「登山用の服は高い」というのはよく聞く話。日常とはかけ離れた環境で、安全に快適に使うことを考えて作られた登山用のウェアには、一般的なカジュアルウェアとは違う機能が求められるからこそ、それに見合った価格が高くなるのはしかたありません。
もっと手に取りやすい価格で作ることができれば、きっと多くの人に喜んでもらえる。けれども、アウトドアで使う前提で作るなら、機能を削ることもクオリティを落とすこともできない。
そんなジレンマを解消するためにYAMAPがたどり着いたのが、「使う回数を増やす」という発想です。
月に1度の山にしか着て行けないものはなく、毎日の生活でも着ることができれば、価格に見合うだけの価値を感じてもらえるのではないか。街でもアウトドアでも、快適でカッコよく着られるものがあれば、「登山の服は高い」という印象を変えられるのではないか。
そこから生まれたのが、YAMAPとグラミチが提案する「トレイルシリーズ」。

























この商品が含まれる商品グループ
「街でも使える山のボトムス」の秋冬モデル
目指したのは、冬山で使える機能と、街でも着られるデザインの両方を、どちらも妥協せず手に入れること。秋冬のトレッキングに使える1本としてはもちろん、街のファッションや雪国の日常にも使える、暖かくて動きやすくてカッコいい1本ができあがりました。
至高のフリース「STORM FLEECE」の素材力
このパンツの個性を表す、大きな要素のひとつが素材。至高のフリースとの呼び名も高い、STORM FLEECEを採用しました。1989年創業の台湾のテキスタイルメーカー「SINGTEX」が作る、高機能で地球にやさしい素材です。
表はさらりとした肌触りのソフトシェル。目の詰まった生地に、わずかにグリッド状の凹凸が感じられる表面は、風をしっかりとブロックし、耐久撥水加工により多少の雨ではびくともしない撥水性も確保。汚れがつきにくく、簡単に落とせるので、意外に汚れがつきやすい雪の季節も、ストレスなく使うことができます。
肌にあたる内側は、グリッド状のスリットのある目の詰まった短い起毛。
薄手で軽いのにしっかりと保温性を発揮しながら、スリットが優れた通気性を発揮して、ムレのない快適な状態をキープします。
驚くほどよく伸びる4ウェイストレッチの伸縮性で、どんな動きも妨げることはなし。
アウトドアで使える耐久性や耐摩耗性など、冬の登山に求められるいくつもの機能を、すべて確保しています。
裏はフリース、表はソフトシェルと表裏で異なる特性がありますが、これは素材を張り合わせたものではなく、特殊な技術で2つの素材が1つに結合されているのが特徴。フォームや接着剤などを使用する必要がないので、軽量で柔らかく、はがれなどの劣化もありません。
そして、この素材のもうひとつの特徴は、自然環境にやさしいこと。
貼り合わせの工程をカットすることで、生産上のエネルギーや水の使用料を、大幅に減らすことができます。また、海洋汚染の原因となるマイクロファイバーの脱落も、最小限に抑えることにも成功しました。
アウトドアの品質を街のスタイルにつなぐグラミチのデザイン力
素材の機能を最大限に生かすのが、グラミチ持ち前のデザイン力。街でも履きたいと思えるものをつくるため、シルエットには徹底的にこだわりました。
春夏に比べると、秋冬用の街でも山でも使えるパンツは、あまり多くは存在しません。保温性や撥水性、防風性を確保しようとすると、素材が厚くなってウエストや腰回りがもったりしがちだったり、冬用のハイカットブーツを使うことを考えると、すそ幅にゆとりが必要だったり、どうしても、スマートさに欠けるシルエットになりがちだからというのが理由です。
ただ、それこそがこのパンツに課せられた使命。「冬山でも快適に使えて、街にも違和感なく履けるもの」を作るために、試行錯誤を重ねた結果、スタンダードなテーパードシルエットにたどり着きました。
スッキリときれいに見えることに加え、裏地が肌に触れる範囲が増えるため、フリースの肌触りと保温力を充分に得られます。年齢や性別にかかわらず、だれもが使いやすいスタイルに仕上がりました。
登山に寄りすぎない引き算のディティール
