独自のトレイルランニングシューズで知られる「ALTRA(アルトラ)」。その快適すぎる履き味から、今では比較的ライトなトレッキングでも愛用するユーザーも増えてきました。とりわけブランド創業来10年以上も継続展開するアイコン的モデル「ローンピーク」は、山で見かけない日がないと言っていいくらい浸透してきました。
そんなアルトラを代表するフラッグシップモデルの、初代からかぞえて9世代目に当たるモデルが「ローンピーク9プラス」です。
「ローンピーク9プラス」の特長を確かめる前に、アルトラのシューズに共通する基本構造を簡単に見ていきましょう。


















この商品が含まれる商品グループ
メガグリップ採用でさらに進化した新しいローンピーク
幅広のつま先で足元の安定性がアップ
アルトラが幅広いユーザーから支持を得ている理由のひとつに、他のシューズと一線を画す唯一無二の履き心地があります。その根底にはふたつの基本構造が関わっており、そのひとつが意図的に広く作られているつま先の形状です。
アルトラのシューズを他メーカーのものと見比べると、中足部(足の甲の指に近い部分)からつま先にかけて扇状に広がるユニークなデザインに気づくでしょう。これは、トゥボックスを台形状にすることで足の指と指が離れる状態に近づき、結果、接地面積が増えて安定感が生まれるというアルトラ独自のラスト(足型)設計。
また、指を動かせる隙間を作ることで、生まれながら足裏に備わる3つのアーチ(内側縦・外側縦・横アーチ)が正常に機能するようになり、足が本来もっているクッション性や安定性を最大限引き出すことが可能になるといわれています。
負担を減らし姿勢を正すゼロドロップ
視線をつま先からシューズの真横に移すと、今度はつま先とかかとに高低差がないことに気づくはずです。一般的なシューズはつま先 1:かかと 2の高低差で作られていることが多いのに対して、アルトラのラインナップはほとんどがつま先 1:かかと 1。これがゼロドロップと呼ばれているアルトラに共通するもうひとつの基本構造です。
素足の状態で走ってみると、だれもが自然とつま先から着地するはず。これが走ったり歩いたりするときの自然な体の動きです。しかし、高低差のあるシューズを履くことでかかと着地が可能になり、膝などの関節への負担が増大。ケガの遠因になるともいわれています。
ゼロドロップの利点には、かかとから着地するヒールストライクの減少があり、さらに、かかとが上がることによる骨盤や背骨といった骨格の歪みが軽減され、姿勢が正常な状態に近づくことも知られています。
絶妙な厚みでクッション性と足裏感覚を両立
ゼロドロップと聞くと、トレンドに敏感な方はベアフットシューズを思い浮かべるかもしれません。素足感覚を楽しむソールの薄いベアフットシューズも多くがゼロドロップで作られていますが、アルトラのシューズはいずれも独自のミッドソールでクッション性を確保。「ローンピーク9プラス」には適度な反発力とクッション性をもつEGO(イーゴ)というミッドソールが使われていて、地面から足裏までの距離(スタックハイト)は25mmに設定されています。
この厚みは、アルトラのトレイルランニングシューズなかでは薄い部類に入るため、地面の凹凸を比較的感じやすく、不整地を歩き慣れていない方には諸手を挙げて勧めることが躊躇されます。しかし、逆に足裏感覚に優れると言い換えることもでき、不整地に歩き慣れていて体力にも自信がある方にとっては、地面の凹凸を感じながらバランスを取りやすくなるメリットを秘めています。
アウトソールが評価の高いメガグリップに進化
初代から8世代目まで、これまでのローンピークには全てアルトラオリジナルのアウトソールが使われていましたが、この「ローンピーク9プラス」では日本限定のヴィブラム社のメガグリップにモデルチェンジ。これこそローンピークが「8」から「9+」へ進化した最大の変更点です。
メガグリップは、多くの登山靴に採用されているグリップ性に定評のあるアウトソール。世界規模で数々の登山者の足元を支えている膨大な実績が性能の高さを証明しており、ぬかるむトレイルから乾いた岩場まで、あらゆるシーンで足元に安定性をもたらします。
従来のアウトソールでもグリップ性に不満の声が見受けられなかったことから考えると、メガグリップになったことで一層優れた踏破性を手に入れたといえるでしょう。
縫製箇所を減らしアッパーの耐久性も向上
アウトソールのアップデートと同時に行われたのが、アッパーの改良です。素材にリップストップメッシュを使う点に変わりはないのですが、シューレースを通す穴の周りの作りがローンピーク8と異なり、「ローンピーク9プラス」では縫製箇所がほぼゼロに。つま先をダメージから守るトウガードにも採用されている素材の圧着技術を全面に用いることで、耐久性が一段と高められています。
厳しい環境にも迷わず踏み込める、信頼できる相棒
ローンピークはトレイルランニングをはじめ、いまでは登山シーンにおいても不動の地位を築いているアルトラの看板モデル。「9プラス」になったことで踏破性と耐久性が向上し、よりハードな環境・使用にも耐えうるハイレベルな一足へと進化しました。
どんな環境でも信頼できる「ローンピーク9プラス」で、新しいフィールドへ踏み出してみませんか。
商品詳細
ブランド | ALTRA(アルトラ) |
名称 | ローンピーク9プラス/MENS |
主素材 | ・ミッドソール:Altra EGO™ |
スタックハイト | 25mm |
フットシェイプ | オリジナル |
重量 | 約327.7g(US10.5 / 28.5cm) |
サイズ | US7.5(25.5cm)、US8(26cm)、US8.5(26.5cm)、US9(27cm)、US9.5(27.5cm)、US10(28cm) |
