意外と汗をかくバスト周り。しかもバストは脂肪の固まりなので、一度冷えるとなかなか温まらず、体全体を冷やす元にもなってしまいます。

ベースレイヤーは吸汗速乾素材のものを着ていても、ブラの部分だけが乾かなくてつらいという悩みも、ブラタンク型のドライレイヤーなら一気に解決。1枚で2役をこなし、荷物も減らせて汗の悩みも解決する、なんともありがたいアイテム。

そして特に注目したいのが、ブラとしての機能の高さ。「ドライレイヤー クール」は、たくさん汗をかく、トレランや自転車などのハードなアクティビティのために作られているので、バストのサポート機能は特に重視しています。

一般的なハード系サポートブラの多くは、締め付けることでバストの揺れを抑えるものが多いのですが、これは少し違うアプローチ。バストを左右一体型のブラパッドが優しくホールドし、締め付けないのに揺れにくい付け心地を追求しました。長時間行動が基本の山では、ストレスを減らす考え方がとても重要です。

ブラパッドは、独自開発の三層構造。カップ自体が水分を含まない素材でできているので、パッドが汗を吸ってずっしり重くなるなどということはまったくありません。アンダー部分は、しっかりとバストをホールドしながらも汗をため込まない、やわらかなメッシュゴムを採用。一般的なゴムベルトのような汗だまりや、フィット感不足によるずり上がりの不快感がありません。

さらにうれしいのは、抗菌防臭性の高さ。ニオイの主な原因となる「黄色ブドウ球菌」の増殖を抑え、撥水加工が皮脂の付着を防ぐことのダブル効果で、ニオイを99.9％以上抑えることに成功しました。

これならテントや小屋での宿泊時や、帰りのバスや電車のなかでの心配が減るし、長期にわたる縦走登山などでも、着替えの回数を減らすことができるので、荷物の軽量化にも貢献します。

1枚でブラとドライレイヤーの機能を備え、上に着るものを選ばない、襟ぐりの広いタンクトップ型。縫製にも工夫をして、縫い目が肌に当たってストレスを与えることを徹底的に排除しました。

暑い場面で頼りになる「涼しく、ドライ」なドライレイヤー。着ていることを意識させないのに、汗をかく場面ではその存在の大きさを実感するはず。男性よりも1枚着るものが多い女子のハンディが、これ一枚で簡単にクリアできます！

大きな進化を遂げたドライレイヤークールで、酷暑の山も快適に楽しみましょう。