ミッドレイヤーと組み合わせても、1枚でも使えるベースレイヤーは、レイヤリングを支えるまさに基本のアイテム。肌に近い場所でダイレクトに着心地に影響を及ぼす、重要な存在です。
暑い季節の登山やトレイルランニングなど、大量の汗をかく環境では、ベースレイヤーには通気性と速乾性がマスト。しかしそれだけでは、本格的なアウトドアを心おきなく満喫するには、重要な要素が充分とはいえません。


























新素材開発が生んだ、軽くて薄くてタフな次世代ベースレイヤー
少しとろみを感じる、ふわりと柔らかで軽い素材。極薄でかなり繊細なイメージですが、その中身を知ればすぐに「ドラウトゼファーT」の見た目とのギャップの大きさに驚くことになるでしょう。
よく見ると、小さな穴が規則的に並ぶニット素材。わずか0.43㎜という薄さなのに、なぜか透け感はさほど強くなく、淡いカラーでも下に着るものを選ばずに着用できます。必要以上に凹凸を拾わず、下着っぽさのないきれいなシャツといったイメージです。
「ドラウトゼファージップT」の最大の特徴は、この見た目からは想像のできないほどのタフさ。薄手の化繊シャツの弱点である、引き裂きや摩擦に対する弱さを克服し、暑い季節の登山やトレイルランニングなどのシーンで使える強さを手に入れました。
強さの理由は、ナイロン100%素材を採用したこと。一般的な吸汗速乾素材にはポリエステルが使われることが多いのですが、ナイロンは素材自体の耐久性が高く、同程度の厚さのポリエステル製のベースレイヤーと比べて、約130%の破裂強度を達成したのです。
「ドラウトゼファー」は、ニット構造による優れた通気性と、水分をすばやく拡散して乾かす吸汗速乾性を備えながら、極薄で軽いのに強度にも優れるという、本格的なフィールドアクティビティで、暑い季節に1枚で着られる、ベースレイヤーの理想ともいえる形を成し遂げました。
ドラウト構造の通気性により、ウェア内のムレや湿気はすばやく外に排出され、気温が高いなかでも激しい運動時も、衣服内のオーバーヒートを抑え、瞬時に汗を吸い上げて、張り付きやベトつきなどの不快感を解消。非常に速乾性が高いため、例えば突然雨に降られて一度濡れてしまっても、着ている間に体温で乾いてしまうほど。
少し深めに設けられたハーフジップ型は、着脱がしやすく開け閉めすることで温度調整も可能な、夏のベースレイヤーに便利な形。UVカット加工もされていて、知らない間に焼けやすい首の後ろを高めの襟がカバーするので、紫外線の強い季節にうってつけ。
シンプルなデザインではありますが、実は肩回りは、動きやすさや快適性を考えた複雑なカッティングがされているのがわかります。素材の伸縮性に合わせてストレッチする縫い目や、肌にストレスを与えない裏側の処理など、細部にまで丁寧に工夫がこらされているのは、さすが日本製といった完成度の高さ。
左袖の小さなブランドネームのプリント。裾にはおなじみのロゴマークが小さく配されています。
薄くて軽くて丈夫で、猛暑のアクティビティでも涼しくムレずに着られ、木や岩、バックパックとの接触に神経を使わず遊びに集中できる1枚。UVカット加工のほかに抗菌防臭効果も備え、夏の暑さ対策は万全。急に気温が下がったときや風が吹き始めたとしても、レイヤリングを邪魔する要素は何一つないので、どんなミッドレイヤーとの組み合わせも大歓迎。
暑い季節のために作られた「ドライレイヤー」シリーズを下に重ねれば、鉄壁の汗対策が完成します。
何枚あっても困らないシンプルなベーシックアイテムこそ、素材にこだわった1枚を選んで、夏のアクティビティを思う存分楽しんでください。
サイズ表
S | M | L | XL | |
身長 (cm) | 162〜168 | 167〜173 | 172〜178 | 177〜183 |
チェスト (cm) | 85〜91 | 89〜95 | 93〜99 | 97〜103 |
商品詳細
ブランド | finetrack(ファイントラック) |
名称 | ドラウトゼファージップT/MENS |
素材 | ナイロン100% |
重量 | 100g |
サイズ | S、M、L、XL |
カラー | DY(ダークネイビー) |
原産国 | 日本 |
備考 | アウトドア用新素材開発で生まれた次世代のベースレイヤーです。吸汗拡散機能を持つ極薄ナイロン素材は、軽さと耐久性を併せ持ちながら、夏用ベースレイヤーに不可欠な高い通気性を実現。ナイロン特有のクーリング性能と相まって、ウエア内の蒸れを大幅に軽減しながら、激しい運動による過剰な体温上昇の抑えることに貢献します。 ■薄手軽量 ※本商品(ドラウト®ゼファー)は、軽さと機能を両立させるために繊細なニット生地を採用しています。繰り返しの摩擦や面ファスナー、枝などの引っかけ、硬い物との接触により、生地に損傷が生じる恐れがあります。また、ニット生地は繰り返しの使用や洗濯によって縮みやすい特性があり、特にタンブラー乾燥は大幅な縮みが発生するので絶対に避けて下さい。 |