カラー | DUSTY OLIVE(オリーブ) |
メガグリップ採用でさらに進化した新しいローンピーク
独自のトレイルランニングシューズで知られる「ALTRA(アルトラ)」。その快適すぎる履き味から、今では比較的ライトなトレッキングでも愛用するユーザーも増えてきました。とりわけブランド創業来10年以上も継続展開するアイコン的モデル「ローンピーク」は、山で見かけない日がないと言っていいくらい浸透してきました。
そんなアルトラを代表するフラッグシップモデルの、初代からかぞえて9世代目に当たるモデルが「ローンピーク9プラス」です。
「ローンピーク9プラス」の特長を確かめる前に、アルトラのシューズに共通する基本構造を簡単に見ていきましょう。
幅広のつま先で足元の安定性がアップ
アルトラが幅広いユーザーから支持を得ている理由のひとつに、他のシューズと一線を画す唯一無二の履き心地があります。その根底にはふたつの基本構造が関わっており、そのひとつが意図的に広く作られているつま先の形状です。
アルトラのシューズを他メーカーのものと見比べると、中足部(足の甲の指に近い部分)からつま先にかけて扇状に広がるユニークなデザインに気づくでしょう。これは、トゥボックスを台形状にすることで足の指と指が離れる状態に近づき、結果、接地面積が増えて安定感が生まれるというアルトラ独自のラスト(足型)設計。
また、指を動かせる隙間を作ることで、生まれながら足裏に備わる3つのアーチ(内側縦・外側縦・横アーチ)が正常に機能するようになり、足が本来もっているクッション性や安定性を最大限引き出すことが可能になるといわれています。
負担を減らし姿勢を正すゼロドロップ
視線をつま先からシューズの真横に移すと、今度はつま先とかかとに高低差がないことに気づくはずです。一般的なシューズはつま先 1:かかと 2の高低差で作られていることが多いのに対して、アルトラのラインナップはほとんどがつま先 1:かかと 1。これがゼロドロップと呼ばれているアルトラに共通するもうひとつの基本構造です。
素足の状態で走ってみると、だれもが自然とつま先から着地するはず。これが走ったり歩いたりするときの自然な体の動きです。しかし、高低差のあるシューズを履くことでかかと着地が可能になり、膝などの関節への負担が増大。ケガの遠因になるともいわれています。
ゼロドロップの利点には、かかとから着地するヒールストライクの減少があり、さらに、かかとが上がることによる骨盤や背骨といった骨格の歪みが軽減され、姿勢が正常な状態に近づくことも知られています。
絶妙な厚みでクッション性と足裏感覚を両立
ゼロドロップと聞くと、トレンドに敏感な方はベアフットシューズを思い浮かべるかもしれません。素足感覚を楽しむソールの薄いベアフットシューズも多くがゼロドロップで作られていますが、アルトラのシューズはいずれも独自のミッドソールでクッション性を確保。「ローンピーク9プラス」には適度な反発力とクッション性をもつEGO(イーゴ)というミッドソールが使われていて、地面から足裏までの距離(スタックハイト)は25mmに設定されています。
この厚みは、アルトラのトレイルランニングシューズなかでは薄い部類に入るため、地面の凹凸を比較的感じやすく、不整地を歩き慣れていない方には諸手を挙げて勧めることが躊躇されます。しかし、逆に足裏感覚に優れると言い換えることもでき、不整地に歩き慣れていて体力にも自信がある方にとっては、地面の凹凸を感じながらバランスを取りやすくなるメリットを秘めています。
アウトソールが評価の高いメガグリップに進化
初代から8世代目まで、これまでのローンピークには全てアルトラオリジナルのアウトソールが使われていましたが、この「ローンピーク9プラス」では日本限定のヴィブラム社のメガグリップにモデルチェンジ。これこそローンピークが「8」から「9+」へ進化した最大の変更点です。
メガグリップは、多くの登山靴に採用されているグリップ性に定評のあるアウトソール。世界規模で数々の登山者の足元を支えている膨大な実績が性能の高さを証明しており、ぬかるむトレイルから乾いた岩場まで、あらゆるシーンで足元に安定性をもたらします。
従来のアウトソールでもグリップ性に不満の声が見受けられなかったことから考えると、メガグリップになったことで一層優れた踏破性を手に入れたといえるでしょう。
縫製箇所を減らしアッパーの耐久性も向上
アウトソールのアップデートと同時に行われたのが、アッパーの改良です。素材にリップストップメッシュを使う点に変わりはないのですが、シューレースを通す穴の周りの作りがローンピーク8と異なり、「ローンピーク9プラス」では縫製箇所がほぼゼロに。つま先をダメージから守るトウガードにも採用されている素材の圧着技術を全面に用いることで、耐久性が一段と高められています。
厳しい環境にも迷わず踏み込める、信頼できる相棒
ローンピークはトレイルランニングをはじめ、いまでは登山シーンにおいても不動の地位を築いているアルトラの看板モデル。「9プラス」になったことで踏破性と耐久性が向上し、よりハードな環境・使用にも耐えうるハイレベルな一足へと進化しました。
どんな環境でも信頼できる「ローンピーク9プラス」で、新しいフィールドへ踏み出してみませんか。
商品詳細
ブランド | ALTRA(アルトラ) |
名称 | ローンピーク9プラス/MENS |
主素材 | ・ミッドソール:Altra EGO™ |
スタックハイト | 25mm |
フットシェイプ | オリジナル |
重量 | 約327.7g(US10.5 / 28.5cm) |
サイズ | US7.5(25.5cm)、US8(26cm)、US8.5(26.5cm)、US9(27cm)、US9.5(27.5cm)、US10(28cm) |
カラー | DUSTY OLIVE(オリーブ) |