「LA SPORTIVA(スポルティバ)」は、靴づくりの本場であるイタリア北部のドロミテ山麓で、1928年に創業した登山靴専門ブランドです。
豊かな自然環境の中で製品開発・テスト・フィードバック・改良のサイクルが素早く行われることで実現した優れた機能性は、ガイドなど山のプロやベテランからも支持を受けています。
そんなスポルティバの登山靴の中で、厳冬期専用の防寒シューズを除いて最も上位にラインナップされているのがトランゴシリーズ。これまでも優れたモデルが多数生まれてきましたが、このたび新モデル「トランゴ アルパイン GTX」がラインナップされました。















この商品が含まれる商品グループ
スポルティバの登山靴上位シリーズに新モデルが登場!
優れた登攀性能はそのままに軽量化も追求
厳冬期を除く3シーズンでは、険しい岩稜帯や雪渓などでの激しい行動に追従すべく、堅牢かつ優れた登攀性能が重視される位置付けのトランゴシリーズですが、特に登山経験の浅い人には重さがストレスとなる場合もあるでしょう。
そんな中、「トランゴ アルパイン GTX」の重量は片足約665g(EU42)。同じトランゴシリーズの「トランゴ アルプ エボ GTX」の片足約790gと比べても軽量で、こうした本格登山靴に慣れていない人でも、ストレスなく歩くことができます。
歩きやすさと確かな足運びを実現する3D FLEX SYSTEM
このクラスの登山靴でもうひとつのストレスとなりうるのが、アッパーの装着感です。多くの場合、厳しい環境下での長時間・重装備での行動に耐えられるよう、堅牢性を重視して作られるため、固い履き心地になりがちなのです。
スポルティバのハイカット登山靴には、これを低減する3D Flex Systemが採用されています。足首部分に設けられた切れ込み部分が適度に伸縮することで、足首をしっかり保護しつつも適度な可動域が担保されています。
これによって、登りでも、下りでも、斜めの斜面をトラバース(水平移動)する時も、靴底を斜面全体に接地させることができ、優れたグリップ力が発揮されるのです。
快適な履き心地を実現する履き口まわり
「トランゴ アルパイン GTX」のタン(靴のベロ)は、爪先から足の甲を覆うアッパー上部と一体化しています。まるで靴下のように前足部を包み込み、ストレッチ素材を採用しているため、日本人に多い甲高な足にもフィット。砂などの内部への侵入も防止してくれます。
また、特に下りで干渉しやすいのが履き口の後部。ふくらはぎの下やアキレス腱部分が靴擦れを起こしてしまった経験はありませんか。「トランゴ アルパイン GTX」は履き口の後部を大胆に低くカットした上、履き口の生地から芯材を省くことで柔らかになり、ストレスを低減しているのです。
高品質な撥水レザーを採用したアッパー
ここまでは軽さや快適さにフォーカスしてきましたが、「トランゴ アルパイン GTX」は同社の登山靴上位ラインナップであるトランゴシリーズならではのパフォーマンスも、きっちりと備えています。
アッパーには北イタリア・チロル地方のペルワンガー社がつくる1.8mm厚レザーを採用。高級登山靴専用の防水レザーとして世界的な知名度を誇り、他ブランドの上位モデルにも採用されている素材です。これにより、従来モデルよりも薄手のレザーで軽量化を実現しつつ、岩角などからの耐摩耗性と快適性・サポート性も両立しています。
軽量化と優れたフィット感を両立したシューレースシステム
「トランゴ アルパイン GTX」のシューレース(靴ひも)を固定するフックは、カーボンファイバーとポリマーを混合した軽量かつ高い強度の素材を採用しています。
またこの固定方法が秀逸。靴ひもを通す部分は爪先近くがウェビングテープ、そこから左右3つずつのフックはホール(穴)に通す方式で、足先をしっかりと包み込んでくれます。
そこから先のカット部分は靴ひもを引っかけるフック方式ですが、よく見ると一番下の足首部分のフックは深くなっています。ここに靴ひもを通した上で引っ張るなどテンションをかければ靴ひもがロックされ、それより下の足先がゆるまない設計です。
前述の3D Flex Systemを機能させるためには、さらに一番上のフックまでしっかり靴ひもを締めておくことがおすすめ。最上部2つずつのフックは足首部分のそれと違いロック機構がないため、3D Flex Systemによる前後左右への足首の動きに追従して靴ひもも動く仕組みです。
アウトソールにも新テクノロジーを採用
「トランゴ アルパイン GTX」は、アウトソール(靴底)にも新テクノロジー・SPRINGLUG TECH (スプリングラグ・テック)を採用しています。これまた優れた登山靴のアウトソールの代名詞であり、1937年に北イタリア・ミラノで創業したVibram(ヴィブラム)社が新たに開発したテクノロジーで、さまざまな路面で快適さを実現してくれます。