たとえば、冬山用パンツにはよくあるベンチレーションは、負荷の大きい本格的な冬山登山では便利な機能ですが、街づかいではデメリットの方が大きいので、いさぎよくカット。
冬山登山用のパンツによくある、アイゼンの歯から生地を保護する裾の補強材もありません。裾が細めなので、ボリュームのある冬靴の上から被せることはできませんが、ゲイターを併用すればどちらも解決できるので、初級から中級の雪山登山にも活躍してくれます。
コンパクトなテーパードシルエットですが、ストレッチ性が非常に高いので、窮屈な感じはまったくなし。グラミチの代名詞でもある「ガゼットクロッチ」を採用しているので、180度の足上げ開脚も可能です。
ウエストは、ゴムとウェビングベルトのダブル使い。紐を解いたり結んだりする必要がないので、片手で手軽に好みのフィット感が調整できます。着脱も簡単で、レイヤリングの増える冬場は、トイレのときなどにありがたみを感じるでしょう。
右のバックポケットは、ファスナー付きでスマホ収納にぴったり。お尻のエクボの部分に配置することで、座ったときの干渉がなく、絶妙に付けられた角度が、出し入れをスムーズにしています。
手軽に開閉できるベルクロのクロージャー付きの左のバックポケットは、少し深めで収納力抜群。深フロントポケットの裏地は柔らかいメッシュを採用し、通気性を確保しました。着用時にポケットがもたつかないところもポイントです。
街に山に、日常に冒険に、いつでも使える最高のコスパ
普段の生活や街でのショッピング、寒い場所への観光やスノースポーツの往復に、長時間寒さと戦うワカサギ釣りや、雪かきなどの重労働に。山ではたくましく、街ではスマートに実力を発揮してくれます。
これから冬山登山を本格的にやろうと考えているなら、ハードなシーンまで使えるものを選ぶのがいいでしょう。ただし、冬山以外で使うのはあまり現実的ではないので、山のプロか、よほど時間に都合がつく人でない限り、ワンシーズンで着る機会は、さほどないはずです。「雪山をちょっとやってみたいけど、専用のパンツを買うのはちょっと……」というのなら、これ以上のパンツは思いつきません。
冬山登山もしたいし、たまには自転車で出かけたい。街でのショッピングや美術館巡りもしたいし、温泉旅行の予定もある。山と街を行き来しながら冬を楽しむなら、このパンツ1本がおすすめ。ほとんどの場面を快適に、スタイリッシュにカバーできるでしょう。
分厚くて重くて動きにくい山用パンツではなく、軽くて柔らかくて、ふわりと温かく、都会的でスマートな1本。個性が強すぎないのでどんなトップスとも、見事になじんでくれます。
頭の中で使うシーンを想像してみてください。そして、この機能や着心地のよさが、この先何度味わえるかを、考えてみてください。休日なしのフルタイムシフトを考えると、きっと「登山用の服は意外と安い」と思っていただけると思います。
スタッフ着用比較画像
YAMAP別注ウィンタートレイルパンツは、XSからLサイズまでの、ユニセックスのサイズ展開です。ウエストの対応範囲が比較的広く、シルエットも腰回りが少しゆったりしており、足首にかけて細くなるテーパードシルエットです。
昨年のモデルからサイズを見直し、よりゆとりのあるシルエットになりました。
モデルさんの着用画像だけでは、自分に合うサイズがわからない・・・そんな方のために、今回様々な体型のスタッフに着用してもらいました。
Masa 174cm 70kg Size M
左:Nanami 157cm 54kg Size XS
中:Taka 170cm 64kg Size S
右:Masa 174cm 70kg Size M
「詳しいサイズはこちら」を押していただくと、よりたくさんのスタッフ着用画像が見れます。ぜひ参考にしてみてください。
サイズ表
一般的な対応サイズ
商品詳細
ブランド | Gramicci(グラミチ) |
名称 | YAMAP別注ウィンタートレイルパンツ/UNISEX |
素材 | STORMFLEECE / ナイロン81% ポリウレタン10% 毛9% |
重量 | 347g(XSサイズ) |
サイズ | XS、S、M、L |
カラー | ブラック |
原産国 | 中国 |
