ニットゲイターのように伸縮性はないので、フィッティングの調節にはフロントの面ファスナーを使用。2つのフィット感が選べるので、ウェアの衿周りのデザインによって、調整が可能。

一般的な面ファスナーは、冬場によく使うニット素材などが引っ掛かりやすいのが難点ですが、こちらは毛足の短い特殊なものを使用しているので、毛糸などが絡みにくいのが便利。着脱の際にバリバリと大きな音を立てないのもうれしいところ。

そして、気になる左右のファスナーは、ベンチレーションのためのもの。使用中に暑いと感じたり湿気がこもったりしたら、ここを開ければ簡単に換気ができて、ネックゲイター自体を着脱する手間が省けます。表からは目立たないコンシールファスナーを使っているのも◎。
まさに、アウターシェルのような発想をネックゲイターに取り込んだユニークなデザインは、アウトドアとタウンのボーダーを繋ぐ、ハロコモならではの発想といえるでしょう。

フロントはしっかりと高さがあって、襟元をしっかりと保温。首の後ろにあたる部分は幅が狭くなっているので、もたつきがなくすっきりと使えるのもいいところ。裏地側に金属などを使用していないので、低温時に冷たさや硬さを感じる不快感もありません。

冷たい風から体を守るように、コートの襟を立てる感覚で使える、中綿入りのネックゲイター。超軽量コンパクトで、小さく折りたたんで持ち運べるので、アウトドアシーンはもちろん、日常生活でもバッグの隅に入れておけば、寒い中で電車やバスを待つ時間も、ビル風のなかを歩く間も、つらい思いをする必要はありません。

手洗いで簡単にお手入れできるので、扱いも楽々。シンプルなのでユニセックスで使えて、どんなファッションにも相性は抜群。軽量コンパクトな防寒アイテムとして、スタイリングのアクセントとしてアクセサリー感覚で、ユニークなネックゲイターを取り入れてみるのはいかがでしょうか。