マイクロファイバーの抜け落ちを防ぐために考えられたのが、糸を立体的に編みこむことで、生地の内側に小さなカプセル状のエアポケットを作り、その中に暖かい空気を閉じ込めて断熱性を発揮するという技法。その生地構造は、素材の見た目にも表れています。

表はフラットですが、裏面は細かいグリッド状の凹凸が並びます。一見すると中綿入りのようにも見えますが、2つの素材で繊維の短い中綿を挟み込むのではなく、1本の糸を立体的に編むことでダブルフェイス構造が作られているため、従来のフリース製品と比較して、最大80％ものマイクロファイバーの抜け落ちを削減することができるのです。

肌触りは柔らかですが、起毛感はないので着心地はソフトシェルに近い印象。ふわっとしたフリースに比べるとやや重量感はありますが、充分に軽量で非常に伸縮性も高く、アクティブなシーンのミッドレイヤーにぴったり。もちろん透湿性にも優れ、運動による汗や湿気がこもることもありません。

素材自体にさほど厚みはありませんが、目のつまったしっかりとした素材感で保温力も確か。耐久性に優れるので、摩擦などを気にせず動ける安心感があります。フリースよりも風を通しにくいので、アウター的な要素はフリースを上回るでしょう。

デザインやディティールは、フリースの名品「パワーフーディ」や「アウトライトフーディ」の流れを汲んでいます。

フードは、シェルやレインウェアのように、内蔵コードでフィット感を調整できる仕様。アジャスターなどのない簡易的なものですが、素材の特性からか、一度引くと好みの位置でしっかりと止まるのでいつの間にか緩んでしまうということはありません。

口元まで届く少し高めの襟は、フードを被らないときも、冷たい風や空気を遮り保温力をアップさせます。

両サイドの、絶妙に使いやすい位置にあるファスナー付きハンドポケットは、バックからフロントへ斜めに付けられていて、ファスナーの開閉やものの出し入れがスムーズ。

フロントファスナーは、何かと便利なダブルファスナーを採用。真ん中を閉じたままファスナーを上下に大きく開ければ、バタつくことなく温度調節ができ、ファスナーの位置を変えてシルエットに変化を付けることもできます。大きめのタブ付きで、グローブをしていても操作がしやすいのもうれしいところ。

袖口は、長めのカフにサムホールを配した形。手の甲までをしっかりカバーして保温力を高め、上にシェルを重ねるときに、袖がずり上がることもありません。

裾のフィッティングのためにドローコードはポケットの中に。コードが表に出ないので、行動中に木などに引っかかる心配もなし。アウトドアで重要な、こういった細かい配慮も、フーディニが一流と呼ばれる理由のひとつでしょう。

このように、形は従来のフリースを踏襲し、素材を置き換えたことで、ミッドレイヤーのカテゴリーに新たな選択肢が生まれました。
フリースよりも薄手でかさばらないのに、保温力が高く風にも強い。非常に高いストレッチ性能と優れた透湿性で、アクティブな場面でもムレや濡れ感を気にせず使える。目の詰まった素材感で耐久性にも優れ、よりアウター的な使い方が広がる。さらに、自然への負荷を大幅に減らすことができる。

着やすさやデザインを損なうことなく、環境への取り組みを重視した、次世代に向かっての明確な方向性が表現された1着です。登山やハイキング、キャンプなどのアウターとして、シェルの下に着るミッドレイヤーとして、街使いの気軽なアウターとしても、どんなスタイルにも似合うシックなカラーとスマートなデザイン。新たなヘビーユースアイテムになること、間違いなしです。

マイクロファイバーの抜け落ちを防ぐために考えられたのが、糸を立体的に編みこむことで、生地の内側に小さなカプセル状のエアポケットを作り、その中に暖かい空気を閉じ込めて断熱性を発揮するという技法。その生地構造は、素材の見た目にも表れています。

表はフラットですが、裏面は細かいグリッド状の凹凸が並びます。一見すると中綿入りのようにも見えますが、2つの素材で繊維の短い中綿を挟み込むのではなく、1本の糸を立体的に編むことでダブルフェイス構造が作られているため、従来のフリース製品と比較して、最大80％ものマイクロファイバーの抜け落ちを削減することができるのです。

肌触りは柔らかですが、起毛感はないので着心地はソフトシェルに近い印象。ふわっとしたフリースに比べるとやや重量感はありますが、充分に軽量で非常に伸縮性も高く、アクティブなシーンのミッドレイヤーにぴったり。もちろん透湿性にも優れ、運動による汗や湿気がこもることもありません。

素材自体にさほど厚みはありませんが、目のつまったしっかりとした素材感で保温力も確か。耐久性に優れるので、摩擦などを気にせず動ける安心感があります。フリースよりも風を通しにくいので、アウター的な要素はフリースを上回るでしょう。

デザインやディティールは、フリースの名品「パワーフーディ」や「アウトライトフーディ」の流れを汲んでいます。

フードは、シェルやレインウェアのように、内蔵コードでフィット感を調整できる仕様。アジャスターなどのない簡易的なものですが、素材の特性からか、一度引くと好みの位置でしっかりと止まるのでいつの間にか緩んでしまうということはありません。

口元まで届く少し高めの襟は、フードを被らないときも、冷たい風や空気を遮り保温力をアップさせます。

両サイドの、絶妙に使いやすい位置にあるファスナー付きハンドポケットは、バックからフロントへ斜めに付けられていて、ファスナーの開閉やものの出し入れがスムーズ。

フロントファスナーは、何かと便利なダブルファスナーを採用。真ん中を閉じたままファスナーを上下に大きく開ければ、バタつくことなく温度調節ができ、ファスナーの位置を変えてシルエットに変化を付けることもできます。大きめのタブ付きで、グローブをしていても操作がしやすいのもうれしいところ。

袖口は、長めのカフにサムホールを配した形。手の甲までをしっかりカバーして保温力を高め、上にシェルを重ねるときに、袖がずり上がることもありません。

裾のフィッティングのためにドローコードはポケットの中に。コードが表に出ないので、行動中に木などに引っかかる心配もなし。アウトドアで重要な、こういった細かい配慮も、フーディニが一流と呼ばれる理由のひとつでしょう。

このように、形は従来のフリースを踏襲し、素材を置き換えたことで、ミッドレイヤーのカテゴリーに新たな選択肢が生まれました。
フリースよりも薄手でかさばらないのに、保温力が高く風にも強い。非常に高いストレッチ性能と優れた透湿性で、アクティブな場面でもムレや濡れ感を気にせず使える。目の詰まった素材感で耐久性にも優れ、よりアウター的な使い方が広がる。さらに、自然への負荷を大幅に減らすことができる。

着やすさやデザインを損なうことなく、環境への取り組みを重視した、次世代に向かっての明確な方向性が表現された1着です。登山やハイキング、キャンプなどのアウターとして、シェルの下に着るミッドレイヤーとして、街使いの気軽なアウターとしても、どんなスタイルにも似合うシックなカラーとスマートなデザイン。新たなヘビーユースアイテムになること、間違いなしです。