備考 | ■多機能素材のSTORM FLEECE 採用 |
「街でも使える山のボトムス」の秋冬モデル
「登山用の服は高い」というのはよく聞く話。日常とはかけ離れた環境で、安全に快適に使うことを考えて作られた登山用のウェアには、一般的なカジュアルウェアとは違う機能が求められるからこそ、それに見合った価格が高くなるのはしかたありません。
もっと手に取りやすい価格で作ることができれば、きっと多くの人に喜んでもらえる。けれども、アウトドアで使う前提で作るなら、機能を削ることもクオリティを落とすこともできない。
そんなジレンマを解消するためにYAMAPがたどり着いたのが、「使う回数を増やす」という発想です。
月に1度の山にしか着て行けないものはなく、毎日の生活でも着ることができれば、価格に見合うだけの価値を感じてもらえるのではないか。街でもアウトドアでも、快適でカッコよく着られるものがあれば、「登山の服は高い」という印象を変えられるのではないか。
そこから生まれたのが、YAMAPとグラミチが提案する「トレイルシリーズ」。
目指したのは、冬山で使える機能と、街でも着られるデザインの両方を、どちらも妥協せず手に入れること。秋冬のトレッキングに使える1本としてはもちろん、街のファッションや雪国の日常にも使える、暖かくて動きやすくてカッコいい1本ができあがりました。
至高のフリース「STORM FLEECE」の素材力
このパンツの個性を表す、大きな要素のひとつが素材。至高のフリースとの呼び名も高い、STORM FLEECEを採用しました。1989年創業の台湾のテキスタイルメーカー「SINGTEX」が作る、高機能で地球にやさしい素材です。
表はさらりとした肌触りのソフトシェル。目の詰まった生地に、わずかにグリッド状の凹凸が感じられる表面は、風をしっかりとブロックし、耐久撥水加工により多少の雨ではびくともしない撥水性も確保。汚れがつきにくく、簡単に落とせるので、意外に汚れがつきやすい雪の季節も、ストレスなく使うことができます。
肌にあたる内側は、グリッド状のスリットのある目の詰まった短い起毛。
薄手で軽いのにしっかりと保温性を発揮しながら、スリットが優れた通気性を発揮して、ムレのない快適な状態をキープします。
驚くほどよく伸びる4ウェイストレッチの伸縮性で、どんな動きも妨げることはなし。
アウトドアで使える耐久性や耐摩耗性など、冬の登山に求められるいくつもの機能を、すべて確保しています。
裏はフリース、表はソフトシェルと表裏で異なる特性がありますが、これは素材を張り合わせたものではなく、特殊な技術で2つの素材が1つに結合されているのが特徴。フォームや接着剤などを使用する必要がないので、軽量で柔らかく、はがれなどの劣化もありません。
そして、この素材のもうひとつの特徴は、自然環境にやさしいこと。
貼り合わせの工程をカットすることで、生産上のエネルギーや水の使用料を、大幅に減らすことができます。また、海洋汚染の原因となるマイクロファイバーの脱落も、最小限に抑えることにも成功しました。
アウトドアの品質を街のスタイルにつなぐグラミチのデザイン力
素材の機能を最大限に生かすのが、グラミチ持ち前のデザイン力。街でも履きたいと思えるものをつくるため、シルエットには徹底的にこだわりました。
春夏に比べると、秋冬用の街でも山でも使えるパンツは、あまり多くは存在しません。保温性や撥水性、防風性を確保しようとすると、素材が厚くなってウエストや腰回りがもったりしがちだったり、冬用のハイカットブーツを使うことを考えると、すそ幅にゆとりが必要だったり、どうしても、スマートさに欠けるシルエットになりがちだからというのが理由です。
ただ、それこそがこのパンツに課せられた使命。「冬山でも快適に使えて、街にも違和感なく履けるもの」を作るために、試行錯誤を重ねた結果、スタンダードなテーパードシルエットにたどり着きました。
スッキリときれいに見えることに加え、裏地が肌に触れる範囲が増えるため、フリースの肌触りと保温力を充分に得られます。年齢や性別にかかわらず、だれもが使いやすいスタイルに仕上がりました。
登山に寄りすぎない引き算のディティール