他のスポルティバのシューズと同様、ラグ(靴底の突起)のパターンはヴィブラム社と共同開発され、ブレーキ性能・推進力・衝撃吸収性に優れたインパクトブレーキシステムを採用。爪先内側にはクライミングゾーンも配され、小さな岩角にも立ち込むことが可能です。
疲労を足に蓄積させないミッドソール
前述の通りアウトソールにも衝撃吸収性を備えた「トランゴ アルパイン GTX」ですが、ミッドソールも秀逸です。
黒色のアウトソールと本体の間の赤色(後足部)、黄色(前足部)のミッドソールは、押してみると適度な柔らかさを感じる低密度PU(ポリウレタン)製。そのクッション性で岩場などからの突き上げによるショックを吸収し、疲労を足に蓄積させないパーツです。
かかと部分のミッドソールにはコバが配置されており、セミワンタッチアイゼンを装着することが可能。気温が高い残雪期の高山や夏山の雪渓でも、安心して使用することができます。
トランゴシリーズのポテンシャルを快適に享受できる一足
トランゴシリーズは、スポルティバの3シーズン用シューズとしてはフラッグシップ的な位置付け。ここまで見てきたように、「トランゴ アルパイン GTX」は、このトランゴシリーズの優れたポテンシャルを、このクラスの登山靴にありがちな重さ・硬さなどのストレスなしに享受することができるモデルです。
このクラスの登山靴を必要とするレベルへとステップアップする人の「次の一足」としては、まさに好適。もちろんソール張り替え可能なので、長く愛用することができます。イタリアのブランドならではの色使いやフォルムなどが醸す“色気”も人気の理由のひとつかもしれません。
スポルティバのシューズで、スタイリッシュに本格登山を楽しんでみませんか。
商品詳細
ブランド | LA SPORTIVA(スポルティバ) |
名称 | トランゴアルパインGTX/MENS |
素材 | アッパー:PERWANGER® 防水レザー1.8mm |
フィット | テクニカルフィット |
重量 | 約665g(1/2ペア) |
サイズ | 40(25.5cm)、41(26.1cm)、42(26.7cm)、43(27.3cm)、44(27.9cm) |
カラー | イエロー |
備考 | ・防水性と透湿性に優れたGORE-TEXパフォーマンス・コンフォート・メンブレン |
スポルティバの登山靴上位シリーズに新モデルが登場!
「LA SPORTIVA(スポルティバ)」は、靴づくりの本場であるイタリア北部のドロミテ山麓で、1928年に創業した登山靴専門ブランドです。
豊かな自然環境の中で製品開発・テスト・フィードバック・改良のサイクルが素早く行われることで実現した優れた機能性は、ガイドなど山のプロやベテランからも支持を受けています。
そんなスポルティバの登山靴の中で、厳冬期専用の防寒シューズを除いて最も上位にラインナップされているのがトランゴシリーズ。これまでも優れたモデルが多数生まれてきましたが、このたび新モデル「トランゴ アルパイン GTX」がラインナップされました。
優れた登攀性能はそのままに軽量化も追求
厳冬期を除く3シーズンでは、険しい岩稜帯や雪渓などでの激しい行動に追従すべく、堅牢かつ優れた登攀性能が重視される位置付けのトランゴシリーズですが、特に登山経験の浅い人には重さがストレスとなる場合もあるでしょう。
そんな中、「トランゴ アルパイン GTX」の重量は片足約665g(EU42)。同じトランゴシリーズの「トランゴ アルプ エボ GTX」の片足約790gと比べても軽量で、こうした本格登山靴に慣れていない人でも、ストレスなく歩くことができます。
歩きやすさと確かな足運びを実現する3D FLEX SYSTEM
このクラスの登山靴でもうひとつのストレスとなりうるのが、アッパーの装着感です。多くの場合、厳しい環境下での長時間・重装備での行動に耐えられるよう、堅牢性を重視して作られるため、固い履き心地になりがちなのです。
スポルティバのハイカット登山靴には、これを低減する3D Flex Systemが採用されています。足首部分に設けられた切れ込み部分が適度に伸縮することで、足首をしっかり保護しつつも適度な可動域が担保されています。
これによって、登りでも、下りでも、斜めの斜面をトラバース(水平移動)する時も、靴底を斜面全体に接地させることができ、優れたグリップ力が発揮されるのです。
快適な履き心地を実現する履き口まわり
「トランゴ アルパイン GTX」のタン(靴のベロ)は、爪先から足の甲を覆うアッパー上部と一体化しています。まるで靴下のように前足部を包み込み、ストレッチ素材を採用しているため、日本人に多い甲高な足にもフィット。砂などの内部への侵入も防止してくれます。
