「カミナドーム2」の本体重量1310gは、ダブルウォール使用の自立タイプとしては最高レベルの軽さ。

その最大の理由が、使用されている極薄の生地にあります。インナーテントは7デニールという、一般的なテントと比べて1/4の太さの繊維を使った生地。
フライシートも15デニールの薄さで、インナーのボトム部分は30デニールで補強されています。

一見すると耐久性に不安を覚えるほどの薄さですが、インナー、フライともに生地には、耐摩耗性が非常に高い補強糸を縫いこんで破れや引き裂きを防止した、66ナイロンリップストップを採用。

ポールのしなりで張力のかかる各辺には、内側からスリングなどに使われる超高強力ポリエチレンテープで補強を施して、テントの剛性を大きく向上させて、軽量な生地でも充分な強度を実現しています。

ポールは軽量性と強度を兼ね備えたアルミ合金製（超々ジュラルミン）製で、2本のポールをクロスさせるシンプルでスタンダードな構造。劣化や故障の心配もなく、強風などの山岳環境に対応する耐久性を備えています。

パッキングされた状態は、一般的なテントの円筒形とは違い、バックパックの中でデッドスペースができにくい弁当箱型。本体の収納サイズは8×17×27cmで、小型の枕くらいのイメージでしょうか。

テント自体がとても薄くて柔らかなので、スピーディーに小さく畳め、収納袋もゆとりのあるサイズなので、すばやく収納できます。

剛性の異なるポールをつなぎ合わせることで作られる、壁が地面から緩やかなカーブを描いて立ち上がる形。球体のような空間ができるので、頭のあたりの広がりが大きく、背中を丸めずに座ることができます。

入り口が長編側にあるため、前室の幅が広く、2人分のシューズの収納や調理のためのスペースも充分。ボトムの高さも低めに抑えられていて、出入りもスムーズです。

別売りオプションとしてスノーフライと内張りをプラスすれば、厳冬期にも対応する4シーズンテントとしても使用できます。また、ポールやスリーブ、ガイラインや収納袋まで、修理用のパーツも用意されていて、長く安心して使えるのもうれしいところ。

内部空間の広さを生かして、手軽に天井部分に小物などの収納スペースが作れる、オプショナルロフト（￥2,160）も用意されています。

設営は、インナーテントのスリーブに2本のポールを通し、4ヶ所のグロメットにポールを差し込んで立体化し、フライシートを被せてペグダウンする最もベーシックな方法。
少し力が必要ですが、わかりやすく初心者でも問題なく建てられます。シンプルでパーツが少ないので、破損や忘れ物のリスクが少ないのも安心できる要素です。

最近はさまざまな工夫を凝らしたモデルもたくさんあるなかで「カミナドーム2」には、とりたてて目を引く斬新な機能はありません。
それでも、強度や快適性、軽さとコンパクトさ、ゆとりのある室内空間など、日本の山で快適に使うために絶対に必要なことはすべて高いレベルで揃えた、実に実直なモデルです。
素材の開発に定評のあるファイントラックが蓄積してきたノウハウと、日本の最先端の繊維技術をフルに活かした自信作。派手さはなくてもよいものを長く使いたいという人におすすめです！

「カミナドーム2」の本体重量1310gは、ダブルウォール使用の自立タイプとしては最高レベルの軽さ。

その最大の理由が、使用されている極薄の生地にあります。インナーテントは7デニールという、一般的なテントと比べて1/4の太さの繊維を使った生地。
フライシートも15デニールの薄さで、インナーのボトム部分は30デニールで補強されています。

一見すると耐久性に不安を覚えるほどの薄さですが、インナー、フライともに生地には、耐摩耗性が非常に高い補強糸を縫いこんで破れや引き裂きを防止した、66ナイロンリップストップを採用。

ポールのしなりで張力のかかる各辺には、内側からスリングなどに使われる超高強力ポリエチレンテープで補強を施して、テントの剛性を大きく向上させて、軽量な生地でも充分な強度を実現しています。

ポールは軽量性と強度を兼ね備えたアルミ合金製（超々ジュラルミン）製で、2本のポールをクロスさせるシンプルでスタンダードな構造。劣化や故障の心配もなく、強風などの山岳環境に対応する耐久性を備えています。

パッキングされた状態は、一般的なテントの円筒形とは違い、バックパックの中でデッドスペースができにくい弁当箱型。本体の収納サイズは8×17×27cmで、小型の枕くらいのイメージでしょうか。

テント自体がとても薄くて柔らかなので、スピーディーに小さく畳め、収納袋もゆとりのあるサイズなので、すばやく収納できます。

剛性の異なるポールをつなぎ合わせることで作られる、壁が地面から緩やかなカーブを描いて立ち上がる形。球体のような空間ができるので、頭のあたりの広がりが大きく、背中を丸めずに座ることができます。

入り口が長編側にあるため、前室の幅が広く、2人分のシューズの収納や調理のためのスペースも充分。ボトムの高さも低めに抑えられていて、出入りもスムーズです。

別売りオプションとしてスノーフライと内張りをプラスすれば、厳冬期にも対応する4シーズンテントとしても使用できます。また、ポールやスリーブ、ガイラインや収納袋まで、修理用のパーツも用意されていて、長く安心して使えるのもうれしいところ。

内部空間の広さを生かして、手軽に天井部分に小物などの収納スペースが作れる、オプショナルロフト（￥2,160）も用意されています。

設営は、インナーテントのスリーブに2本のポールを通し、4ヶ所のグロメットにポールを差し込んで立体化し、フライシートを被せてペグダウンする最もベーシックな方法。
少し力が必要ですが、わかりやすく初心者でも問題なく建てられます。シンプルでパーツが少ないので、破損や忘れ物のリスクが少ないのも安心できる要素です。

最近はさまざまな工夫を凝らしたモデルもたくさんあるなかで「カミナドーム2」には、とりたてて目を引く斬新な機能はありません。
それでも、強度や快適性、軽さとコンパクトさ、ゆとりのある室内空間など、日本の山で快適に使うために絶対に必要なことはすべて高いレベルで揃えた、実に実直なモデルです。
素材の開発に定評のあるファイントラックが蓄積してきたノウハウと、日本の最先端の繊維技術をフルに活かした自信作。派手さはなくてもよいものを長く使いたいという人におすすめです！