たとえば、冬山用パンツにはよくあるベンチレーションは、負荷の大きい本格的な冬山登山では便利な機能ですが、街づかいではデメリットの方が大きいので、いさぎよくカット。
冬山登山用のパンツによくある、アイゼンの歯から生地を保護する裾の補強材もありません。裾が細めなので、ボリュームのある冬靴の上から被せることはできませんが、ゲイターを併用すればどちらも解決できるので、初級から中級の雪山登山にも活躍してくれます。
コンパクトなテーパードシルエットですが、ストレッチ性が非常に高いので、窮屈な感じはまったくなし。グラミチの代名詞でもある「ガゼットクロッチ」を採用しているので、180度の足上げ開脚も可能です。
ウエストは、ゴムとウェビングベルトのダブル使い。紐を解いたり結んだりする必要がないので、片手で手軽に好みのフィット感が調整できます。着脱も簡単で、レイヤリングの増える冬場は、トイレのときなどにありがたみを感じるでしょう。
右のバックポケットは、ファスナー付きでスマホ収納にぴったり。お尻のエクボの部分に配置することで、座ったときの干渉がなく、絶妙に付けられた角度が、出し入れをスムーズにしています。
手軽に開閉できるベルクロのクロージャー付きの左のバックポケットは、少し深めで収納力抜群。深フロントポケットの裏地は柔らかいメッシュを採用し、通気性を確保しました。着用時にポケットがもたつかないところもポイントです。
街に山に、日常に冒険に、いつでも使える最高のコスパ
普段の生活や街でのショッピング、寒い場所への観光やスノースポーツの往復に、長時間寒さと戦うワカサギ釣りや、雪かきなどの重労働に。山ではたくましく、街ではスマートに実力を発揮してくれます。
これから冬山登山を本格的にやろうと考えているなら、ハードなシーンまで使えるものを選ぶのがいいでしょう。ただし、冬山以外で使うのはあまり現実的ではないので、山のプロか、よほど時間に都合がつく人でない限り、ワンシーズンで着る機会は、さほどないはずです。「雪山をちょっとやってみたいけど、専用のパンツを買うのはちょっと……」というのなら、これ以上のパンツは思いつきません。
冬山登山もしたいし、たまには自転車で出かけたい。街でのショッピングや美術館巡りもしたいし、温泉旅行の予定もある。山と街を行き来しながら冬を楽しむなら、このパンツ1本がおすすめ。ほとんどの場面を快適に、スタイリッシュにカバーできるでしょう。
分厚くて重くて動きにくい山用パンツではなく、軽くて柔らかくて、ふわりと温かく、都会的でスマートな1本。個性が強すぎないのでどんなトップスとも、見事になじんでくれます。
頭の中で使うシーンを想像してみてください。そして、この機能や着心地のよさが、この先何度味わえるかを、考えてみてください。休日なしのフルタイムシフトを考えると、きっと「登山用の服は意外と安い」と思っていただけると思います。
スタッフ着用比較画像
YAMAP別注ウィンタートレイルパンツは、XSからLサイズまでの、ユニセックスのサイズ展開です。ウエストの対応範囲が比較的広く、シルエットも腰回りが少しゆったりしており、足首にかけて細くなるテーパードシルエットです。
昨年のモデルからサイズを見直し、よりゆとりのあるシルエットになりました。
モデルさんの着用画像だけでは、自分に合うサイズがわからない・・・そんな方のために、今回様々な体型のスタッフに着用してもらいました。
Masa 174cm 70kg Size M
左:Nanami 157cm 54kg Size XS
中:Taka 170cm 64kg Size S
右:Masa 174cm 70kg Size M
「詳しいサイズはこちら」を押していただくと、よりたくさんのスタッフ着用画像が見れます。ぜひ参考にしてみてください。
サイズ表
一般的な対応サイズ
商品詳細
ブランド | Gramicci(グラミチ) |
名称 | YAMAP別注ウィンタートレイルパンツ/UNISEX |
素材 | STORMFLEECE / ナイロン81% ポリウレタン10% 毛9% |
重量 | 347g(XSサイズ) |
サイズ | XS、S、M、L |
カラー | ブラック |
原産国 | 中国 |
備考 | ■多機能素材のSTORM FLEECE 採用 |