューズの構造に、スポルティバが長年培ってきたトレイルランニングシューズの設計思想を掛け合わせて生み出された新機軸のシューズです。「TX(トラバースX)シリーズ」といえば、スポルティバのアプローチシューズの代名詞でもありますが、その中でも山岳フィールドのエキスパートでもある職業のひとつ「ガイド」のためにデザインされた靴でもあります。
片足約350gと非常に軽く、足を通せばランニングシューズとして走りだすこともできそうなフィーリングです。アッパーもランニングシューズのようにしなやかで、すぐに足型にも馴染んできます。それでいて、爪先から側面には剛性が高いランドラバーで補強され、ソールを見れば爪先部分にクライミングゾーンがあって岩場にも対応可能な、まさにアプローチ×トレランのハイブリッド設計と言えます。
クライミングシューズのようなシューレースデザイン
「TXガイド」は、その外観も特徴的です。爪先に近いところから、左右非対称に靴紐を通す穴が細かいピッチで配置されていて、シューレースタイプのクライミングシューズのように、フィット感を細かく調整することができます。
シューレースホールの最上段にかかっている黄色い紐を追っていくと、足入れ部の周囲を経由して踵まで繋がっています。靴紐を締めることによって、履き口全体を足側に寄せることができ、足首や踵、アキレス腱周りのホールド感が増す仕組みになっています。
T Xガイドのために新開発されたミッドソール
「TXガイド」のソールを分解すると、外観からは見えないパーツを含めて、上図のような(1)〜(4)の部品に分かれます。(1)(2)は同じEVA素材ですが、それぞれ硬さも異なり果たす役割も違います。(1)は踵にかかる衝撃吸収をおこなうためのクッションの役割を、(2)は着地の瞬間に前足部がブレるのを防ぐスタビライザー(安定性を高める機構)としての役割を担っています。(3)は、TPU(熱可塑性ポリウレタン)のロックプレート=シャンク。岩や根などの凹凸による突き上げから足を保護してくれると同時に、前足部の過度なねじれを抑制してくれます。そして、(4)はVibram®ソールを使ったアウトソールです。
「IDOROGRIP×MEGAGRIP」のダブルコンパウンドソール
「TXガイド」のアウトソールは、Vibram®の中でもグリップ性能に定評のある2種類のコンパウンド(ラバー素材)を「前足部」と「土踏まずから踵」までのエリアで使い分けて配置しています。LA SPORTIVAのシューズの中でも珍しいダブルコンパウンドソールです。土踏まずから爪先側(=黒色部分)には、沢靴などにも採用されることが多い「Vibram® IDROGRIP(ビブラム・イドログリップ)」を。土踏まずから踵(=赤色部分)には「Vibram® MEGAGRIP(ビブラム・メガグリップ)」が採用され、濡れた路面に強い2種類のコンパウンドを使い分けています。
さらに、ラグ(アウトソールの凹凸)の形状と配列は、Vibram®社とスポルティバが共同開発した「インパクトブレーキシステム」と呼ばれるパターンを採用し、地面を捉えて蹴り出すトラクション性能と、着地の際の衝撃吸収を上図のように、ラグパターンによって同時に機能させています。これは「TXガイド」のみに搭載されているシステムではなく、スポルティバのシューズ全般に採用されているソールシステムの考え方のひとつです。
「TXガイド」のロッカー形状(靴を側面から見たときの爪先のせり上がり)は、他のTXシリーズと比べても明らかに曲率が大きく、アプローチシューズというよりかはトレランシューズに近いロッカー形状であると言えるでしょう。丸いタイヤが転がるように、その曲率が大きければ爪先方向に重心が移った時に足がスムースに転がりやすく、平坦なアウトソールに比べ相対的にスピードが出やすくなります。
トレランシューズのように軽く、アプローチシューズのように剛性があり、スリップしやすい場面で最高のグリップ性能を発揮し、爪先にはクライミングゾーンも設けられたアウトソール。「LA SPORTIVA(ラ・スポルティバ)/ TXガイド」は、”トレイルランニングほどは走りはしないけど、トレイルランニングよりもテクニカルなフィールドやトレイルを進む”・・そのようなニーズに幅広くフィットする「攻め」のシューズです。より軽快に山歩きを楽しみたい方から、厳選したギアとともにファストパッキングスタイルの山旅に挑もうとしている方々まで、これまで体験したことのないチャレンジを後押ししてくれる一足になることでしょう。
サイズ表
EU | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 |
cm | 25.5 | 26.1 | 26.7 | 27.3 | 27.9 |
※cm表記は実寸です。個人の足型や好み、モデルによっても変化する場合がございます。
商品詳細
ブランド | LA SPORTIVA(スポルティバ) |
名称 | TXガイド/UNISEX |
アッパー | 高強度メッシュ+マイクロファイバー+TPUランド |
ライニング | ノンスリップブレサブルメッシュ |
ソール | Vibram社製 イドロ(トウ)+メガ(ヒール) |
重さ(1/2ペア) | 約350g |
カラー | ブラック×イエロー(ブラック×イエロー) |
特徴 | マウンテンランニングとアプローチシューズの性能を兼ね備えたULにも最適な軽量モデル。Newラストを採用しTX4よりもややタイトなフィット感。ミッドソールはクッション性と反発性を両立させテンポの良い歩行が楽しめる。新開発のVibram社製のアウトソールはトウがイドログリップ、ヒールがメガグリップの組み合わせであらゆる状況で最高のグリップ力を発揮。 |