また、特に下りで干渉しやすいのが履き口の後部。ふくらはぎの下やアキレス腱部分が靴擦れを起こしてしまった経験はありませんか。「トランゴ アルパイン GTX」は履き口の後部を大胆に低くカットした上、履き口の生地から芯材を省くことで柔らかになり、ストレスを低減しているのです。
高品質な撥水レザーを採用したアッパー
ここまでは軽さや快適さにフォーカスしてきましたが、「トランゴ アルパイン GTX」は同社の登山靴上位ラインナップであるトランゴシリーズならではのパフォーマンスも、きっちりと備えています。
アッパーには北イタリア・チロル地方のペルワンガー社がつくる1.8mm厚レザーを採用。高級登山靴専用の防水レザーとして世界的な知名度を誇り、他ブランドの上位モデルにも採用されている素材です。これにより、従来モデルよりも薄手のレザーで軽量化を実現しつつ、岩角などからの耐摩耗性と快適性・サポート性も両立しています。
軽量化と優れたフィット感を両立したシューレースシステム
「トランゴ アルパイン GTX」のシューレース(靴ひも)を固定するフックは、カーボンファイバーとポリマーを混合した軽量かつ高い強度の素材を採用しています。
またこの固定方法が秀逸。靴ひもを通す部分は爪先近くがウェビングテープ、そこから左右3つずつのフックはホール(穴)に通す方式で、足先をしっかりと包み込んでくれます。
そこから先のカット部分は靴ひもを引っかけるフック方式ですが、よく見ると一番下の足首部分のフックは深くなっています。ここに靴ひもを通した上で引っ張るなどテンションをかければ靴ひもがロックされ、それより下の足先がゆるまない設計です。
前述の3D Flex Systemを機能させるためには、さらに一番上のフックまでしっかり靴ひもを締めておくことがおすすめ。最上部2つずつのフックは足首部分のそれと違いロック機構がないため、3D Flex Systemによる前後左右への足首の動きに追従して靴ひもも動く仕組みです。
アウトソールにも新テクノロジーを採用
「トランゴ アルパイン GTX」は、アウトソール(靴底)にも新テクノロジー・SPRINGLUG TECH (スプリングラグ・テック)を採用しています。これまた優れた登山靴のアウトソールの代名詞であり、1937年に北イタリア・ミラノで創業したVibram(ヴィブラム)社が新たに開発したテクノロジーで、さまざまな路面で快適さを実現してくれます。
他のスポルティバのシューズと同様、ラグ(靴底の突起)のパターンはヴィブラム社と共同開発され、ブレーキ性能・推進力・衝撃吸収性に優れたインパクトブレーキシステムを採用。爪先内側にはクライミングゾーンも配され、小さな岩角にも立ち込むことが可能です。
疲労を足に蓄積させないミッドソール
前述の通りアウトソールにも衝撃吸収性を備えた「トランゴ アルパイン GTX」ですが、ミッドソールも秀逸です。
黒色のアウトソールと本体の間の赤色(後足部)、黄色(前足部)のミッドソールは、押してみると適度な柔らかさを感じる低密度PU(ポリウレタン)製。そのクッション性で岩場などからの突き上げによるショックを吸収し、疲労を足に蓄積させないパーツです。
かかと部分のミッドソールにはコバが配置されており、セミワンタッチアイゼンを装着することが可能。気温が高い残雪期の高山や夏山の雪渓でも、安心して使用することができます。
トランゴシリーズのポテンシャルを快適に享受できる一足
トランゴシリーズは、スポルティバの3シーズン用シューズとしてはフラッグシップ的な位置付け。ここまで見てきたように、「トランゴ アルパイン GTX」は、このトランゴシリーズの優れたポテンシャルを、このクラスの登山靴にありがちな重さ・硬さなどのストレスなしに享受することができるモデルです。
このクラスの登山靴を必要とするレベルへとステップアップする人の「次の一足」としては、まさに好適。もちろんソール張り替え可能なので、長く愛用することができます。イタリアのブランドならではの色使いやフォルムなどが醸す“色気”も人気の理由のひとつかもしれません。
スポルティバのシューズで、スタイリッシュに本格登山を楽しんでみませんか。
商品詳細
ブランド | LA SPORTIVA(スポルティバ) |
名称 | トランゴアルパインGTX/MENS |
素材 | アッパー:PERWANGER® 防水レザー1.8mm |
フィット | テクニカルフィット |
重量 | 約665g(1/2ペア) |
サイズ | 40(25.5cm)、41(26.1cm)、42(26.7cm)、43(27.3cm)、44(27.9cm) |
カラー | イエロー |
備考 | ・防水性と透湿性に優れたGORE-TEXパフォーマンス・コンフォート・メンブレン |