山道具を揃える上で、とても大切になるのがシューズ選びです。というのも、山行スタイルやアクティビティに合わせて適切なシューズを着用する必要があるから。かつては「登山」といえば、ミドルカットのしっかりした登山靴がスタンダードとされてきました。もちろん、荷物が重く、長距離を歩くようなクラシックスタイルであれば、やはり登山靴がベター。しかし、ファストパッキングやUL(ウルトラライトハイキング)といった軽快さ、軽さを追求するような山のスタイルも登場しており、そういったスタイルでは、いわゆる登山靴は走ったりすることはもちろん、負荷が大きいため適しません。
そんな軽快さを求めるシチュエーションに最適なのが、この「and wander(アンドワンダー)/サロモン クロスハイク フォーアンドワンダー」です。











もっと軽快に、もっと遠くまで歩くためのハイクシューズ、「and wander(アンドワンダー)/サロモン クロスハイク フォーアンドワンダー」
サロモンは、フランス発のアウトドアメーカー。主にスキーをはじめとするウインタースポーツに由来があり、トレイルランを軸とした登山用品も手がけるヨーロッパでも最大級のブランドです。
そんなサロモンにand wanderが別注したモデルなのですが、特筆すべきは本来の機能をそのままに、and wanderらしいデザインに落とし込んでいるところ。都会的なテイストをちりばめながらも確実にフィールドで機能する実用性を兼ね備え、前述のファストパッキングから気軽なハイキングまでカバーしてくれます。
「and wander(アンドワンダー)/サロモン クロスハイク フォーアンドワンダー」の魅力は、なんといっても絶妙な軽やかさ。登山靴とトレイルランニングシューズの中間をイメージしていただくとわかりやすいと思うのですが、ある程度しっかりしたソールとアッパーで不安定な登山道でも安心。それでありならも機動性もあるのでファストパッキングにも対応できるんです。そのカギとなるディティールを見ていきましょう。
防水仕様で足元の冷えをカット
まずは防水シューズであること。いわゆるトレランシューズの多くは通気性を持たせるためにメッシュ生地をアッパーに採用しており、防水性がないものも多くあります。一方こちらはソールとアッパーが一体型になり、かつアッパー自体に防水性があるため、コンディションの悪い登山道などでも安心して歩くことができます。この点はいわゆる登山靴のような機能。水溜り、泥、濡れた草木の上を歩いても足が濡れることがありません。
シームレスな設計によるアッパーとソールデザイン
シューズのつま先部分を見ていただくとよくわかるのですが、ソールとアッパーをつなぐ部分が溶着により一体になるように設計されています。縫い目をなくすことで水の染み込みを最小限に防ぐだけでなく、ひっかかりが少ないためストレスも軽減。そしてシンプルなルックスに貢献しています。
厚手のミッドソールとグリップするソールデザイン
岩や砂利、泥など、常に一定ではない登山道のコンディションに対応してくれるのが、このしっかり目のソールです。ミッドソールは厚手となっており、接地時のクッションの役割を果たしてくれます。ソールデザインは前後にしっかりグリップする凹凸が設けられています。面というよりも複数の点で地面を捉える設計となっており、ファストパッキングのように素早い足置きにも対応してくれます。
and wanderらしいリフレクション
カラーはシンプルに一色としながらも、ロゴやテープなどにリフレクション素材を組み合わせることでアクセントにしています。夜間の視認性はもちろん、and wanderらしい遊び心ともいえるデザインです。
ファストパッキングはもちろんのこと、「デイハイクをもっと軽やかに楽しみたい」「フラットな登山道は少し走りたい」というような方にはぴったり。近年はあらゆる登山道具が軽量・コンパクト化していることもあり、従来のような登山靴が必ずしも必要というわけではありません。もちろんこのシューズがすべての山行をカバーできるものではないことを前提に、登山をより軽快に楽しみたい方にはこれ以上ない選択肢。歩きも走りも楽しめる、バランスのよいシューズです。もちろんand wanderのスタイルが好きという方にもオススメです。
andwander(アンドワンダー)/サロモン クロスハイク フォーアンドワンダー
23.0 | |
ブランド |
andwander(アンドワンダー) |
名称 |
サロモン クロスハイク フォーアンドワンダー |
サイズ |
23.0cm、24.0cm、25.0cm、26.0cm、27.0cm、28.0cm |
重量 |
770g |
カラー |
beige(ベージュ) |